暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2016年09月

同じ70匹オーバーだが・・・

 昨日は金谷港勘次郎丸へ。
 朝一のカマスは1匹!あとはサッパの入れ食い。船長は早々に見切りをつけ、どの船よりも早く「鯵に行こう。」と決断した。今度は浮島方向へ船を走らせて29mでアジ開始となった。手釣りの職漁船もいて期待したが…。
 そこでは中りはあるものの型が小さい。「ちいせえなあ。」と船長は不満を呟く。小さければ開きにするつもりなのでさほどの不満はない。が、できれば大きいに越したことはない。しばらく粘ったあと今度は50m立ちへ。ここでも型に恵まれず、再度29mへもどり最後までそこで粘った。が、後半はタナを見失い、2mから6mまでを行ったり来たり。釣れない時のお決まりパターンへ。最後はバラシが多いものの中りの多い2~3mで数を伸ばした。29mと浅いのだからタナも低めなはずなのだが、そのことを思い出すまで無駄な時間をかけてしまった。
 鉤掛かりさせた後のバラシはタナよりも仕掛けが低かったため。それは承知しているのだが、上げると中りが無い!中りが無くなるのは上げ過ぎと解っているのだがドンピシャに合わせられない。クッションを1.2mm50㎝に換え、四苦八苦しながらも最後の30分は1匹ずつ拾っていった。
 頭は74?だったかな。船長の問いに47、8と答えると「少ないねぇ。」と一言。はい、一層奮励精進します。妹やご近所さんにもらっていただき、わが家も15匹ほどキープした。昨日の晩は刺身、今日は昼に漬け、晩はフライ。魚屋のアジは食べたことが無いので良くはわからないが久しぶりのアジ、美味かった~。
 今日の釣果も頭は70越えだったようだ。が、今日のHPにはクーラー2杯を前にしたお客さんが載っていた。昨日はクーラーの底にへばりついていたのになぁ。一度はクーラー2つ分の大アジを釣ってみたいものだ。

雨、あめ、アメ・・・釣行意欲が・・・

20160727120250 今日も雨!よく降るなあ。ごろごろしていると鰭が生え、鰓が出来て半漁人に変身しそう!
 木曜日、明日はは南風だから東京湾は波立ちそうと読み、鹿島に行くことにした。したが何となく腰が上がらず、晩酌をしてしまった。金曜日、明日こそは釣るぞ~と一時は釣行を決心したはずなのだが、またまた晩酌。最近、釣行意欲がしぼんできているような気がする。折角ワンピースロッドを積める車を選んだというのに、どうしたことだろう?これも年かしらねぇ。
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カツオにアオダイ・・・の舞い踊り!

 この連休、お向いさんは例によって八丈へ釣行したらしい。 
 納車になったセレナで九十九里方面を一巡して帰るとカツオとアオダイが届いた。「脂がのってなくて…。」とすまなそうに奥様はおっしゃるがのだが、透き通るように赤い身は春の初鰹を髣髴とさせる。確かにきれの良い赤みだった。血合いは葱に生姜などを入れてたたいた。貧血気味の奥には特効薬のようなもの!夫婦して美味しくいただきました。
 さて、もらいっぱなしはできない、お返しは何にしよう?フグは15日にお届けしたばかりだし・・・・ヒラメかアジか?天気が好転すればタイやアジの干物も作れるのだが。何れにせよ釣行の立派な理由が出来たというもの、ありがたや、ありがたや。遠くの親戚よりご近所さんというわけですな!
 さて、納車になった新型セレナだが、一般道路でもプロ・パイロットは機能した。しかし、売りの同一車線維持機能は起動するまでのタイムラグがあるみたい?しかも黄色の追い越し禁止の路面表示は認識してくれないみたいだった。さらに、車線間の中心を走ったり左寄りを走ったりと、今一つ安定しない。高速では見事に中心を走行してくれたが。内装はクラウンからカローラに乗り換えたような感じ。シートは薄いし、防音が甘く、ガバッとアクセルをベタ踏みした時はエンジンの悲鳴が室内に伝わってくる。まあ、第一希望だったアルハードクラスとは200万からの差があるしね、格下とはこんなものですね。でも、走らせていて楽しくなる車だった。ターボが付いたらもっと楽しくなることだろう。

タイやヒラメの舞い踊り?

IMG_1955 長男の奥さんは沖縄の人。その沖縄から孫の顔を観にお父さんが来ることになった。うち1日は私と釣行を計画。お父さん、普段は磯釣り師らしい。ということで、向こう合わせの釣り物よりも、あわせの利く、例えればタイやフグの方が満足していただけるのではないだろうか?さてさて、どちらにするか?釣果0ではさびしいし中りも欲しい。となると・・・フグがピッタリか?荒れたらどうする?その時は東京湾か?時間はまだある。じっくりと考えて決め、満足していただけるように準備を進めよう。


沢山の思い出をありがとう


IMG_2014 長年乗り続けてきたハイエースラジアス。27万キロ超をはしってくれさすがにオイルのにじみが納まらなくなり、シートもへたり、カタカタと音も出てきた。2700ccのエンジンは街乗り5㌔/ℓ弱というエコには真逆の車。「車検前には必ず見積もりを!」とクラウン以来お任せしてきたトヨタカローラから宣告され、乗り換えを決意した。新車は今日ディーラーに着く。が、受け取りは明日。そんなわけで長年乗ってきたハイエースを洗車機に掛け(セドリック以後は洗車機にお任せ)、荷物を下し、掃除機をかけ、雑巾がけをした。思っていたよりもはるかにきれいな内装で、シートもゴージャス、そして広かったことに気が付いた。分不相応な車に乗っていたんだなぁと今更ながら実感した。
 ハイエースに乗り換えた理由は父母の車いす対応だった。8ナンバーで7人乗り。内一人分は車いすの分。後ろには昇降式装置が付いている。300㌔まで持ち上げられるので、シニアカーに乗ったデブの父も軽々と車内に収容してくれた。釣果で重くなったクーラーまでもが時々だがお世話になった。
 ワンピースロッドがすんなり入るので釣りはハイエースだった。旅行も席からのロケーションが良いし大きく重いほうが揺れが楽なのでハイエース。エルも、ラッキーも金太郎も必ず一緒でたくさんの思い出を作ってくれた車だった。ご苦労様、ありがとう。
 父母は今は鬼籍に入ってしまった。ならば、大金を掛けて車検を通すこともない。というわけで車種選考会開催。アルハードを観に行くと「なぜこんなに大きな車が必要なんですか?」と、冷たい奥の一言に車格を落としてノア、セレナクラスに。ノアは床が下がり、目線はほとんど乗用車。これは奥が強く嫌い却下。世は低床式ミニバンの流れらしいが高いほうがはるかに運転しやすいのになぁ。「乗りたい車が無い。」とカローラでは愚痴ってしまった。
 アイポイントが少しは高いらしいというそれだけの理由でセレナ購入を決定した。7月17日に契約。明日納車。プロパイロット付きなのだが、セドリックターボを予約注文した時のようなワクワク感が無いのは13台めだから?歳で感性が固くなったから?かしら。技術は日進月歩、秒進分歩!4年後には自動運転車が席巻していることだろう。そうかそうだった、感激が足りないのはそんな理由なのかもしれない。

テンヤ竿で・・・フグ?

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 長岡丸で大型フグ22匹・・・でも頭!
 背中の痛みを考慮して、フグに決定し長岡丸に乗ってきた。この時期、まだ群れは固まっておらず、船長は群れを探してマメに船を走らせてくれる。1~2匹釣り上げるとまた船を走らせる。たまに連荘で掛かる。魚体が大きいので引きは強烈。十分に楽しむことが出来た。一度は明らかに大きな引きに時間をかけて海面まで引っ張り上げたのだが、その魚体にびっくり!5、60㎝はあろうかというフグなのだ。道糸は0.6号!リーダーは3号!ギンギンに締めてあったドラグを緩めようかと思ったとたんに結束部から引きちぎって海底にお帰りになった。0.6号だから切れるときは切れると承知しているので悔しくはないが・・・5、6㌔もありそうなトラだったかも知れない。大船長も0.6号じゃぁ細すぎるよとあきれたように言うが、錘15号でもお纏りの心配はないし、中りは明確だし私は好きだ。
 そのあとは持参した硬めのテンヤ竿に替えて鹿島沖のフグを楽しんだ。このテンヤ竿フグ?、小さな中りを竿先に演出してくれ、竿をたてれば掛かり、気分はこの上なく爽快!逃げ回って竿を曲げた後急に上に向かって泳いだときは竿が柔らかいので外れそうに思うが、途中でバレルことはただの一度もなかった。基本スレだから結構引いてくれる。リールはステラc3000、道糸0.8号、リーダー2.5号を2尋。竿だけでなくテンヤマダイのラインシステム全体をそっくり流用したのだ。
 スルメをいただいたお向いさんはじめご近所さんにおすそ分けをした。明日実家に帰る奥にも持たせよう。フグは久しぶりなので喜んでくれると思う。
 今、上州屋に行って昨日使ったミリオネア100をオーバーホールに出してきたが、店に入るなり、店長はじめ居合わせた店員さんたちに「見ましたよぉ~、長岡丸~。」と笑われてしまった。テンヤタックルでのフグの面白さを力説してきた。(写真は長岡丸のHPから)

こっちのエ~ビはア~マイぞ~…長岡丸・・・

 長岡丸の午後船に乗ってきた。まさに乗ってきたという表現がぴったり!だって喰われたエビは4匹!たったの4匹!信じられますか?タイに成り代わって私が食べてやりたい!が、これ、お魚さん専用です。しっかりしていて、何度投げても頭がもげることはなかった優れものだったのになぁ。こっちのエビは甘いぞとうたったのがいけなかったのか?しゃくり方をいろいろ変えたり、カーブフォールを試したりテンヤも2号まで落としたりしたけれどまったく中りなし!いや、都合4回はあったけど。この日、偶然藤井大兄とご一緒することになったけれど、大兄も似たり寄ったりの結果だったらしい。藤井大兄ですらシブかったのなら、私なんぞは蚊帳の外、土手の向こうだったのは致し方ない。
 が、努力の甲斐あって?18時に待望の大きな中り!気合を入れて合わせたが掛かった手ごたえが無い!しまったと思ったら生体反応~。巻くとタイ特有の首を振るような引きに、タモを構える中乗りさんに「やっと来たよ、タイだよタイ。ドラグはならないけれどまあまあだと思うよ。いや~長かった~。」と満面の笑み(多分、おそらく)で海面まで引っ張り上げたら・・・・あらら暗い海に細長い茶色の魚体!そう良型のマゴチでした。30cmのペンペンシーラを掛けてはいたけれど良型マゴチなら完デコは回避できたよと自分をなぐさめた(エビ2匹はシーラとこのマゴチ)。ほとんど1パック近いエビを釣りの神様に進呈して18時10分、沖上り。つかれたぁ~~・・・
 この日、実は新幸丸の午前船に乗ろうと2時起きして大原に行ったのだが、釣り人でごった返していたのは長福丸だけ(午前船のトップは14枚)。新幸丸の本宅まで行ってみたが真っ暗。仕方なく一旦家に帰った。奥には「電話してあったの。」と呆れらるし、このままでは何とも気持ちが納まらない。ひと眠りした後、長岡丸に、今度はしっかりと電話を入れて10時に家を後にした。その結果が上記の釣行記。「マゴチ一匹?良かったじゃない、釣れて。」と奥。「タイ釣りに行ったんだよお。」と返す私。「魚作らなくていいし、一匹なら。」とあくまで数に拘る奥。悔しいねぇ。因みにわが家の奥様、鱗落とし・・・いたしません。刺身造り・・・いたしません。クーラーの掃除・・・いたしません。イッサイ・・・イタシマセン!
 新幸丸も午後船は出たようでそれなりの釣果を上げていたようだ。釣行を決定したのが夜遅かったので予約を入れなかった私が悪い!が、台風崩れが通り過ぎたとはいえ海は凪ぐはず。まさか午前船が出ないとは夢にも思わなかった。・・・・・これは愚痴ですぅ。

おっちは今・・・・

 昨日の話の続き。
 当然おっちの話になった。一つテンヤ用の竿を作るためにおっちには10本からの竿を渡して試釣を繰り返したという。「おっちは巧かったねぇ。」という言葉に竿を振るう金太郎さんのような風貌の佐藤船長の姿が浮かんだ。彼の竿先を見つめていても私が中りを見つけることはできなかったが、次々とタイを釣り上げてみせた。釣り上げたタイを私の足元に投げるので「ありがとう。」と礼を言うとにこっとしていたっけ。1つテンヤは佐藤船長に教えてもらったのだが、釣り船業をやめるまでは㐂栄丸だけに通っていた。当時は5号以上のテンヤは持っていなかった。そのことを告げると「ああ、おっちは5号以上は必要ねぇなんて言ってたねぇ。」と返ってきた。
 ニットウを辞するときに思い切って尋ねてみたがおっちの所在は不明とのことだった。

ニットウ本社来訪

 2日の大原釣行は7月25日以来だった。竿先だけに集中して、小ぶりだが10枚を釣りあげて頭になれた。外道はイナダにイサキ。そして・・・・トップガイドをぽっきりと折るというおまけつき!小鯛を掛けた時にどう竿を取回したのか解らないのだが、道糸を竿先に絡めてしまいトップガイドのところから折ってしまったのだ。ダメもとでニットウにTELしてみると「治せますよ。調子もほとんど変わりませんよ。」というあっけにとられるような拍子抜けするような応対だった。そこで午後、痛い背中を騙しだまし松戸市大橋まで㐂栄丸スペシャル250を持参した。
 1階は竿にするのだろう竹が所狭しと干されてあった。2階に向かって声を掛けたが応答がないので電話で来訪を告げた。現れた方は社長?14日までは仕事が立て込んでいるが9月中には直しますとの快諾を得た後は250開発の話や竿の構造の話と現在の主力製品の一つテンヤ真鯛 SUPERMAX GAME240の実物を見せていただきニットウを後にした。240、中々の業物とみた。う~ん、欲しい!

尻手ロープは必須!?

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 昨日の大原沖、テンヤマダイ一式を大原の海に進呈?以前奥と新幸丸に乗った時、奥の隣のご婦人も進呈したことがあった。ややしばらく有って、奥が何やら格闘している。上がってきたのはステラ付きのテンヤマダイ一式だった。幸運なご婦人だったのだが、と同時に動いているようでも船は大して動いていないんだなと実感したのだった。度々そんな幸運があるはずもなく以後は借り竿で釣っていた。しかし最後の最後に立派な石鯛を釣り上げていた。私ではなく、反対舷のレディです。テレビなどでは尻手ロープは付けていない。その悪しき影響だろうか?私はフグ竿にもアコウ用の竿にもそれなりのロープで船体に結び付けている。ロープが邪魔になるときもあるのだが、赤貧にあえぐ年寄りには必須アイテムの一つである。
 昨日のタイは年寄りに優しかった。クックッと竿先を振るわせた後ググーッと引き込む。優しいんではなくトロかった?クックッと来たところで竿をあおると大抵鉤掛かりした。一日を通して27m前後を流していたが小気味良い引きを堪能してさせてもらった。300gから500gという絵に描いたような秋鯛だったが十分満足することが出来た。やはり中りが多いと楽しい。
 5時ちょっと前から11時まで、竿先だけをじっと見つめつづけたので、眼はさすがに疲れた。帰りは目をつむって休めた。
 ロッドは㐂栄丸スペシャル250、リールはシマノステラ3000。道糸は0.8号、リーダー2.5号、テンヤはダイワの4号、蛍光G。小鯛だったのだがどうしたわけか道糸が竿先に絡みトップガイドを折ってしまった。絡みを解いて巻きとったが、リーダーの結束部分で巻けなくなりあとはリーダーを手で引き上げるという手釣りスタイルになってしまった。新幸丸だけで79回、長岡丸で数回、幸丸で数回、㐂栄丸で38回、計120回はタイに遊んでもらったことになる。その間ずっと㐂栄丸スペシャル250。レコードは幸丸で上げた5.6㎏。竿先も疲労したか?
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