暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2016年01月

活き海鞘!

 ikkeiさんのブログを開いたら活き海鞘を食べたその美味しさが綴られていた。羨ましい!私も海鞘は大好きで、見かければ買ってきて酒の肴にしてしまうのだが、いまだかって生きた海鞘を食べたことが無い。が、しかし、魚屋でばら売りしていた海鞘は活き海鞘だったのかもしれない。以前は海鞘の塩辛も買ってきて肴にしていたのだが最近はとんと見かけることがない。塩辛の陳列棚を見かけるとタイの塩辛と海鞘の塩辛を探すのだが、残念な結果に終わってしまう。
 鹿島港の幸栄丸などではヤリイカの活き活きパックを実施している。去年、長男宅にヤリイカの活き活きパックを届けたところ「ありゃあイカとは言っても別ものだね。」と賛辞の言葉が届いた。1歳半になった孫にも見せてあげたいのだが、残念なことに長岡丸では実施していない。ぜひ実施してほしいのだがなぁ。

両隣は多点掛け・・・・イカ爺はパニック!

27日、鹿島港長岡丸に乗り、今季初めてのヤリイカに行ってきた。 
 鹿島の真沖の水深120m、2投目から中りが来てゆっくり巻き追い乗りを狙うと思い通りに幾つか乗った。喜び勇んで回収に移る。かなりの重さとグイグイとスルメのような引き!多分にやにやとしていたと思う。でも喜びは直に絶望に変わった。途中でブチン・・・またブチンとイカがばれていくあの嫌な感触が伝わってきた。案の定ツノにはゲソが!それも6本ツノに6本とも!パーフェクト!両隣の方々は多点掛けで取り込んでいる。あわてて落としなおすとすぐに中り。回収するとまた途中でブチン、ブチンの繰り返し。ほかの人の樽から飛び出すヤリを横目でにらむたびに焦りはヒートアップしてゆく。潮回りの時にのぞきに来た左舷の方に嘆くと「浅いんだからさあ、ゆっくり巻けばぁ~。」と言われて目から鱗!焦りはスーッと雲散霧消!よし次はと気分はバラ色になった。
 早速、次の回収から回収速度を12に落とし、且つ楽々モードにして漸く飴色のパラソルサイズを手にすることが出来た。
 リールは萬栄丸の黒ムツ用に買ったビーストマスター3000。快速回転のパワフルリール。今までのリールと同じ回転目盛では速すぎたようだ。
 ヤリイカだが向こう3軒両隣にも引き受けていただいた。メスは3杯だけであとはジャンボなオス。甘みも強く身の厚いイカだった。肉厚なうちにまた釣行したい。今季初めてということで心配だった手前纏りは1回だけだった。この日、頭は54杯。私は31杯。最初のバラシが惜しかった。

 
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タイにヒラメ、3連荘で頑張るが・・・

 24日の兄弟の集まりにタイやヒラメの舞い踊りを提供しようと3連荘で頑張った。
 1日目、新幸丸に乗る。キロ半ぐらいのタイが欲しかったのだが、リリース1で空振り。もう一人のお客さんはビシマで頑張ったけどやはり手のひら大を1枚だった。
 2日目、長岡丸でヒラメを狙うがソゲが1。頭は3枚?中りは遠い!
 3日目、流石に3日目ともなると疲れた。が、この日も長岡丸で頑張る。キロ丁度を2枚釣り(頭)やっと様になった。この日も中りが遠かった。ソゲにも満たない魚らしく、鰯のシッポの先に幅の狭い歯形が残っていた。水色も緑掛かっていて活性も低いとみて捨て糸を40㎝に詰めた。これが良かったらしく、2枚を釣ることが出来た。やや小さいが仕方がない。船長も頻繁にポイント移動を繰り返してくれたお蔭と思う。落として中りが来ないとすぐに移動した。その間ものの2~3分か?
 竿はライトゲームの73。ミリオネア100に道糸1号。リーダー7号に錘は50号。40号も欲しかった。
 兄弟に姪、甥、孫たちにフグ刺し、フグの一夜干し、フグのから揚げ、ヒラメの姿作り2枚を用意することが出来た。このヒラメ、小さいかと思ったが、膳に載せてみるとなかなか立派だった。大皿にも収まらないので、お盆にアルミシートを敷き、庭の笹や南天、蝋梅やら椿の花を藍らって盛り付けた。シカもタレに漬けこみグリルで焼いて熱いところを食べてもらった。締めは握りずしだがこれは出前で!奥は野菜の煮物に唐揚げ、お新香、手作りのスイーツ2種などを用意した。喪中だったためこの時期になったのだが、無事に終わりホッとしている。次は4月の母の1周忌と父の7回忌の集まりだ。これは寺といつもの料理屋でするので手土産だけ用意すればことは足れる。

女房孝行?

 女房孝行に・・・なったかな?多分・・・なったと思う。なぜなら奥自ら電車の乗り継ぎ案内を検索したり、幕間のお昼をネット注文したりしていたから。
 今日は新橋演舞場の初春花形歌舞伎に付き合ってきた。私自身の観劇は劇団四季のなんだったかを8年前?に観たのが最後。2階席、下手のコーナーで花道の真上。覗き込むと役者の頭が見える席。それでも15000円!高過ぎはしないか!お昼は劇場のレストランで食べたが、お向いで席は接待らしくビールやら清酒やらを召し上がっていた。羨ましい!が、幕あいの30分では食べきれない!呑みきれない!それでも飲みたかった。呑ベーは意地汚い。桟敷席をリザーブできるほどの経済力が有ったら八方丸く収まるのだけれど、こればかりは人生をやり直すしかない。

とうとう初釣り!やっと初釣り!

20160111062526 11日(月)・・・大原港鈴栄丸でフグ79匹。9時早上がり!
           同 新幸丸で鯛4匹。良い型のバラシ1。

 ようやく動けるようになった11日、数の出ている大原のフグを初釣りにチョイスした。が、多分、9時早上がりだろうと読んだ。それでは消化不良を起こすこと必須なので、新幸丸の午後船も予約した。そして読み通り、フグは9時早上がりとなった。
 フグのポイントは大原海水浴場の波けしブロックのすぐ傍!船の舳先がテトラポットにぶつかりそうである。水深は5m。型は小さいが一荷で掛かることもあった。今までどこにいたの?と聞くと船長曰く。「沖ばかり探していたから見つけられなかった。ちょいと覗いてみたら大群が見つかった。誰が見つけたかって?そんな所覗くの俺しかいないでしょ。」ウン、漁師の感ですな。サービスの味噌汁を呑む間も惜しいような入れ掛かりだった。小さいフグはどんどんリリースしてほしかったが、誰よりも早く、誰よりも多く釣りたい人が大勢いて9時早上がりになってしまった。頭79が理想なのだがなぁ。
 新幸丸は6人が乗り込み太東岬沖へ。この日もタイの活性は高く、リリースを入れれば早い段階でツ抜けを達成できた。唐揚げ用に2枚確保した後は、リリースに努めた。750g2枚はお持ち帰り。後半、根掛かりのような中りでドラグを鳴らす鯛(おそらく)を掛けたがリーダーに入ったところでテンヤのチモトで切られてしまい痛恨のナチュラルリリース。結構大きかったと思う。ドラグが強すぎると思い、途中で1/4回転緩めたのだが、リーダーに入ったところで竿をたてられずにのされてしまったのが敗因と思う。この日はドラグを測らずに釣りを始めてしまったという致命的なミスを犯していたのだ。 
          
 14日(木)・・・鹿島港長岡丸、ベタ凪の鹿島灘でフグ24匹(だけど竿頭)。きつい根の中での釣りで、道糸のマーカーを数えて上から棚を取って釣るような展開だった(流すたびに船長から水深と棚が告げられる)。錘を下にした仕掛けで釣ってみたが、これはバラシが多くて使い物にはならなかった。勝手な推測だけれど、錘が振り子になってしまうらしい。やはり、研究されつくした仕掛けがいいねと納得した次第。昨日は定数の船もいたのに、今日は超シブかった!これだから海は出てみないとわからない。でも、24日の兄弟の集まりには十分すぎるフグが調達できた。あとはヒラメとタイだが、これは来週のお楽しみ。
 
 

初釣りは・・・

 2015年は2日に長岡丸でフグを釣り(初釣りで竿頭!今年の運は使い果たした?)、43で頭!外道も座布団のような特大イシガレイ5枚でクーラーのふたが閉まらなかったほどの大漁。今年は…フグ不調らしい。ヒラメも芳しくない。2回め釣行は9日の金谷港勘次郎丸でアジ。これも大漁だった。
 さて、今年は気は焦るのだが、またまた背中が痛くて悲鳴を上げているありさまだ。何時になったら竿を出せるのだろうか?この背中の激痛、2日に食卓の椅子で転寝をしてずり落ちたのが原因だと思う。奥にはやめろと散々言われていたのだが…。食後の転寝、気持ちいいんですよね。ずり落ちた時に背筋の肉離れを引きおこしたか?

母のいない新年が始まったが

 新しい年が始まった。が、喪中のわが家、正月料理を用意するでなく、来客があるでなく、真に静かな新年である。1年間の喪中などというものはやんごとなき雲上人の風習だったはずなのだが、何時しかわが家のような下々までが翌年の正月まで喪に服すようになってしまった。藤枝の山奥の代々続く百姓の出自の、それも分家筋のわが家の本来の喪中は2週間が良いところのはず(「の」が8つは多すぎか?)。譲っても納骨の49日まででよさそうなもの。通夜振る舞いも刺身や寿司、から揚げにローストビーフが並ぶのは今やだれの通夜でもお馴染みの風景になった。現職時代は毎月のように足を運んだ通夜で精進料理がふるまわれたことは数えるほどしかない。
 兄弟は松が明けてから集まることになっているが、喪に服す正月は、代替わりして付き合いを先代から当代に切り替えるきっかけになっている。父が逝って5年、去年母が逝き、父母関係の中元・歳暮、暑中見舞いや年賀状のやり取りはなくなった。叔父叔母、従弟との付き合いは続くが、兄弟にシフトしたわが家の新年の集まりだから、魚をふんだんに準備したいと考えている。とは言ってもいつまで船に乗れるかは神のみぞ知る。まずは今年、さあ、釣れるまで通うぞ!
 今日は寺で新年のご祈祷会があるので出席し、その後は奥の実家に行くつもりだ。義父ともうすぐ102歳を迎える義母は求心力そのものである。
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