暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2016年07月

独りよがり

20160727120250 半世紀近い昔、学生だった私は精神病院の看護人のアルバイトを半年続けたことがある。何とも魅力的なお替り自由な夕食朝食付きの夜勤だったが、病院に着くと白衣(入院患者には権威の象徴だった)に着替えて鉄製の大きな戸の鍵を開けてもらい2階に上がった。母や祖母は精神病院だなんてと心配していたが、世間で往々にして想像するところとは違っていた。大抵は静かに穏やかに過ごしていた。話しだって健常者と変わらないし、卓球をしたりテレビを観たりして過ごしていた。作業療法なのか時には内職のようなこともして就寝時刻までを過ごしていた。会話や作業に参加できない重度の患者は周りで静かに見ていた。
 私の仕事はというと就寝後の巡回の他には患者たちの話し相手をしたり、トランプや卓球の相手をしたりすることだった。何回かは興奮した患者の傍で待機したこともあったが、医師や看護師の説得で落ち着きを取り戻していた。母が心配するような危険は一度たりとも感じたことはなかった。入院当日、無理やり連れてこられて何もない独房のような部屋に入れられ騒いだり、アル中で居るはずのない虫をつまもうとして独房の床を垂れ流しのまま這いずり回ったりしている姿を見た事もあるが、ほとんどは空室だった。当時はまだきちがい病院という言葉も残っていたがそれが大きな間違いだと知ったものである。
 相模原の事件の詳細が徐々に明らかになってきている。抵抗することすら思いつかないような重度の人たちを次々に刺したとは吐き気すらしてくる。
 
 奥は町会の婦人部長とかで盆踊りの準備にかいがいしく動いている。ほとんど持ち回りの役職らしいが、早朝から電話が鳴ったり、買い出しに行ったりと町会会館に足しげく通っている。退職後は舅姑や実母の介護だけだったせいか、これはこれで結構充実感があるようだ。夜は次の人のためにとメモから記録を起こしている。今夜は最後の盆踊り練習とかで夕飯はまたデパ地下の弁当らしい。明日からは昼夜とも弁当か?金太郎?背中から腰に架けての痛みに悶えている私の傍で爆睡中。相手もしてくれない。

新幸丸、ほとんど完デコ!

20160726072353 背中の痛みがやや薄らいできたような…気がしたのでHPをサーフィンしていると新幸丸の午後船にたどり着いた。電話を入れて出発!が、長靴と合羽を忘れてUタウン。走り出して今度は腕時計を忘れていることに気が付いたがこれはパス。
 帰ってきた午前船では6㌔の綺麗なタイを釣り上げていた。
 30分強走り大原沖、20mで第一投を送り込んだ。まずは3号で探るが中りは来ない。底が明確にとれるので2号に落とした。でもコツコツコツという小さな連続した中りだけ。これはフグだろうと予想してしゃくるように合わせるがすってんてんにされてしまう。その後はその中りも途絶え、エビも減らない。若船長はまめに流しのルートを変えてくれるが中りは来ない。遠投して探ってもエビはそのまま上がってくる。そんな中でも他の釣り師は小さいが上げている。老いですかねぇ。底ステイを長くしてみたり、シャクリの幅を変えてみたり、まめにテンヤの色を変えてみたりするが喰ってはくれない。
 大きく岸寄りに場所替えをした後、隣で若船長が竿を出した。払い出しなのだが潮下に遠投して探っている。と、掛けたようでドラグこそ鳴かないがいい型のようだ。「タモは?」「お願いします。」というのでタモ取りしたのは8,9百gクラスの美しいタイだった。
 「何号?」と聞くと「3号です。」「2号なんだけど喰ってくれない。」「最近重いほうが中りが出るんですよ。10mでも5とか6号で大ダイが出ています。今までは1.5号とか2号とかが定番だったんですけど、重くないとだめなんですよ。」「タイの習性が変わったのかね?そう言えば吉岡さんが『ベスト・ザ・ウェイト』があるなんて言ってたね。」なんて話しながら、2号テンヤを4号カブラに変えた途端手のひら大のマダイをやっと釣ることが出来た。「これでボウズはなくなりました。良かった。」とは若船長の言。でもリリースギリギリ?
 浅いほど軽いテンヤで、底の取れるぎりぎりの軽いテンヤでというのが常識だったのに、2ヶ月来ないうちに海の中は様変わりしたようだ。面白くない!が、喰わないのでは話にならない。
 その後、底付近でジュルジュルジュル~ッて感じで引っ張られた。かったくる様な突然の引きではなかったのだが、掛けられなかった。これを掛けられないのは・・・やはり・・・老いですかねぇ。その後も巻き上げ途中でのバラシが有った。日没まで頑張ったがほとんど完デコ状態で沖上りを迎えた。でも、テンヤのタイは面白い!
 船長に号数の確認をしなかったことが昨日の敗因ですね。でも20m弱でまさか5号とか6号とかはねぇ。プライドが・・・なんて言ってられません。次回からは必ず船長の指示を仰ぎます!
 クーラーの中のタイですが、小さいほうが私の釣果です。大きい方?私がタモ取りした若船長の獲物です。ハイ、旨かったです。2ヶ月ぶりのタイでしたから。その他、アジの干物がクーラーには収まっておりました。
 一夜明けた今日は背中から腰が痛くてロキソニンハップを張っております。湿布なんて気休めですけどね。

金太郎が戻った

20160723220256  里帰りしていた金太郎を迎えに行ってきた。
 次男は12時に出勤して0時に帰宅し、3時4時まで電話やらPCに向かう生活。金太郎もさびしい思いをしていたらしく、体を私の傍のソファーやテーブルの足に体を擦り付けてミャァミャァとしきりに鳴く。しまいにはソファに上がって体をぴったりと寄せて横になってしまった。そしてごろごろと喉を鳴らした。丁寧にブラッシングをしてあげると落ち着いたのか、屋上に出る踊り場のお気に入りの椅子に納まった。

 帰ると家の中をあちらこちら歩き回った後、椅子の上で寝てしまった。
 起きている間はやけにミャァミャァと鳴き、顔を見つめている。『何か言いたいことはわかる。だが、何を言いたいのかが問題なのだ』とは長男のお嫁さんの言葉だが、まさにその通り!腰を上げてやると先に立って『何かしてほしい』方へ私や奥を導いていく。わが家のNo1は金太郎で間違いない!
 
 庭でじゃれ合っている野良猫の母子。狭い庭を所狭しと走り回ったり、庭木のかなり高いところまで登ったりしている。真っ黒な仔が2匹に白黒が2匹だったのだが真っ黒の1匹の姿がここしばらく見えない。片目がヤニでふさがれていたようだったので心配していたのだが、どこかで死んでしまったのか?それとも誰かに引き取られたのか?早く庭から出て行ってほしい親子なのだが、姿が見えないとなるとやはり心配でならない。来春もまた出産するのだろうか?野良猫へのエサやりはやめてほしいし、避妊手術をしてほしいのだがノラではねぇ・・・。

やはり早潮!

 昨日の鈴栄丸、やはり早潮で苦労したようだ。木曜日、船頭の台所でうかがったように8号5本鉤だったらもう少し勝負になったのではないか?船長の見通しというものは大したものだと脱帽した次第。船代2,1000円では毎週というわけにはいかないので、鈴栄丸のブログを観て海を想像し、赤い魚体の取り込みを妄想するしかない。が、結構これが楽しい。すると新しい仕掛けづくりを始めてしまったり。船長は2組しか使っていないというが、アングラーは仕掛け作りも楽しみなのだ。
 明日は孫が来るらしいので新鮮な魚を持ち帰らせたいが連休中とあってはどこの船宿も満船だろう。事実いくつかのHPには満船の文字が躍っていた。今日の午後船という手もあったのだが生憎用事が出来てしまった。冷凍のメヌケやら干物やらで我慢してもらおう。そのかわりに野菜はとうもろこしにミニトマト、枝豆、ナスにピーマン、甘トウガラシ、モロヘイヤ・・・・・。取り放題である。畑で収穫したてのとうもろこしを蒸して食べると最高なのだが、蚊が多いので蚊取り線香を焚き、さらに完全装備でないと奴らの餌食になってしまう。車から降りた途端に寄ってくる奴らの人感センサーは敵ながらあっぱれと言うしかない。

鈴栄丸、無理を言い。。。。。が、

 最初16日までだった予定が早く済み、月曜に帰宅して一日ゆっくり休んだあくる日、ネットで獲物を漁るとフグは絶望的。アジはよい釣果が出ているけれど80号を6時間も振りつづける自信が無く却下。背中がしびれ激痛が襲ってくるのだ。てなわけでメヌケに決定。これなら指一本で事足りる。早速鈴栄丸に電話を入れると雨模様なので水曜のお客さんには木曜に延期してもらったという返事にがっくり。「木曜は時化るけど・・・・仕方ない、木曜にするか…。」と渋々答えて受話器を置いた。するとすぐに「夕方まで待っててください、また電話します。」と電話が来た。そして4時過ぎに「1㎜という予報なんで出ます。揃い次第出たいので早く来てください。」とうれしい連絡が入った。無理やり予定を変えさせたようで、気が引けたが、それでもうれしい。
 12時に家を出て1時過ぎに現着。お客2人と2時前に河岸払いして2時間半、凪の房総沖を走った。
 第1投目は着底してすぐに小さな中りが来た。小さすぎるな、黒いやつかな?と勝手に判断して底を取り続ける。やがて「上げましょう。」のマイクで巻き上げはじめるとそこそこの引きが竿先を叩く。となりの船長が「おっ、来てるね。」と嬉しそうに声をかけてくれる。が、幹糸を手繰るが気配がない。「いい引きだったがなぁ?」と船長も首をかしげるが居ないものは居ない。
 気を取り直して2投目を390mの海底に送り込む。何度か底を取り直していると待望の中り!メヌケに違いない。「模様があんまりよくないから、追い食いを待たず巻いたほうがいいよ。」とアドバイスを受けて巻きはじめると抗う引きで竿先が大きく叩かれる。先に上げ始めた船長よりやや遅いスピードで巻く。『ぼーず脱出だね』とほくそ笑んだが、上げてみれば赤いことには違いないがナンタラカサゴが1匹に「こんなはずじゃぁ・・・。」と気分はブルー!「おかしいなあ、居ないけぇ。」と先に1匹だが良型メヌケを上げた船長も訝しがる。ホタ鉤22号なのでバレルなんて…考えられないが、居ないものは居ない。餌はよく食われている。残った餌にも歯形が残っている。魚はたくさんいたようだ。3投目は底を取り直していると何やら腑抜けたような雰囲気に巻き上げてみると幹糸がぷっつりと切られていた。この回は蚊帳の外と相成った。4投目にチビキンメを上げた。5投目、6投目も中りは訪れない。
 付録の7投目でメダイを1匹上げ、さらにおまけの8投目はエサもかじれずに終了、沖上りとなった。この日は船長の上げた1匹だけだった。
 4投目まではエサも良くとられていたが、その後はあまり喰われなかった。4投目までのエサは、イカもサバもサケもイカのワタに付け込んだもの。このひと手間かけた努力の結果の中りだったかもしれない。
 昨日木曜日、奥と二人して船頭の台所に昼飯を食べに行き、船長の話をいろいろ聞いた。
 「今日はどうだったの?」と私。
 「風が赤マークになったので、あしたに日延べしてもらったんですよぉ。メヌケもそろそろでしょうかねぇ。」と船長。
 「昨日も1投目と2投目の引きはメヌケだと思ったけどなぁ。」と私。
 「あれはメヌケですよぉ。」と船長。
 「2投目はヒラメの払い出しみたいになり底、取りづらかったなぁ。」と私。
 「その後スパンカー上げて風に建てたら船動かなくなっちゃって。ビーストマスターに8号巻いてあったでしょ。 鉤5本にして8号のほうがいいかもしれませんよ。4㌔ぶら下げても底取れない時でも8号だったら底取れますから。幹糸、30号でしょ?俺なんか50号ですよぉ。だから今シーズンまだ仕掛けは2組ですよ。」と船長。
 「アブラボーズ対策だね。」と私。
 とりとめのない、でも飽きることのない話を楽しんできた。

返り討ち?。。。。コレガ老い?

 鹿島のフグ、19匹でスソ!次が6匹でほとんどスソ。月曜は1で正真正銘のスソ。そして満を持したはずの今日が10。超の付く絶不調か!と思っていたのだが、これが現実!今の実力!竿頭でHPに出ていた頃が懐かしい!なぜ?こんなはずはない!と思っていたのだが、ふと気が付いた。反応は遅くなり、臨機応変な対応が出来なくなっているのではないだろうかと。もう、かつての釣果には戻れない。そう、これこそ『老い』!タイも20枚を超えることはおろか、ツ抜けもままならない。『老い』以外の何物でもない。寂しいがこれが現実!
 今日も無線からは「型が出ねえよう!」と他の船から悲痛な叫びが聞こえていた。が、釣る人は釣る。釣れない人は釣れない。かつては『釣る人』だったのだが・・・今は『釣れない人』の仲間入り。
 特大を2匹、チルド室に入れ、あとは干物乾燥機で一夜干しにした。白子は3匹分。これは美味しくいただきました。特大を片身だけ刺身にしたが、から揚げにするなど火を通した方が美味そうだ。小ぶりな方が旨味は濃いように思う。
 0.6号で25号をフルキャストしたら道糸から切れてはるか遠くへ飛んで行った。0.6号で25号のフルキャストは無理だった。ばっかんの奥に忍ばせたスピニングをセットしたが、竿の表裏が入れ替わり、使いずらい。一回で止めてしまった。スピニング用の竿を探したほうが良さそうだ。

明日は鹿島へ

20160702151301 明日は体が自由になった。早速鹿島へ電話を入れてフグのオーダーを入れた。
 前回も投げて誘ってみたのだが、潮にもよるが水深30mではかなり飛ばさないと着底した時は船の下。そこでスピンニングリールを忍ばせ、錘も8~15号を用意した。あとは竿だが、生憎第一ガイドの大きな竿が無い。以前、カワハギ竿でテンヤ竿並みに大口径の竿を持っていたのだが、トップガイドを折ってしまい、その後行方知れずになった。あ~ぁ、あの竿があればよかったのだがなぁ。フグ竿ではガイドの径が小さくて、スピニングでも第一ガイドのところでバッククラッシュを起こして糸が団子になってしまう危険がある。慣れれば上手にさばけるのだろうが、自信が無い。0.6を巻いてある同軸リールで思いっきり飛ばすのは道糸が切れそうでこれまた手がすくんでしまう。困ったもんだ。が、不平を言っていても仕方がない。長男の嫁が父の日に届けてくれたモルツを呑んで頑張るぞ。     
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