40人ほどの参加を得て、3月の月例会が24日に開催された。本射撃クラブは、フィールド射撃の会で、齢60歳以上であることが原則。ただし、女性にあってはこの限りではない。私も昨年から入会をさせていただいたのだが、皆さん、和気あいあいと射撃を楽しんでいらっしゃる。射撃はもちろんなのだが、月1回、会員と顔を合わせ、おしゃべりを楽しみにしている方も多いようだ。
 この時期に射撃なぞとのご批判もあるだろう。しかし、復興とは、以前と変わらぬ日常が一人一人の日常に戻ってくることではないか。原発はなお悪化の道をたどり、決して戻らぬ人も大勢いるわけで、射撃場、釣り宿、居酒屋、観光地等、そこいらで落とすお金を支援金にという考えもあろう。事実、11日に使うつもりだった船賃は支援金にさせていただいた。しかし、こんなことをいつまでも続けていたら、震災で落ち込んだ釣り客は長期間戻らないことになり、船宿の経営は破たんしてしまう。現にいま、船の油代も跳ね上がり、経営は青息吐息だという。居酒屋しかり、観光地しかりであろう。そんなわけで、趣味にも、また、打ち込もうと思う。が、日常の光熱費は切り詰めていくゾ。
 射撃に話をもどそう。クレー射撃は、実猟での事故防止という思いなので点数はさほど気にならない。が、クレーに向かって銃がすっと上がり、1.2キロの引き金を絞った次の瞬間、きれいに割れると気分は爽快である。欲も得も無い、透明感のある爽快感と言えば分ってもらえるだろうか?この時のイメージを描きつつ弾を送るのだが、ライフル射撃のようなわけにはいかない。銃が振れなかったり、クレーを勢い良く追い越してしまったりと、後ろを撃ったり前を撃ったり、下を撃ったり…。これはきっと、熱意と、集中力の差だろう。あとはコーチの有無!そんなわけで、スキートは13枚、トラップ5メートルは23枚、10メートルは13枚だった。これではキジもヤマドリも逃げるわけだ。
 スポーツでも、釣りでも、あるいは仕事でも、上達には持って生まれた素質以上に強い向上心と熱意と集中力が求められる。が、一番大切なのは、コーチの存在であると私は思う。そして、コーチの言うことを真正面から受け止め、試行に移してみる素直な心が、絶対に必要不可欠である。これら向上心や、とりわけ素直な心は、乳幼児期から始まる長い成長の過程で育まれ、さらに醸成されていくのだ。だから、若いお母さん、お父さん、頑張って!いま、ここが踏ん張りどころですぞ!