25人中5位!言い訳ばかりになってしまうのだけれど、5メーターダブルトラップがいけなかった。コツは初矢を早く撃って、二の矢はゆっくりよく狙って撃つというのがセオリー?なのだが、スキートと同じで、最初は緑の草の上を飛んでいく。この時が良く見えない!クレーピジョンが上昇してバックストップの白い岩肌に入ると打って変わってよく見えるのであわてて撃つ。当然かなり遠くに逃げられている。二の矢はさらに遠くで、私の28インチのスキート銃の射程からは外れているというわけである。ならば絞りをきつく設定しておけばよいのだが、なにせ、クレーは5メーターという目の前から放出されるので、そうそう絞る勇気が…。10メータートラップは思い切って、いつもより1つずつ絞りをきつくして撃った。もう一つ、左斜め後ろから強い風が吹いていたので、風の息が止まる瞬間まで待ってコールして撃つようにした。トラップで使う7.5号の散弾は仁丹玉と同じような大きさである。当然、風によって右に流されている。この作戦で20枚中17枚の命中だった。が、いつもの3倍疲れた。
スキートもクレーのスピードが公式より遅い。さらに、この日は前回(「緊張感が…切れた!」)と異なり右手のマークの放出が1秒?くらい遅い。プールから出たクレーがセンターポールに達したころ、マークのクレーが放出される(静岡ルール?)。だから、左手のプールから出たクレーを撃った後、いつもは来ているはずのクレーが…いない。ほかの人も、銃が右に振れたり左に振れたりして、クレーを捜している。観客はやんやの喝采であった。2ラウンド目からは要領が解った。プールを撃った後、ゆっくり銃を振ってマークからのクレーを視界に収めてクレーの前を撃てばいいのだ。月曜日、いつもの射場では公式ルールで、さらにタイマーで22枚割ったのだが…。慣れない射撃場ではハンディが大きい(これも勿論言い訳である)。参加賞の新鮮卵とカレールー、鉢植えの花を4鉢もらったが、カレールーを見た奥、「あら、なぜカレーを作るってわかったのかしら?」とのたもうた。ぉぃぉぃ、分かるわけないだろう!
大会の後、鴨川に住む棟梁の友人宅に寄って、罠にかかったイノシシ1頭をもらって帰ってきた。食べごろサイズのメスだった。頭とワタは抜き、3日ほど流水の中に浸しておいてくれたので、血はほとんど抜けていた。棟梁のハウスで毛皮を剥し、棟梁の車に同乗していた5人で分けた。先日、君津のイノシシからは基準値の何倍かのセシウムが検出されたというニュースが流れていたが、獲っても食べられないのでは、有害駆除を引き受ける人が減ってしまう。それでなくとも千葉のイノシシ、シカ、サルは増え続け、農業被害やフェンスの費用等は甚大且つ莫大な額である。千葉市緑区でもイノシシが目撃されているという。そのうち千葉市の田畑も電気柵で囲まれるようになるのだろうか。
- カテゴリ: