昨日の長岡丸。大船長が仲乗りに乗り、「今日は名人級が4人もそろっちゃった。」と言う。どうやら精鋭が乗り合わせたらしく、私なんぞは蚊帳の外!テンヤ竿で楽しもうと勝手に決めた。右舷ミヨシに構えた私、隣の方と、背中の方に挨拶をしたがうむむ、ご両人とも名人と観た!
30分ほど南に走り、25m立ちで実釣開始。昨日は40オーバーだったらしい。しかも皆30cm超えで捌いたM船長は腕が痛くなってしまったとか。こりゃあ期待が膨らみますよ、嫌が上にも。が、今日は刺身で美味いサイズが上がってくる。たま~に特大サイズが。釣っては大きいほうが楽しい。おまけに船下での数が思わしくない。
というわけで、テンヤ竿の出番となった次第。海は凪ぎ!テンヤ竿で思いっきり遠投して広く探ろうという魂胆だ。が、好事魔多しとでもいうのかな?海は凪なのだが払い込みの流れで、着底した時にはかなり船に近づいてしまっている。それでも中りは目感度でも手感度でも訪れる。しかし・・・掛からない。右の名人は順調に数を伸ばしているようだ。後ろの名人は「中りが来ない。」と嘆き、そのうち自嘲気味に「ええ~い、空合わせだ!」と言いつつ掛けるようになってきた。
しばらくテンヤ竿で遊んでいると、M船長が様子を見に来たので「昨日のところに行こうよぉ。」とからかいながら「20かな、スソかな?」と聞くと「竿頭コースですよ、一ケタの人もいるから。」と返ってきた。うっそ~と、俄かには信じられない船長の言葉!それならと165に戻し、遠投して少しでも広く探るようにして0テンションで中りを待った。それでも中りが無いと、チョンチョンチョンと誘い0テンションで中りを待つ。そのまま一呼吸おいてスッと聞き上げたりして掛けた。最後の流しでは独り、入れ掛かりもあって27で納竿となった。頭?頭は右の方で34匹だったかな。後ろの名人は29匹。HPには『10から34。25平均』と載っていたが、上手い人ばかりが揃っていたという意味なのね。それにしても凪の海、中りもあり餌も取られていたのになぜテンヤ竿には掛からなかったのだろう?まだまだ修行が足りませんね。
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