暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2014年11月

みんな逝ってしまう!

 一枚の薄墨のはがきが届いた。今年も残りわずかになり、年末年始の挨拶辞退の知らせが届く時期になった。
 今まではご尊父ご母堂、大先輩の知らせだったのだが今年は友人の知らせが届いた。信じられない思いで電話を入れると、2年前に大腸がんの手術を受けたがリンパ節にまで浸潤していて余命1年半から2年と宣告されていたとのことだった。そんなことは一言も言ってくれなかったので、寝耳に水の話だった。最近は携帯がつながらず、奥と「別荘」に行っているわけでもあるまいになんて冗談を言っていたのだが・・・。残された間に相続税対策も済ませていたという。ご自身相続税で苦労したからだろう。仕事だけでなく趣味にも一途に立ち向かい取り組む人でゴルフも射撃もプロ並の成績を残し、体力維持には人一倍の努力をしていた。私の今の気持ちを表せる言葉が見つからない。
 古くはRCのスタント競技に共に夢中だったころ(彼は日本選手権にも出場した)プロの機体制作者を紹介してもらったり、初のターボ市販車セドリックSGLを販売年内に格安で入手してもらったり、家は離れ業種も異なってはいたのだが休日だけではない付き合いだった。が、私が2歳年下だったこともありいつも甘えてばかりいて、何一つ恩返しできないうちの永久の別れとなってしまった。何時だったか「俺たちはもうあと10年生きられるかどうかわからないんだから・・・」と言ってくれた彼の声が昨日のように蘇える。本音を打ち明けられる人がまた一人、向こう岸に逝ってしまった。寂しい。切ない。
 家庭菜園の向かいの家のご主人も21日の朝、召されて逝ってしまった。上背のある朗らかな人だったが、末期の肺がんだった。いやいや、私が逝く日もそう遠くははないはず。その日までどう生きたらいいのか。

 毎朝仏壇に線香をあげて顔を思い浮かべながら鈴を鳴らすのは私の役目だが、鈴の数が明日からは一つ増えてしまった。 

奥の要求!

 うちの奥さん、どういうわけか温泉というと箱根箱根、ハコネというので、仙石原仙郷楼に泊まってきた。金太郎は今回、秦野の次男宅に里帰りし、奥と二人の温泉旅行だった。
 一カ月以上も前から空室状態をみていたのだが、尾花の季節は終わったのにもかかわらず露天風呂付の部屋はだいぶ先まで満室状態でキャンセルも出ない。安上がりな分グレードアップした料理と濁り湯、それに紅葉を期待して車を走らせた。
 2時前には仙石原のススキの原に着いたが雨が降り出した。その雨の中を散策をしているらしく傘がいくつか揺れている。いいねえ、人影もまばらなススキの原をぶらりぶらりなんて。うち?足元の備えと、傘が1本だったのでパス。認知症を患った老夫婦が青木が原と間違い死地を求めて彷徨しているようだと通報でもされたら恥ずかしい。尾花は花穂の頃も勿論良いけれども、風がなく冷え込みの厳しい早朝、一面の枯れ尾花に真っ白な霜が降った景色もこれまたよい。この朝日にキラキラと輝いている風景の方が私は好きだ。しかし、一回でも雪が降ると雪の重みで倒されてしまうので積雪地では数えるほどしか見ることはできないのが残念だ。
 車で行き来してながめた後、ポーラ美術館で名だたる名画を眺めた。ここ、シニア料金で200円安。そのあと約束の時間を過ぎて宿に入った。部屋は角部屋のベッド付き、和洋室というのかな。釣り船の中でもゴロンと横たわってしまうと、起き上がるのが不自由する体では畳には寝られない。明日の朝までをお世話していただく仲居さんは「よし子さん」。最近では珍しくなったシステムだけど、旅に出た雰囲気が味わえていい。美味しい料理と酒をいただいたあとは濁り湯にゆったりと身を浸し、ベッドに横になった。
 翌朝は朝日を浴びて真っ赤に染まった金時山の稜線を眺め、はるか下の温泉街を覆う白い霧の移りゆく様にしばし見とれた。露天風呂で酔いを醒まし、よしこさん達に見送られて宿を後にした。関所跡を見学し、浄蓮の滝や旧天城街道を走り(歩いている人がいたのにはびっくりした。それも下田側から。)、沼津から新東名に乗った。秦野で一旦東名を下りて金太郎を拾った。帰宅する途中、なぜか金太郎は怒っていた。何度呼びかけても「ニャァアグルグルルー!」と鳴き、「ミャァーー」といういつもの優しい鳴き声は聞かれなかった。どうしたのだろう?夕飯は質素に共に50%オフの刺身と焼き鳥とボージョレー。ボージョレーは・・・2500円。んー、素直な…ワインかな。

ところで、奥様、ハコネに特別な思い出でもあるのだろうか?マサカね!うちの奥さんに限って艶っぽい過去があるはずはない!
私?ワタシねぇ・・・。 

偵察?

 片貝でアカムツが大漁続きらしい。例によって小ぶりな魚が混じるのだろうけれど・・・・とは言ってもアカムツ!電話を入れると6号止まりらしい。8号や12号、16号ならあるのだけれど残念ながら6号を500メーター巻いたリールがない。ならば常連さんはどんなリールを使っているのか、この眼で確かめてやろうと片貝に出かけてきた。
 港で待つこと2時間。帰港した船から上がってきた常連さんのリールや竿を拝見し、話を聞いた。シマノの4000番やダイワの750番、中にはリョウビのリールに5号や6号、中には4号を500~600メーター巻いていらっしゃった。4号だという先輩は予備のリールを持参しているというお話だった。釣果の方は皆さんシブかったようだったが、本命の他に美味しそうなクロムツもクーラーには収まっていた。
 明日ははるか沖の方まで凪るようだ。が、残念ながらリールの手当てがつかない。暮れのボーナスセールが始まるまでじっくりと品定めをしてみたい。予算?臨時収入と、あとは奥にすがって・・・・何とかなるかな?これって楽観的すぎる?

 ところで昨日から狩猟が始まった。千葉県の狩猟者登録は済ませてあるのだが、まだ登録者証は猟友会事務所に預けたままになっている。犬がいないので猟欲が湧いてこないのだ。イノシシ猟の誘いはあるのだが、自分の犬と一緒になってキジやコジュケイ、ヤマドリを追うほどの魅力を感じられない。さらに言えばサースやラッキーと渉猟した野山を歩くと互いに若く、楽しかった日々が思い起こされて泣いてしまいそうだ。実はそれも・・・怖い!

悔しい!

 昨日、鹿島でヒラメが釣れているというので2月3日の明広丸以来、9ヶ月ぶりにヒラメに行ってきた。竿はライトゲーム73の190Ⅴ。道糸は1.5号。リーダーは7号を1.5メーター。
 釣果は1.3キロとソゲ3枚。確かに中りは頻繁にあり、25メーター下にはヒラメがウヨウヨしていたようだ。
 イワシを船上から捨てるとカモメが拾うので、私は付け替えたイワシはストックしている。そのイワシには痛々しいほどのヒラメの歯形が!
 昨日は中りがあってもなかなか喰い込まず放してしまうことが多かった。合わせそこないは1回。巻き上げ途中でのバラシも1回。しかし歯形のあるイワシは7匹。喰いが浅い?いやいやどうもヒラメが小さいようで、残された歯形の合間が狭い。そこで、中乗りさんが配ってくれるイワシだが、小ぶりなものから使い、孫鉤も後ろの方に刺すようにした。タナも2メーターと高めにした。さらに目の前のいわしの歯形を眺めながらファイトを燃やしたのだが・・・。リベンジしたいが、イワシの群れが入り、それを追って大判が来たら釣行しようと思う。ソゲばかり釣ったところで丸干しかから揚げにしかならない。ヒラメも数が出ているときはやはり型が小さいようだ。
 ヒラメは母が食べたそうだったので昨夜と今朝の2回に分けて食べたが、やはり、2~3日寝かせないと甘みは出てこない。

深場釣りでリハビリ第2弾!

20141108133040 リハビリの第2弾である。昨日、大原鈴栄丸の深場釣りに行ってきた。
深場というとさも大仕掛けに受け止めがちだが、船上のアルバイトはさほどではない。シャクリも巻き上げもリール任せで指1本である。おまけに行き帰りに時間がかかる(昨日も2時間)ので船長にはすまないがたっぷり眠ることができる。
 3時集合。2時過ぎに港に着いたが残っている釣り座は左舷のミヨシ1番だけだった。重りが300号なのでリールはビーストマスター9000に道糸8号を900メートル。竿はシマノのディープソルジャー205Ⅱ。
 3時に河岸払いし5時ちょっと前にポイント着。例によって船長は船を止めて潮の流れを確認したあと船を回し、艫から順番に300メートルの海底に投入となった。ここでトラブルが!投げ入れた途端に仕掛けがハワイアンフックから外れて一人沈んで行ってしまった。仕掛けの細いサルカンがハワイアンフックの重なりの間に入りこんでしまったらしい。フックの上下を入れ替えておけばよかったと後悔してもあとの祭り!仕掛けと重り2500円が・・・・。第2投までほかの人の竿先を眺めることとなった。
 第2投では着底と同時に中りが来た。1メートル巻き上げて追い食いを待つ。中りが遠のいたところでさらに1メートル上げて待つ。しかし中りが続かないので回収、取り込みに移った。中りと引きからキンメらしい。うねりと魚の引きが合わさった時にリールが止まる程度にドラグを調整してゆっくりまき上げた。案の定赤い魚体2枚が海面に浮かんだが下の魚はナチュラルリリースしてしまった。取り込んだキンメは1キロには足りなさそうだがまずまずの型だった。3投では3枚。4投では5枚とうれしい外道が樽を埋めたがそこまでだった。ラス前とその前はサバのパーフェクト。大ラスは巻き上げ途中で70mの高切れというおまけまで!途中お隣さんとお纏りした時に傷でもついていたのだろう。
 収穫もあった。ハワイアンフックにサルカンを直で付けるときの注意点。もう一つは多点掛けの取り込みは足元にずらっと並べるように取り込むこと。イカなどではお隣さんとの間隔が狭いのでできないが、深場釣りは人数限定なので可能な取り込み方法である(メヌケの場合は浮かび上がってしまうので、カモメが居ない限りゆっくり取り込めばいい.)。  

物々交換?

 ネットで注文していた新しい燻製器が届いたので、早速フグを燻製してみた。ところがなかなかコマーシャル通りには上手くいかない。底をふさいでみたりしてようやく燻製らしく仕上がったのは5回目?6回目ぐらいのこと!どうも機種の選択を間違えたようだ。底が抜けかかった前の燻製器を修理したほうが手っ取り速そうだという気持ちに今は、なっている。熟考して選択した機種だったはずなのだが・・・。

 最後の作品?をお向かいさんにお届けしたら、「今日は太刀魚に行っているんですけど・・・まだ帰らなくて・・・いつもなら帰っている時間なんですけど・・・。」と奥さんが心配している。東京湾なら心配はない・・・はず。「風呂にでも入っているんですよ、きっと。」と励ました。

 すると間もなく帰ってきたようで、「途中で軽く食事をしてきたらしいです。」と言いながら立派な太刀魚を届けてくれた。まさに海老鯛!わらしべ長者になった気分!勿論夕飯は太刀魚の刺身!これがまた脂がのっていて得も言われぬ旨さと食感!新鮮だから銀が剥げ落ちることも皆無で見た目も美しい!毎度のことながら太刀魚は、美味い!こんな時は太刀魚を始めてみようかなと本気で考えてしまう。

 たった1回だが太刀魚に行ったことがある。だのに2回めが無いということは釣趣ではタイやフグが勝っているということか!太刀魚はお隣さんにお任せすることにしよう。だけど美味かった!
 
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