月曜のバラシが忘れられず、性懲りもなく、奥に飽きれられながら、金曜日に再び新幸丸に乗った。4時ちょっと前に河岸払い。4時半に第一投を送り込む。潮は相変わらず早い。が、パラシュートアンカーと同調して糸は素直に海底に向かって伸びている。そろそろ着底かなというところで明確な中り。快心の合わせ?(いえいえマグレデス)で鉤掛かりさせた。常にドラグがわずかに鳴りながら上がってくる。底には突っ込まないので、タイではない?タモを持つ船長と、「少しドラグが弱いかしら?」「うん、そうだねえ、上げてからしめたら。」なんて話しているうちに赤い影が見えてきた。残念ながらタイではなく、型の良いチカメキントキだった。まあ、これはこれで口開けには重畳である、赤いのだから。取り込んだ後、ドラグをしめたが、ちょっときついかな?という不安はあった。その不安が現実になるまでさほどの時間はかからなかった。
根掛かりでテンヤを1個ロストした後、ややしばらくして訪れた小さな中りに合わせると、いきなり走った。竿を垂直に立ててしのぐ。止まったところで巻き始めるとと再び走り始めた。船から遠ざかるようにドラグを鳴らしながら糸がどんどん、遠慮もなく出ていく。右舷の釣り師は全員が注目していた(この時はまだ余裕があったのだけれど)。止まらない魚と苦しそうなドラグの音に不安がよぎったとたんにテンションが途絶えた。ライン・ブレイク!巻き取ってみると、結束部分で切れていた。魚をかけてからの結束部分でのライン・ブレイクは初体験だ。あとでそばに来た船長が「さっきのは高切れ?」と尋ねてきたが、「結束部分で…。夕べきれいに巻いたんですが…。」と応じるのがやっとだった。あぁ、恥ずかしい!この後はドラグを少し緩めた。(新幸丸の金曜日のHPに「・・・惜しくもラインブレイク云々」とあるのは私です。船長さん、ごめんなさい。)
再び中りが訪れたのは沖上り30分前。コツッという小さなあたりに合わせるとこれもがっちりと鉤掛かりしたようだった。こういう鉤掛かりは気分のいいものである。底に向かって繰り返される突込み(この場面だけを見ると、タイに違いないと思ってしまう)をいなしながら引き寄せていく。タモを構えた船長が、「大石さんのはタイだね。」と励ましてくれる。この時、背中の釣り師も鉤掛かりさせていて、「重いだけで突っ込まない。」と言っていたのだ。しかし、タイのようでもあるけれど…・途中でフワッとテンションが無くなる。この時はばらすまいとフルスピードでハンドルを回して糸を巻き取る。するとまた、強い引きが来るのだ。二人をお祭りに巻きこみながらようやく見えてきたギョタイは…白い!残念ながら良型のメダイだった。背中の方の獲物もメダイだった。
11時チョイ過ぎに沖上りとなったが、またまた残念な結果に終わってしまった。しかし、収穫もあった。それは、走られているときの苦しそうなドラグの音を判別できたことだ。どんなに走られても途中でドラグを締めてはいけないのは鉄則であるけれど、きついと感じたら2乃至は3クリック緩めるのは適切な対処ではないだろうか、私のように締め気味のドラグには。負荷がかかっているときのドラグの1クリックは、負荷のかかっていない時の5割増しに匹敵すると感じるが実際のところはどうなのだろう?メーカーの方に確かめてみたいものだ。
根掛かりでテンヤを1個ロストした後、ややしばらくして訪れた小さな中りに合わせると、いきなり走った。竿を垂直に立ててしのぐ。止まったところで巻き始めるとと再び走り始めた。船から遠ざかるようにドラグを鳴らしながら糸がどんどん、遠慮もなく出ていく。右舷の釣り師は全員が注目していた(この時はまだ余裕があったのだけれど)。止まらない魚と苦しそうなドラグの音に不安がよぎったとたんにテンションが途絶えた。ライン・ブレイク!巻き取ってみると、結束部分で切れていた。魚をかけてからの結束部分でのライン・ブレイクは初体験だ。あとでそばに来た船長が「さっきのは高切れ?」と尋ねてきたが、「結束部分で…。夕べきれいに巻いたんですが…。」と応じるのがやっとだった。あぁ、恥ずかしい!この後はドラグを少し緩めた。(新幸丸の金曜日のHPに「・・・惜しくもラインブレイク云々」とあるのは私です。船長さん、ごめんなさい。)
再び中りが訪れたのは沖上り30分前。コツッという小さなあたりに合わせるとこれもがっちりと鉤掛かりしたようだった。こういう鉤掛かりは気分のいいものである。底に向かって繰り返される突込み(この場面だけを見ると、タイに違いないと思ってしまう)をいなしながら引き寄せていく。タモを構えた船長が、「大石さんのはタイだね。」と励ましてくれる。この時、背中の釣り師も鉤掛かりさせていて、「重いだけで突っ込まない。」と言っていたのだ。しかし、タイのようでもあるけれど…・途中でフワッとテンションが無くなる。この時はばらすまいとフルスピードでハンドルを回して糸を巻き取る。するとまた、強い引きが来るのだ。二人をお祭りに巻きこみながらようやく見えてきたギョタイは…白い!残念ながら良型のメダイだった。背中の方の獲物もメダイだった。
11時チョイ過ぎに沖上りとなったが、またまた残念な結果に終わってしまった。しかし、収穫もあった。それは、走られているときの苦しそうなドラグの音を判別できたことだ。どんなに走られても途中でドラグを締めてはいけないのは鉄則であるけれど、きついと感じたら2乃至は3クリック緩めるのは適切な対処ではないだろうか、私のように締め気味のドラグには。負荷がかかっているときのドラグの1クリックは、負荷のかかっていない時の5割増しに匹敵すると感じるが実際のところはどうなのだろう?メーカーの方に確かめてみたいものだ。
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