暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2017年05月

イサキ釣り大会、4g差で船中竿頭賞!


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 21日はいすみ市のイサキ釣り大会。今年で12回めだとか。500人くらい参加したようだ。鈴栄丸は16人の猛者を乗せてベタ凪の大原沖へと4時半河岸払い。10時の沖上りまで久しぶりのイサキを楽しんだが、大会初参加の私がまさかの竿頭とは!

 大会は23cm以上のイサキ5匹の重量で競う。最低でも5匹以上釣らないと土俵には上がれない。各船長は数釣りではなく大物狙いポイントを次々と流していく。が、良型ではあるのだが8時を過ぎても4匹。内1匹は立派。「大石さん、5匹釣らないと。」と船長の巻きが入る。「24から22m。その後待って。」と船長の指導が入る。そうか、置き竿釣法ね、と理解はしたのだが気短な私は我慢できない。ついついしゃくってしまう。それでも2匹を追釣して帰港後の検量を受けた。「今のところ1位よ。」と女将さんに言われたが俄かには信じがたい。でもその後私の2125gを越える釣り師は現れず、4g差で鈴栄丸の竿頭になれた。
 
 シマノからの竿頭賞はカタログギフトだった。海産物などの賞品は抽選だったが、これは残念、選に漏れた。理由は抽選権の半券を鈴木新太郎氏の持つボックスに入れたのだが一番に入れてしまったこと。紙の抽選券だったので、底に張り付いてしまったのだろう。竿頭もイセエビもでは虫が良いというもの。惜福の精神が肝要だろう。数は釣れなかったが、全てが良型でウリンボウばかりの50匹よりも満足感があった。味?もちろん、大変美味しゅうございました。外道の花ダイの干物や、JRAの刺身と煮つけも美味しゅうございました。(画像はシマノのHPからお借りしました)





敗戦処理

 昨日は背中の痛みに耐え、お茶の水まで動員で退職者で作る団体のフォーラムに行かされてきた。テーマは会則改正。
 昨年度だか今年度だか299人の退職者中入会者は33名だとか。現職中は散々組織の世話になっておきながら何とも嘆かわしい現状で、組織離れは我々のような経歴者にまで。会員数の減少は会費収入の減少に直結し、事業の見直し、加入しやすくするための会則改正が話し合われた。これって紛れもない敗戦処理。嫌になりますねぇ。関係は全くないけれど、立派な医科歯科大がそびえ立っていました。会員数も資金も潤沢なんでしょうな。羨ましい!
 シャクリや鋭い合わせのいらない、しかも行き帰りはぐっすり眠れるメヌケ釣りに行きたいが、肝心のエサが手に入らない。魚屋に並ぶスルメイカは一匹掛けにしかできないようなムギイカサイズ。こちらも困った!



 
 

これってBUCKET LIST?

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 やっと、念願のネモフィラを観てきた。
 乗り気でない奥の機嫌を取りつつ、7時半に家を出た。途中SAで朝食を摂ったり、次のSAで柚子入りソフトクリームを食べたりして10時半高速の出口へ着いた。が、渋滞。駐車場に停めたのは11時半。いい加減、帰ろうかと思ったほど。釣り師は気が短い!

 HPでは早く来ないと散っちまうぞと書いてあったがまだまだ十分に楽しむことが出来た。金太郎は多くの人に「まあ、可愛い。」と褒められ?撫でられたり、幼子にはシッポをいじくりられたり、中国からの団体さんには盛んに写真を撮られたりしていた。ストレスがたまったかもしれない。私はこれで観たかった花景色が一つ達成できた。




 

4.7㌔のメヌケ!?

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 お向いさんから八丈やら館山?の美味しい魚を都合3回もいただいてしまった。これはお返しをしなくてはいけない。釣りに行く格好の理由が出来たというもの。が、アジの模様は良くないしタイも潮温低下らしいし、イサキは頂いた魚だし、ヤリも終わったようだし・・・釣り物がない!唯一釣り盛っているのは大原は鈴栄丸のメヌケ!これしかないでっしょ!てなわけで土曜日に電話を入れると「満船なんですよぉ。」という期待を裏切る船長のお言葉。電話を切りやけ酒を飲もうとした瞬間鳴るガラ携。表示は鈴栄丸船長。「ん?」と思いながら耳に当てると「あと一人入れましたよぉ。」と船長の声が響いた。早速準備に取り掛かったが、無理をして一人分席を作ってくれたに違いない。

 日曜日、220分に河岸払い。港の外の海は荒れ模様。ややスピードを落としてポイントへ。2時間チョイ走り、第1投を400mの海底に送り込む。大艫で最初の着底が判りずらい。直に近くから巻き上げのモーター音が鳴り、上がってきたのは6点掛けの提灯行列!次の流しでは二人の方が提灯行列!「大石さんだけだよ、みんな型観たよ。」と発破をかけられるが型が出ない。一番下の鉤には先日釣ったヤリイカを付けているというのに。
 3回め、やや小さい中りはあるのだが取り込めない。大艫で一番に投入なのだから海底にある時間は誰よりも長いはず。なのに中りが遠い。中乗りさんに乗っている二人の息子さんが度々そばに来てくれるが芳しくない。

 5投目、「大石さんのそばに行け。」と息子さんに指示する船長の声が耳に入った。この回も中りなし。一人おいた方は毎回空振り無しでお友達と二人で30匹を釣り上げているというのにである。何が、どこが違うのだろう?いやいや、メヌケ初体験では最後の最後の最後に提灯行列を果たしたこともある(13213日「メヌケ初体験…」)。自分を励ましながら最後の6投目を送り込む。息子さんが「もうちょっと・・ト~ン・・・・ト~ン・・・・とした方がいいですよ。」とアドバイスしてくれる。なるほど、底を打つインターバルが大切なのねと納得。今度は「もう少し送り込んだ方がいいですよ。」との指示に送り込み、底を打った途端に今までにない大き目な中りが!二人してメヌケを確信した。

 根掛かりの心配はない海底模様らしいのでさらに送り込むとまたまた明確な中り!さらに送り込んでいる間も竿先が叩かれる。『惜福』という言葉もある。福を独り占めしてはいけない。巻き上げに入る。魚の重みでしばしばリールが止まる。様子を見に来た船長が「もう巻いているのぉ。」とあきれるが「いっぱいついてるよ。」と私。「二つ三つは付いているみたい。」と息子さん。20mをきっても道糸は立っている。行列はなさそうだ。10mになったところで2㌔の錘をロストしたように急に軽くなった。やがて上がってきたのは息子さんのいうとおり2匹のメヌケだった。が、後検4.7㌔と4.5㌔の良型!「これでやっとおっかあに報告できますよ。」と船長も喜んでくれた。何とか釣らせようとやや深いポイント選びの結果だったが、船長と二人の息子さんだけでなく、陸の女将さんにまで心配をかけてしまった。港では「良かったねぇ。」という女将さんの言葉といつもながらの笑顔が出迎えてくれた。




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