暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2012年07月

デリカシーの欠如?無知?

 デリカシーがないのか?価値がわからないのか?ん?うちの奥さんのことである。24日に長岡丸で釣ってきたフグの白子の漬けを、一口で1匹半分をぺろりと食ってしまった。あ゛~!
 5日、9日に続いて24日も長岡丸でショウサイフグを楽しんできた。9日も9匹分の白子だったが、24日も9匹分。しかもプリッとはしていなかったので、1回はたいた後らしい。それでも白子は白子!これが食べたくて通うのだから文句を言うつもりはない!が、その貴重な白子を奥ときたら一口に3つも口に放り込むのだから・・・・。そして曰く「うん、あなたの方が美味い!」。というのは、9日の分は奥がぐらぐらと2分ゆで、10分後に箸でつまんで、生のポン酢に浸したのだ。白子は哀れ2つ、3つに千切れ、ポン酢がきつ過ぎて血圧が上がってしまった。茹で時間2分は静かに茹でなければいけない。火を落とした10分後、穴の開いたお玉で静かにすくって氷水に放ち粗熱を取る。その後も静かにすくって、つけ汁に浸し、チルド室へ。つけ汁は好みだが、ポン酢を出汁で割ったり、昆布や削り節を入れたりしたらいい。私は去年収穫し冷凍してある庭の本ゆずの皮を削って入れることにしている。今日も80匹釣れたとHPに乗っているが、白子は果たして????。24日も9匹分というのは私だけだった。1匹だけという常連さん、2、3匹という人がほとんどだったからである。来年まで待つことにして明日は大原のタイを申し込んだ。外道で赤目フグが釣れているといううれしい情報もある。となったら、大原でっしょっ。ついさっき午後船を申し込んだ。因みに午前船はいっぱいという話だった。
 20日夜からの新島釣行も風と雷で中止となった。新島には縁が薄いようである。

真夏の射撃、緊張感が・・・切れた!  

 房州の猟友会のフィールド射撃会に参加してきた。千葉からは私も入れて8人が参加した。成績の方だがトラップはいつも通り?5メーターダブルはまあまあ。というのも、クレーピジョンが時間差(0.1秒か0.2秒なのだが)で放出されるというシステムにどうも乗り切れず、二の矢の命中率が上がらない。10メーターはリズムよく当たったり、連続で外したり。トラップ競技への苦手意識のほか、5メーターに比べてにクレーの切れが実際以上に大きく感じられてそれがまたプレッシャーになってしまう。左右に大きく切れていくクレーを追ってチョイ先を撃つ。あるいは大きく上昇するクレーを追って、照星がクレーを追い越した瞬間に思い切りよく引き金を絞るとオレンジ色のクレーが四方に砕け散る。当たった時はこんな感じなのだが、外しだすと、どこを撃てばよいのかわからなくなってきてしまう。多くはクレーの後ろや下を撃っているとわかっているのだけれど。釣りほど熱心には練習してないのだから、当然と言えば当然である。
 トラップの後はスキート競技を2ラウンドした。スキートは好きなので、ワクワクするような期待感があった。が、暑い!とにかく暑い!どこのクレー射場も、弾が飛び出さないようにすり鉢の底にあるからなおさらである。その暑さにも負けず緊張感を維持しつつ撃ち続けた。が、この射場、マーク(向かって右側の低い放出塔)から出るクレーがバックストップの生い茂る草の前を上昇したあと上部の白い岩肌の前を飛んでいく。この草の前を飛んでいるときの飛行線が見えずらいことこの上ない。地元の方々はなれているのだろうけど、2ヶ月に1回しか来ない遠征組は「見えない!」「見えない!」とぼやくことしきりだった。シングルは放出の瞬間から追うので問題ないのだが、左右同時に放出されるダブルでは2番射座と3番射座の、あとから撃つマークを逃げられてしまった。背中を汗のしずくがツーッと伝う暑さの中、そのあとも何とか当ててきたのだが、最後の7番射座で緊張感が、切れた!1番よりやさしくめったに外したことのない7番射座で2枚とも外してしまったのだ。後ろに立つ会長で射撃指導員の「もったいない。」と言う慰めも遠くに聞こえるように響いた。競技の後は2時から近くのドライブインで参加者全員、和気あいあいと遅い昼食を食べた。その後6位のイノシシ肉と参加賞をいただき帰途に就いた。明日からは1週間延期した新島での一つテンヤ釣行である。真夏の海の上で緊張感が持続できるか・・・自信が無くなってしまった。少しでいいから風がほしい。

強風!強風!強風!

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 おとついも昨日も今日も連日の強風である。楽しみにしていた新島釣行も延期に。何か海がおかしいとは5,6年も前になろうか、海鷹丸の御園生船長から例を挙げてられて聞いた話。低気圧が来ても台風並みに荒れる海!風だけではなく今年は水温も安定しない。先日の長岡丸フグ釣行でも魚が冷たかったし、新島辺りも冷水域に入っているようだ。6月も7月も2回しか釣行していない。畑のハウスも風と気温に合わせて窓を開けたり閉めたり…。梅雨の頃は雨こそ降るが気温もそこそこ安定し、風は凪と決まっていたものだが・・・・。そうそう、異常気象という言葉を最近は聞かない!ような気がする。去年か一昨年まではよく耳にしていた言葉なのだが・・・・。予想が正確になったが故に姿を消したフレーズなのか、異常が日常になったのか?後者だとしたら…温暖化の影響か?
 3月の冷温を受けて、とうもろこしの播種を4月末まで遅らせた。そのせいか背が低いように思う。穂も細く短いような。品種は早生のゴールドラッシュ。甘いのでついつい食べ過ぎてしまう。まぁその点を考えたら小ぶりなのは良いことには違いない。最近はとうもろこしに限らず、大根も白菜も小ぶりな品種が目立つ。小家族やメタボを意識した戦略だろうと思う。人口増加著しい発展途上国に輸出する種は、大ぶりな作物ができるに違いない。しかもほとんどの種はF1である。そんなコンナを考えると軍隊だけでなく、種もまた国際戦略の有力な武器になりうる。
 一杯飲んで、夕飯を食べた後、金太郎を連れて奥と近くのスーパーに酒の肴を買いに出た。まだ呑むのとあきれられるが、団塊の世代は酔わなければ呑んだうちに入らない!金太郎には初めてのお使い?である。路地は何とか歩いたが、大通りはしがみついていた。スーパーにはもちろん入れないから奥とベンチで待っていた。「かわいい、スコティッシュ?」と人気者だったらしいが、わたしは食べたい肴が見つからずスーパー内をうろうろするばかり。結果、納豆や冷や麦、そうめんを買ってジ・エンド!最近はいつもこうである。いったい何が食べたいのだろうか?何でも手に入る飽食の時代の心の不安?である。代わって奥が買い物に入り、いくつか見繕ってくれた。何とか自立したいのだけれど・・・・。

長岡丸で時合のトラブル!

 昨日9日、再度長岡丸に乗った。4時50分、7人の釣り人を載せて河岸払い。20分後スローダウン。ここで私は1匹釣り上げた。10分も糸を垂れただろうか。このあと船は北へ走った。そしてまたスローダウン。ここでも2匹追釣したが、船は再び北へ。しばらく走ったが、大洗手前で釣り開始となった。ここではいい調子でかかり、6時半にはツ抜けを達成した。その後もベタ底のフグをかけ続けた。スーっと誘って中りを出して掛けたり、重りをこずくように動かしたあと0テンションで待ち、ほんのわずかにふわふわっと動く竿先に小さく合わせを入れて掛けたりと絶好調だった。右舷ミヨシ1番だったので、船下ばかりでなく舳先方向に遠投して探り数を伸ばした。さらに遠くを探ろうとして力を入れて遠投した時、ゲッ!バッククラッシュ!好事魔多しとはまさにこのことだ。投げた直後のスプールに添える親指を放し、より遠くに飛ばそうとフリーの状態で投げたのだ。今日はミリオネアの100番に、1号を巻いてきていた。じじいには絡んだ時の1号は糸の上下が分からない!時合らしく、右舷の釣り師は入れ掛かりのようにしてフグを釣り上げている。予備のリールに乗せ換えようか、いやいやそっちは2号だし…と迷いながらほどいた。この間23匹で樽はストップである。ようやく戦線復帰した時には中りは遠のいていた。
 竿はいつものダイワ・165マルチセンサー。ミリオネア100に道糸が1号。道糸の先には3.5号のリーダーをFGノットで1メートル結んである。クッションの役目を果たして、急な衝撃にも道糸切れを回避してくれる。巻き込み防止の役目もある。お纏りの時のPEの擦れを防いでもくれる。ナイロンのリーダーを繋げば、0.8号でも行けるのではないか?カットウ針は細軸。刺さりがいいし、万が一の根掛かりも針が伸びて回収できそうだ。重りは蛍光グリーンで数を伸ばした後暗いアオヤギカラー。潮はやや濁りから澄みへ変わった。右舷のベテランさんも165マルチセンサーで、移動中、竿談議に花が咲いた。「竿先が繊細で魚の方から掛かってくる感じですよね」と言えば「うん、よく掛かる。掛かってからが重いよね。フグ竿には不向きなほど柔らかいから」と言う。「その分どんな良形がかかったかとワクワクする」と返す。「カワハギに使うと最高ですよ」と教えてくださった。
 この日、頭は常連さんの56匹だった。私は37匹。「いい調子で、連れていたのにねぇ」と中乗りさんに慰められたが、欲をかいて遠投した報いだろう。ほしかった白子までもが最低の9匹分だった。オスの割合が低かったのはなぜだろう?白子のあるうちにもう一度乗りたい。が、週末は新島で一つテンヤの予定だ。ああ、体が二つほしい!

ショウサイフグが40!

 食いが落ちた時の釣り方が課題!だなどと前回のブログで書いたが、まさにその通りの展開になってしまった。5時50分、10人の釣り人と中乗りさんを載せて波一つないベタ凪の海を大洗沖へと長岡丸は走った。その間に背中が痛くなり始め、ボルタレンを飲もうか我慢しようかと悩むが、ぎりぎりまで我慢することにして、体を伸ばしたり捻じったりして筋肉をほぐす。
 約50分でポイント着。「はい、どうぞ。ベタ底です。」という船長の言葉に「ベタ底か!よしよし前回の幸栄丸の中乗りさんの釣りかたで行こう。」と決めた。蛍光グリーンを選んだのはなんとなく海が暗かったから。席は右舷ミヨシ1番にわたし。2番に常連さん。3番に中乗りさん。色の選択が良かったのか、直に中りが来て鹿島サイズのフグが上がる。が、この後がスローペースで7時半にようやくツ抜けとなる。もうちょっと喰って欲しいのになとぶつぶつ言っていると中りが頻繁になってきて順調に釣れ始めた。常連さんも中乗りさんもグリーンに変え、中りが増えたようだ。
 数は伸びてきていたのだがそのうち中りが少なくなってくる。海を見ると幸栄丸が隣、やや沖に見える。ミヨシに陣取って特徴ある竿使いは件の中乗りさんだ。やはり、ほぼ空振り無しでフグを抜き上げている。お祭りでも解いているのかたまに姿が見えなくなる。その様子を見ながら常連さんと中乗りさん、それに私のボヤキが始まった。中りもない右舷に比べ、左舷の方はポツリポツリ上がっている。右舷も艫は上がっているようだ。重りを見ると赤なので赤に替え追釣する。それも2、3匹釣ると中りが止まってしまう。どうも右舷のミヨシ寄りは中りが少ないとは3人のボヤキ。中りが少ない中でのさそいが今一つ二つしっくりしない。数少ない中りはほぼ掛けているのだが…。やがて重りを底に着けたまま竿先に集中する方法で追釣し、12時ちょっと前、40匹で沖上りとなった。この日、頭は60匹。左舷ミヨシよりの釣り師だったようだ。長岡丸では船上でフグを捌くので、氷を忘れないようにしたい。
 やはり中りの少ない中での誘いに課題が残った。次回は道糸1号で挑戦してみようと思う。釣ったフグだが刺身用のほかは開きにして一夜干しを作った。白子は2分ゆでて10分そのまま冷まし、氷水に入れて粗熱を取り、ポン酢に漬けた。暮れに採り冷凍しておいたゆずの皮を削って浮かせたので、ほんのりゆずの香りがする。2分間の茹で時間、グラグラと沸騰させてしまったせいか、白子が割れてしまった。ポン酢も少し薄めたほうがよさそうだ。まあ、味付けは好みで。土曜日に長男が取りに来るので、一夜干しと一緒に持たせるつもりだ。

明日は鹿島港長岡丸へ!

 明日は鹿島港長岡丸でショウサイフグを狙いたい。ここ2、3日水温が上昇していて、しかも凪予報!潮さえ流れれば期待できそうだ。予想は得てして悪いほうに外れるもの!でも長岡丸のフグでは2回竿頭を取らしてもらった相性の良い船だ。4時半集合5時出船ということなので、遅れないよう、が、飛ばさないよう東関道を行くつもりだ。自宅からは80キロ走行で約1時間チョイで鹿島東港に行ける。恵まれている方だろうと思う。前回は幸栄丸に乗って、ベタ底の攻め方を体験した。明日も、中乗りさんや船長に教えてもらいたいと思っている。一日中食いが立つなんてことはごくまれ。中りが少なくなったときに、いかにして掛けるかが課題である。身は一夜干しにして、桜のチップで燻製して肴にするつもりだ。から揚げもいい。白子の漬けは最高である。長岡丸は従前の場所に舫っている。幸栄丸は3月まで今の場所に舫うそうだ。
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