暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2014年01月

ツキが回ってきた?

 ノロウィルスに感染したかもしれない。朝食をとった後から吐き気が・・・。トイレに何度か足を運び「オエェッ!オエェッ!」と励むのだが出ない!でも間を空けながら激しい吐き気が襲ってくる。足にも力が入らない。土、日、月と外出や外食を続けていたので、どこかで感染したのかもしれない。潜伏期間はどのくらいなのだろうか?久しぶりの本格的な吐き気に、何となく懐かしい気も?する。
 本当だったら今頃は太平洋の500メートルの海底に向かって15本鉤を送り込んでいるはずだった。が、この調子では船酔いと思いながら海底にまでは届くはずもないコマセをまき散らしていたかもしれない。そしてほかの5人にウィルス感染させていたことだろう。昨日の午後、船長から早々と出船中止の電話を受けてがっかりしたのだったが・・・ん、これってツキが回ってきたのかも!
 ところでノロウィルス感染症って何日ぐらいで全快するものだろうか。新幸丸だが明日は午後船もでるらしい。それまでに治らないだろうか?

イワシの気持ち!?

 退職者で作る集まりの今日は新年会だった。この会、私たちの支部は56人の会員がいるのだが、会員数は減少の一途をたどっている。巷では若者の組織離れが言われて久しいが、リタイヤ組もその類にもれない。新年会に先立つ役員会では4人の退会希望が報告された。しかも我々の組織では60歳乃至は65歳の新入会員が少ないので組織は益々高齢化するばかりである。現職中は固い団結力を誇っていたはずなのだが…。
 新年会の懇談の中でイワシの効用を報告した会員がいた。イワシが健康に良いことは釣り師には容易に想像がつく。なぜならイワシを腹いっぱい食べた魚の実に立派なこと、そして美味いことは釣り師なら周知のことだからである。だが、他の魚のえさになってしまうことをイワシ自身はどう思っているのだろうか?見事なイワシ団子が海の中では大きなフィッシュイーターに喰い上げられ、空からは海鳥に襲われて瞬く間に食い尽くされてしまう映像をたびたび目にするからだ。そんな映像を見ていると、「このイワシたちは何のために生まれて来たのだろう?喰われるために生まれて来たのだろうか?」といつも考えてしまう。今、藤井大兄の「鰯の頭も信心から(冊子てんとう虫2月号に掲載)」を興味深く読ませていただいた。

ヒラメもライト! ・・・・鹿島港・長岡丸

 17日の好釣果に気を良くして昨日も鹿島港長岡丸に行ってしまった。釣果だが1.4キロが1枚に1.2キロが2枚。あとはソゲが1枚だった。中りが4回だったから打率は10割!周りでもソゲが上がっていたし、最大でも2キロチョイだったからまあまあ、☆3つというところか。 
 前日にライトで予約を入れておいたのだが、釣り人9人と言うことで「お好きな席にどうぞ。」ということに相成った。既に4隅は埋まっていたので胴の間に席を構えた。船長も「この人数だと意外とお祭りは少ないですよ。」と太鼓判?を押してくれたが、40号から70号の重りを4個も並べマメに交換をしてお祭り対策をした。その甲斐もあって?道糸が絡むようなお祭りはなかった。この長岡丸、人数が多い時のライトの釣り師は4隅に割り振られるのでお祭りの心配はほぼなくなる。竿はシマノのライトゲームリミテッド73-190Ⅴ、リールは予備に持参したダイワのミリオネア200に道糸は1.5号。最初は1号を巻いたミリオネアの100を使う予定だったのだが、胴の間だったので1.5号に積み替えたのだ。軽い!とにかく軽い!片手で自由に誘いをかけられるし疲れない。合わせを入れた時はなんとなく頼りない感じもしてしまうがそれでもしっかりと鉤掛かりする。爺はライトに限る!昨日はロッドキーパーを持参しなかったのだが、竿を置いてほかのこと(つまみ食いや鼻水をぬぐう等)をしたい時もあるのでやはりあったほうが楽である。次回は持参しようと思う。

最後まであきらめねえ奴が・・・・鹿島でヒラメ!

 どうも大原の釣りの神様には見捨てられているようで、釣果が芳しくない。14日も大原通いをしたのだが、700gが3枚に300が4枚。デコ鯛とキントキが各1にウマ2。「大石さん流石だよ、一流し1枚は釣ってるもんね。」と船長は褒めてくれるのだがなかなか中鯛はおろか1キロを越えられない。ここは大原から気配を消して・・・と獲物を替えてみた。
 というわけで、17日、鹿島港長岡丸でヒラメを狙ってみた。19日の日曜日に兄弟がそろい正月を祝うことになっていた(例年は3日辺りなのだが諸般の事情でこの日になった)ので、ここはなんとしても1枚欲しかったのだ。5時半別船の大宝丸は鹿島港を河岸払い。ゆっくりと北上し、サッカー場沖で第一投となった。釣り座が胴の間だったので大船長と竿を並べ歓談しながらの楽しい釣行になった。「棚、いくつにした?」「うん、捨て糸が60センチだから1メーター60かな。」「うん、それでいいべ。イワシの群れの上で船止めるからな。根の時はベタ底で狙いな。」といった具合だ。やがて竿先に中りが。グッと引き込まれたところで聞き上げるとコマセマダイ用の竿が満月のようにしなった!ドラグが滑り巻き取れない時もあり、久々にヒラメの引きを楽しんだ後大船長の構えるタモに引き入れたヒラメは2キロ半とみた。が「3キロあるべ。」と言った大船長の言葉通り後検3キロジャストだった。そのあとすっぽ抜けが1回有った後は中りがこない。それでも1枚確保しているのでじっくりと待つ。沖上りの5分前、待望の中りが来た。最後のチャンスなので慎重に引き込むのを待つ。2度3度と軽い引き込みがあった後竿先が大きく引き込まれたところで竿を立てると・・・乗った!これも1枚目ほどではないが水深が浅いこともあり十分に抗いながら大船長のタモに収まった。この時すでに12時を回っていた。「沖上りだね。」というと「あと少しやるんじゃねえかな。」というので急いで仕掛けを再度結び直し海底に向かって送り込んだ。すると着底と同時に前中りもなく竿が引き込まれた。ん、根掛かり?と思ったとたんさらに引き込まれたので聞き上げるように大きく竿を持ち上げた。あがってきたのは1.6キロのヒラメだった。タモ取りしてくれた大船長が「最後まであきらめねえ奴が結局は釣るなあ。」と褒めて?くれた。これも宮本プロのおかげ(宮本プロの姿勢に感銘…10月9日のブログ)だと感謝感謝。3キロは昨日兄弟や甥っ子の胃袋に収まり、一さくずつ土産にして持ち帰らせた。1.8キロはエゾシカ5キロをいただいた棟梁に、1.6キロは脂ののった太刀魚を届けてくれたお向かいさんに進呈した。

姫初め?・・・・新幸丸・強風下のテンヤタイ

 残念ながら期待するような歳ではなくなり、姫初めに替えて新幸丸で初釣りを楽しんできた。
 残念ながら釣果には恵まれなかった。海は波と風で底が取り難いし、当然中りも取りにくい。朝一番のゴールデンタイムにもかかわらずエサも獲られない。底が取れていないのかと6号から10号のタングステンに替えて底を確実にとるようにしたが、それでも中りが取れない。強風時のセオリー通りに竿先を下げて風に当たる道糸を短くし、常に道糸を張るようにして中りを待つが…食わせられない!たまたまフォール途中でスーッと鉤をひったくった300グラムくらいのタイを釣り上げた。魚は浮いていると判断して底を切って誘い、糸を張りながら且つ途中にステイを混ぜて落とすが…やはり後が続かない。潮回りを繰り返すが中りは遠い。潮自体は緩いので、カブラを5号にしてみたりしたが結局真鯛5枚。うち一枚はリリース。花ダイ1。ウマズラ4。巻き上げ途中で抜けたものが3、4回あったがせいぜい500グラム程度だろうか。ゆっくりしゃくった時に中りが出て掛けたが、フッキングが甘いのではと不安になり追い合わせを入れたとたんにバラシタものもあった。セオリー通り、追い合わせはNGだった。バレる魚はバレる!と腹を据え、矢張り竿を立てて巻くべきだった。釣れない時ほど基本を守りたい!波と風に翻弄され釣果にも恵まれなかったせいだろうか、今日は疲れた。早く寝よう。

テンヤで正月休み!

 明けましておめでとうございます。昨年はよかった様な?良くなかったような…。アコウの提灯行列はよかった!が、暮れの24,27,30日は最悪だった。24日はフグ1匹だったし、27、28日は両日とも小鯛2枚にウマのツ抜けだった。キロ半近いハタは美味しかったけれど。
 大晦日から今日までは家の周りの片づけやたき火で過ごした。あとはテンヤの色付けやら糸の点検、それとたまに来る年賀のお客の応対である。無論酒は午前中から呑ませてもらった。
 テンヤの色付けだが、夜光塗料を塗るときは今までは白のラッカーを下地に塗っていた。しかしラッカーは剥げやすい。テンヤを咥えた魚が甲板で暴れるとテンヤが打ち付けられて簡単にはがれてしまう。帰宅してからの仕事ができそれはそれで悪くはないのだけれど、段だらのテンヤを見るのはなんとなく気分がねぇ、良くない。そこで今回はマネキュァの白を下地に塗ってみた。早く乾くし密着しているような風合いである。その上にアサヒペンの蛍光グリーントとレッドを其々のテンヤに塗った。その上にクリアを塗れば完成である。今から初釣りが楽しみだ。そうそう、鉤先だが、今まではダイヤモンドシャープナーを使っていたのだが、今年からはDIYで買った昔ながらの目の細かいヤスリで研いでみた。するとこれが実に簡単に、且つ、爪に留まる鋭利な仕上がりに研ぎあがったのだ。小さくて薄いからどこにでも入るしおまけに安価!優れものである。
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