凄まじい激痛で、寝返りもできない日が4日続いている。一昨日の夜は普通の呼吸はおろか浅い呼吸しかできず、ほとんど眠れなかった。原因は…分からない。心当たりはある。先月26日に、テレビやビデオデッキの乗ったテレビ台を持ち上げた時に、背中がピッシ鳴ったような気がした。今日も体の向きを変えたり物を拾おうとしたりすると、右の肩甲骨の下あたりと、右の骨盤の中の前後に悲鳴を上げるほどの激痛が走り、悲鳴の後は息が詰まる。
 実は昨年7月24日あたりから8月上旬にかけて、全く同じ体験をしている。その時は、2つの病院で、頸椎、胸椎、腰椎のMRIをはじめ、CTや血液検査、レントゲン、エコー、胃カメラや腫瘍マーカーのチェック、腎臓の専門医の診察までしていただいたが、原因は解明できなかった。そのうち徐々に和らいで来たのだった。
 そんなわけで、今回はじっと和らぐのを待っている。ボルタレンを飲みたいが、前回、胃の糜爛を起こして服用を止められた経緯があるので、まさに、為す術もなくじっと耐えている。
 先日、現職時の先輩から、ヤリイカ釣行のお誘いを受けたのだが、残念!いかんとも動けない。まして、イカ釣りは150号の重りを時に200メートルの深海に沈めて一日中しゃくり続ける重労働である。最近は電動を使い、しゃくりも横着をしているが、それでも自信はない。そのイカ釣りだが、昨シーズンからは200メートルの巻き上げを平常心で待てるようになった。さらに、中りの後、超スローで巻き上げながら竿先に出る中りのたびにちょこっとしゃくってカンナに掛け、数を増やすテクニックを会得した。その他に、巻き上げを止めて、じっと次の中りを待つという手もある。100メートルを超すようでは、多点掛けをしないと数が伸びない。潮方や、群れの移動の速さによっては、一流し1投入ということも少なくない。多点掛けのテクニックは必須である。
 今年の課題としては、直結の取り込みをマスターしたい。が、ヤリイカの季節は終わりに近づいている。この激痛を早く治さないと、次のシーズンを待つことになってしまいそうだ。どなたかいい治療法をご存じないだろうか。ただ、鍼だけはご辞退したい。そう、恐ろしいのだ!