暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2015年01月

またまた大名に!

20150129103923 木曜日が空いたので、大原港鈴栄丸にメヌケの希望を伝えたのは月曜日だった。週末まで吹くから今週はだめですよという返事だった。ぽっかり空いた木曜日!何をして過ごそうか?ブドウの剪定?いやいや、やはり海の上に出たい!沿岸だったら風の影響も少ないだろうからヒラメに行ってみるか。岩和田だったら北にも西にも強い。しかし、ヒラメは寒いからなぁと決めかねていると携帯が鳴り、「明日は凪ぎそうだから出ますよ。」という一度はあきらめた鈴栄丸からの知らせだった。それもお客は私一人だという。「いいよ、又にするよ。」「いやぁ、来てくださいよ。ネットに載せますから増えるかもしれないし。」としばしやり取りの後、載せてもらうことになった。
 3時チョイ前に現着して席札を取りに行くと、無い。ということは私一人?というわけで、星光の海を私一人を乗せて2時間走り、潮を確認した後450m下のメヌケにエサを投入した。が、700落としても着底しない。800近く出しても着かない。船長は「ここなら必ず釣れるんだけどなあ、潮が速すぎる。」とぼやきながら新しいポイントへさらに1時間、鈴栄丸を走らせた。
 第一投が+50mで着底すると同時に明確な中りが来た。少し大きいような気もしたがさらに送り込んだ。その間も中りが続く。しばらく中りを楽しんだ後巻き上げに移ると中りが無くなってしまった。「もっと早く巻かないと。」と船長から指導が入る。スピードを上げると再び中りが絶え間なく続き、悪いことに残り50mを切ってもまだ引く。「軽くならないよ。」と言うと「メダイかなぁ。」と言う船長のご宣託通り、メダイが4匹も上がってきた。これはこれで西京漬けがいいかなと思いながら取り込んだ。その次は明確な中りはあったのに鉤掛かりしなかった。
 その次はだんだんと深くなっていくポイントで、まめに底を取り直し、常に錘がトントンと底をトレースさせていく。と、小さな中りがあり送り込むとまた小さな中りが来た。2つは付いてるなと皮算用をはじいていると巻き上げの指示が有りチョイ早めのスピードで巻き上げてしまった。遠慮してしまったのだ。が、ミヤが重い重いと訴えてくる。メダイではなさそうで、期待が膨らむ。リーダーになり仕掛けを取り込みながら覗き込むと赤い魚体が浮かび上がってきた。2つ・・・と思ったら最後の針にもうひとつキロ弱の赤い魚が上がってきた。合計3つ。大きい2匹は後検3キロと2.4キロだった。
 最後の流しでも大き目な中りがあったのだが鉤掛かりしなかった。回収してみるとぷっつりとチモトの辺りで切られていた。歯の鋭い魚だったらしい。バラムツあたりだったのかもしれない。
 エサにはスルメ、サバ、タコベイト、サンマを使ったが、この日タコベイトは嫌われたようだった。ミヤには12号を1200m巻いてある。リーダーは60号を一尋繋いでハワイアンフックを結んだ。幹糸は30号、ハリスは20号。錘は鉄筋2㌔だがこれは船長にお借りした。それにしても日が上がるまでの寒さは遭難するのではないかと思いました。
 久しぶりのメヌケは脂がのっていて甘かった。カマの塩焼きは身がしっかりしていてこれまた美味!アラと引いた皮で作ったすまし汁は細かい脂が浮き、ながめているだけでも旨さが伝わってくる。勿論上品なお味でした。メヌケとメダイ、それぞれ1匹ずつ残し、残りはご近所にもらっていただきました。

フグ用竿選びが終結!

 タックルベリーで「極鋭165」と入力したら5本だか6本だかがヒットした。程度のよい竿が2本有る。それぞれ画像を出してみると、安いほうが良いみたい。そこで代金引き換えで申し込んだのは25日の午前0時過ぎ。その竿が届きましたよ、今日。わずか1日で!
 金太郎を迎えに行き、3時過ぎに帰宅すると不在票が入っていた。電話を入れるとドライバーは近くにいるらしく、10分以内に届けるという夢のようなタイミングだった。そして代金22000円余りを払い竿を手にした。梱包を解いて入念にチェックしたが、期待以上の掘り出し物!老眼鏡を付けてよ~く見るが細かい擦り傷も気にならないくらいだったし、ガイドもリールシートもしっかりしていて、安心して使えそうだ。袋も竿先カバーも新品そのものだった。自然と前のオーナーの人柄が見えてくる。
 正月2日にフグを調達に行ったことはブログにもニフティの釣行記にも書いた。が、実は、165から健流に替えてしばらく釣った後に再度165に替えた時、はっきりと認識してしまったのだ、私には165が最適のフグ竿だと。スッと誘った後に竿先をそっと抑え込むように来るフグのあの重み!フグ自らが好んでカットウの上に乗ってきたような自然感。そう、6ヶ月になる初孫が膝の上に乗った時のような柔らかい重さの感触!これは165でないと味わえない。気温が低いこともあるけれど、一匹釣ると竿先が曲がったままになってしまう現在の使い込んだ165も竿先が折れるまで大切に使うつもりだ。

冬はどこへ?

 大原のタイは深くてもせいぜい40mで釣れている。新幸丸のブログの魚探画面は17m。この深さ、秋そのものでしょう。テンヤも暗いうちは6号を使っても明るくなってからは3号前後で済む。水温が高いんでしょうね。だけど海上は極寒!毎回、ホッカイロを10枚貼り付けての出陣している。こんな気候ではヤリイカも短いかもしれない。今週は木曜日か金曜に釣行したいが、さて、タイかヤリイカか・・・。

お里帰り!?

20141029210528 昨日、金太郎を次男の自宅に送って行った。尿検査の結果が良かったので、ここは久しぶりに帰してあげようと考えたのだが・・・・帰したら帰したで心配で心配で!
 インターを降りて間もなくすると、いつものことなのだが、寝ていた金太郎が目を覚ましてきょろきょろと外を眺め回している。自宅に近づいたことがわかるらしい。
 自宅についてショルダーバッグから出してあげると勝手知ったるナンタラで一階を一回りすると階段を上っていく。ついていった奥によると、各部屋のドアの前で体をこすりつけて(マーキング?)「ミャァ~」と鳴くらしい。開けてあげると中を一回りしてから次の部屋のドアの前に行き、同じように体をこすりつけながら開けろと言わんばかりに奥の顔を見上げながら「ミャァ~」と鳴いたらしい。次々と2階を確認したあとさらに階段を上り屋上に出るドアの前のチェアーにスフィンクスのように横たわったらしい。2~3ヶ月に一度、それも2~3日しか帰らないのだが、自分のテリトリーはしっかりと認識しているらしい。
 私達が着いた時に次男はすでに出勤していたので、メールを送り、卓上にはメモを残して金太郎を独り、置いてきた。早く帰る様にと付け加えたメールの返事は「わかった」の一言。いつものことながらまさに後ろ髪をひかれる思いで千葉に帰ってきた。「金太郎が電話に出られればねぇ・・・。」とは奥の車中での言葉だった。
 今日も奥は金太郎を心配する長いメールを次男に送ったらしいが帰ってきたメールは「大丈夫」の一言!それでも近太郎は自宅がいいらしい。迎えに行く26日が待ち遠しい。

待てば海路の日和あり!

 月曜日は釣行日・・・の予定だった。というのは今週は月曜しか空いてなかったから。それなのに土曜の朝から、母が「みぞおちの辺りが痛い。薬も飲めない。テレビを見る気にもなれない。」とのたまい始めた。これはいかんと訪問入浴も日曜のデイサービスにもキャンセルの電話を入れ、おかゆとエビグラタンを作り、プリンを温め、スポーツドリンクを飲ませて回復を図った。甲斐あって日曜の朝にはいつもの張りのある声に戻ったが、念のために月曜日は待機日としたのだった。唯一の楽しみ、ストレス解消のはけ口を失い、月曜日は私の方が病人のようだった。あああ~旬を迎えつつあるヤリイカに行くつもりだったのにぃ~。
 すると勝手口のピンポンが清々しく高らかになり響き、お向かいさんから活きのよいヤリイカと、イカメシが届いた。これって待てば海路の日和ありっていうんでしょうか?孝行息子に福来るっていうんでしょうか?捨てる神あれば拾う神あり。禍福はあざなえる縄のごとし。世の中捨てたもんじゃぁありませんね。ヤリ?はい、大変に美味しゅうございました。労せずして美味しい物が頂けるってのもいいもんですなぁ。
 毎日北風が強いがきっと海も吹いているんでしょうねぇ。天気図を見てみると日曜までは時化模様か。待てば甘露の日和有りというではないか。いつかは凪る!

今年の運もこれまでか!

 正月2日に長岡丸でフグを狙って竿頭!9日、小さいながらも68匹のアジ。気をよくして15日にヒラメで出船した。
 長岡丸はひたすら凪の鹿島灘を北に走る。鹿島のスタジアムも越えて大洗のビルがかすかに見えるところでスピードを落とし、第一投を28mの海底に送り込んだ。が、中りは来ない。何度もポイントを替えては送り込むが・・・中りは来ない。「鰯の下?」と確認するがそうではないという船長の返事に、捨て糸を短くしてベタ底を狙う。さらに上にそぉっとしゃくったり、スッと落としたりして誘うがそれでも中りは来ない。凪だった海面にウサギが跳び始め、「北が吹いているので、怪しいんですよね。」と言った船長の言葉通りの海況になってきた。降り出した冷たい雨の中、何とかして1枚と粘っていると突然にギュッ・・ギューンと引き込みが来た。合わせようとした瞬間、テンションが無くなった。遅かったかと思いながらそのままそっとしているとゴツッ、ゴッツとヒラメ特有の中りが来た。しかし食い込んでくれない。じっと耐えるが…あとが来ない。しびれを切らして静かに竿先を頭上にまで上げて誘うがそれきりだった。巻き上げてみるとイワシは見るも無残な姿に変わり果てていた。その後も粘るが中りの再来は無く、沖上りとなった。
 カレーライスをほおばっていると大船長が来て「アタリもなかったけ?何時まで粘ったの?だから北はだめだって言ったんだ、水温が10.4度しかねえんだから。一週間もすれば魚も慣れるんだろうけど。」と絵解きを始めた。前日はフルスロットルで1時間かけて北のポイントから14度の南のポイントに移動して何とか様になったとか。若船長も女将さんも前日まで風邪で苦しんでいたらしい。
 それにしても真冬のヒラメは寒い!ホッカイロを鎧のように張りまくって乗船したがそれでも凍えてしまった。茨城名産、世界一小さな魚をお土産にいただいて帰宅した。ダイコンおろしに混ぜたり、おかゆに入れたりして食したが薄い塩味に微かに苦みがあり、その苦味もまた美味しかった。

夢!

 ラッキーの夢を見た。15歳で亡くなったポインターだが、サースの後釜だったので、いつまでたっても子供子どもしているように思っていた。連絡の良い犬で、1~2分ごとに振り返ってこちらの存在と指示を確認する犬だった。かわいい犬だった。勿論鳥も良くとらせてくれた犬だった。なぜ夢に出てきたのだろうか?先日も亡くなった友人が夢に出てきている。ふと、日記代わりのブログに記録しておこうと思い至った。高齢者になり、思い残すこともないが、孫と釣り糸を垂れてみたい。奥は「お母さんはどうするの、先に逝ったら・・・」というが生への執着の薄い私に、ほかの人の命を思いやる余裕はない。
 

90mを狙うも・・・

 昨日(9日)、久しぶりに勘次郎丸に乗ってきた。弟さんにチェンジしてからは初めての乗船だった。 
 例によって7時ジャストに全船が港沖を一斉にスタートしてポイントに向かう金谷ルール!竹岡沖のポイントで第一投を30mの海底に送り込む。型は小さいけれど、正真正銘の金アジが釣れる・・・はずだったがジンタが1匹釣れただけだった。ほかの人も同じようなものだったらしい。次のポイントは金谷港をパスして浮島の近く。このポイントは深くなって60m超。ここでは小鯵が釣れ始めた。25匹釣ったところで90mのポイントへ移動した。アジで90mは初めての経験だ。船長の指示は4~5m上。しかしここでも釣れるのは小鯵ばかりだ。船長は大アジを釣らせたいようで、しばらく粘ったが型を見ることができず、再び60mのポイントに戻って1時の沖上りまで釣り続けた。 
 この日は一荷や特にトリプルが多く、68匹を釣ることができた。①中りが来たら50㎝上げて次の中りを待ち、さらに50㎝上げるケースと、②最初の中りの後、ゆっくり巻き上げるケースと、③中りのあった後、1m弱の上げ幅のググーッといったおとなしい?シャクリをはさんで50㎝上げて待つケースと、④それらを組み合わせた釣り方で数を伸ばすことができた。特に③の、魚が掛かった後にもシャクリを入れる釣り方は、船長に教えてもらった釣り方で、ばれてしまうのではないかと心配だった。が、タナがぴったりと合っていたようで、上あごに鉤掛かりしていてばれることは少なかったようだ。型がもう少し大きいければいうことはなかったのだが。
 ロッドはライトゲーム73の190Ⅴ、リールはシーボーグ150に道糸1.5号。ビシは船宿オリジナル60?号をお借りした。仕掛けは船宿仕掛け。これはオール2号で、ムツ針に赤いビーズが付いたものだが、勘次郎に乗るときはいつもこの仕掛けを使っている。赤タンを付ける手間が省ける優れものだが、一つぐらいにはオキアミを付けても良かったかなと思う。手返しを良くしようと巻き上げスピードも17~8で、やや早めだったがバレは少なかったと思う。ヒラメ狙いで置き竿にアジを付けたが、残念、中りはなかった。
 明日の日曜日、ヤリ狙いで鹿島に電話を入れたが、満席だった。今週は15日しか自由になる日はない。風が出なければ良いのだけれど…。

初釣りで竿頭!今年の運は使い果たした?

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 明日3日は兄弟が集まる日。甥や姪、孫と言ってもまだ一人目だが、それに妹の連れ合いで総勢14、5人が集まる。もてなしは例年私が釣ってきた魚とキジやコジュケイ、イノシシ、房州鹿をメインに野菜の煮物や畑で採れた大根を切り干しにして作るサラダの類が並ぶ。しかし、ラッキーをなくしてからはキジやコジュケイが膳に上がることはなくなってしまった。ハンターには「一犬(猟犬)、二足(健脚)、三鉄砲(射技)」という言葉があるけれども二つももぎ取られてはキジ、コジュケイを獲ることなど夢のまた夢である。そこで、魚はふんだんに用意して楽しんでもらおうと計画した。趣味と実益を兼ねた都合の良い計画である。ヒラメは大晦日に調達してある。そこで今日は・・・フグを釣りに鹿島に行ってきた。
 5時集合、大漁旗をなびかせて5時半出船。6時を過ぎたところから12時まで凪の鹿島沖でたっぷりとカットウ釣りを楽しんできた。朝一から釣果に恵まれて、すぐにツ抜けはした。ツ抜けはしたが、その後が良くない。掛かりが悪くなりほかの人ばかりが釣り上げているようで、しかも自分よりも大きい魚体に見えてきて、最悪のパターンに陥ってしまった。そこで竿を極鋭165から健流スペシャルに替え、道糸も1号から0.6号に替えて気分転換をした。するとまたよく掛かるようになり、座布団のようなイシガレイも釣ることができた。沖上り直前にも入れ掛かりタイムがあり、フグ43(ほかにリリース2)、イシガレイも5枚を釣ることができた。鉛の色は一日を通して蛍光グリーンだった。
 それにしても寒い一日だった。下船してからの温かいカレーライスでやっと人心地が戻ってきた。
 お土産のシラスとオリジナルカップをいただいて帰宅してから開いた長岡丸のHPで私が竿頭だったとわかった。フグだけでなくイシガレイ5枚も。幸先の良いスタートか?はたまた今年の運を早々に使い果たしてしまったのか?まあ、ポジティブに受け止めよう。妹たちに明日は保冷剤を入れたクーラーを持参するようにとメールを打った。

大宝丸で納竿、打率10割?

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明けましておめでとうございます。今年も独善的に釣法など書き綴りたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 去年、と言っても一昨昨日のことだけれど、納竿に新幸丸を選び電話を入れた。答えは大晦日まで満席との返事だった。気を取り直して長岡丸に電話を入れたが、こちらも晦日は満席との女将の声。大晦日なら乗れますよとの声に即予約した次第だった。釣親父って多いんですねぇ。皆さん、家庭は大丈夫なんでしょうか?

 31日、集合時刻の5時チョイ前に着いたがラストから二人目か。どっちに乗る?との女将の問いに「遅く来たんだから大宝丸でいいよ。」と答えて空いていた右舷ミヨシから2番目を選んだ。この大宝丸、キャビンが無いので、冬や雨の時はかなり辛い船なのだ。が、以前ブログにも書いたように良く釣らせてくれる船なのだ。メリハリのある操船をして効率よく釣らせてくれる。
 中乗りさんと魚探に写るイワシの群れを見ながら釣談義をしつつポイント到着を待つ。鹿島スタジアムを過ぎたところでイワシの群れの上に船を止め、第一投を送り込んだ。深さは10m(この日、最深でも15m)。船長はイワシの上だから底を切るようにと指示する。群れの中から一匹が海底に向かってスゥーッと潜る様子をイメージして誘うが、しかし、中りは遠い。船長は仕掛けをあげさせると全速でイワシの群れを探す。しかし皆、中りが無いらしく、船長からはベタ底も狙ってみてと新たな指示が飛ぶ。やがて隣のミヨシ1番の方が2㌔くらいありそうな良型を上げた。艫ではマゴチが上がり、左舷でもヒラメが上がり始めた。皆良型揃いだ。9時を回ったころ、隣の方が2mほど上で3㌔は優に越える良型を掛けた。渡りの魚のようだ。すると私にも待望の中りが…来た!が、このあたり、竿先がスーッと軽く抑え込まれるだけ。待っているとまたスーッと竿先がお辞儀をする。なんだろう?ヒラメじゃぁないような?食い込むでもないのでゆっくりと竿を上げて食い込みを誘う。が、重みが無い。放したのかなぁと思い、上げるのを止めて様子をうかがう。と、またスーッとお辞儀をする。そこで確信してゆっくりと巻き始めると・・・来ましたよ重みが。軽く合わせを入れると竿が大きく曲がり、ドラグを滑らせながら茶色の魚体が浮かび上がってきた。タモに収まったのは2キロぐらいありそうな肉厚の良型だった。3日に集まる兄弟の刺身が調達できてほっとする。あとにも先にも中りはこの1回だけで、あと一枚と念じつつ頑張ったがアタリには恵まれず沖上りをむかえた。隣の方は1キロぐらいを追釣して3枚。右隣の方は11時頃2枚を立て続けに釣り上げたがこれも良型。中乗りさんに〆てもらっていた。左舷ミヨシの方は置き竿でなんと8枚だった(この御仁、最早漁師ですね)。それがすべて良型で、船中でもソゲは混じらなかったようだ。私の1枚はスソだったらしい。誘いが悪かったのかタナが合わなかったのか・・・。
 帰港の道々中乗りさんに、食いがシブい時はどう誘うのか尋ねてみたが返ってきた答えは「オレだって1枚だよ、分からねえ。」だった。因みに第3長岡丸では半数以上の方がお凸だったらしい。フグに出船した第1長岡丸は大漁だった。苦しみ悩んだ久しぶりのヒラメ釣りだったが、海の上で至福の時間を過ごすことができた。
 使ったタックルはライトゲーム73の190Ⅴ。それにミリオネア100。道糸1号。リーダーは7号。ハリスは6号を80㎝。最初60号を使ったおもりはお纏りの心配がなさそうだったので途中から50号に替えた。周りの方は100号を使っていた。ヒラメもライトがジジイには楽チンだ。
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