暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2018年05月

小顔の金アジ、再び!

 脂ののった金アジが食べたくて昨日の勘次郎に乗ってきた。本来ならば先週の火曜日に乗るはずだったのだが、日曜から始まった背中の痛みで動けずにキャンセルをいれたのだった。昨日もボルタレンSRカプセルという最強の痛みどめを服用しての乗船だった。

 6時出船なので有り難い。沖上りは12時。有り難い日程である。すべての釣り船が港口に集まり、6時になるや否や全船各自のポイントへダッシュする。そのさまは心が高ぶる一瞬である。

 30分走った後、30mの海底にビシを落とす。すると第一投目から下に向かって心地良い引きがアジを確信させる。期待に違わず中アジが上がってきた。
 10時半ごろ潮止まりで一時中りが遠のいたが、11時には復活した。復活後は大アジが多く、タモの出番となった。66匹を釣り上げ竿頭に成った。小鯵は僅かに2匹だけ。大アジは10匹は居たろうか。前回の反省から、大き目のクーラーを持参したが陸に上がってから氷を足すとほぼいっぱいになった。
 途中反対舷のお客さんからタナを尋ねられた。底を2m切ったところからコマセを降りだし、4mで待っての釣りだった。今回も終盤にタナをロストしたが、今までのようにうろうろせずに基本に戻って釣果を伸ばすことが出来た。昨日の魚はあまり浮かなかったようで、タナは終日4m前後だった。水深は27mから32mを目まぐるしく行き来したが、その都度2m切ってから降り出した。探検丸はこんな時頼れる相棒になる。
 課題もある。一荷が4回。トリプルは0。もっと増えれば一束近い釣果をあげられたのではないか。下鉤に喰ったのか上鉤に喰ったのかは明確なので、上げて待ったり竿先を海中にまで下げて待ったり、ゆっくり巻いたりしたがダメだった。う~ん、数釣りは難しいもんだねぇ。



栽培技術は進化する

 久しぶりに先輩に会って教えを乞うてきた。ここでも技術は進化することを実感した。

 この先輩、結構癖のある先輩で、時に敬遠もしてしまったのだけれど、趣味の世界では私のお師匠さんである。家庭菜園も、狩猟も86歳になるこの先輩と知り合わなかったら手を染めていなかったに違いない、間違いなく。趣味の世界だけでなく職業上でも大きな助けになった。つまり、私の人生を豊かにしてくれた大恩人である。

 トウモロコシの尾花が出たので、アワノメイガ対策でプレバソンという農薬を昨年から使い始めたのだが、雄花や雌花の出穂が一様でないため度々消毒しなくてはならない。家庭菜園とは言えコーンだけで時期をずらせて150本以上植えたので管理も手がかかる。一斉に出穂してくれれば消毒も1回で済むのであるがそうはいかない。そこで新しい農薬の情報など、プロの教えを乞うたわけである。先輩、専業農家である。

 その先輩、デナポンを雄花の出穂に合わせて一つまみ落としてやるだけだというのだ。15年前?一回目の時にたしか使った農薬である。コーン栽培のビンテージ的な薬品というわけだ。後口はまだ穂が出ていないので、デナポンを使うことにして、早速1㌔パックを購入してきた。
 話は他の作物にも及び、播種方法も一粒ずつに変わったというのだ。15年前の教え宜しく3粒ずつ蒔いていたのだが、今の種はほぼ100%出芽するので1粒撒き、出芽しなかったら諦めるというのだ。知らなかった~。コーンはトレイに育苗専用土を敷き2粒ずつ蒔いたのだが、確かに100%出芽した。2本の内の1本を鋏で切って育てて畑に移植したのだが、1粒なら種の購入は半分でよいということになる。残った種は密封して冷暗所に保管すれば翌年も使えるという。農薬もそのように保管すれば5年くらい薬効があるという。農薬はすでにハウス内の冷蔵庫に保管してきたが、種は1年で破棄していた。趣味の世界の事だからコストはあまり考えず、良いものを作ることだけを心がけてきたが、これからはより安価に、より安易に作る方法を探すことも一つの楽しみになりそうだ。そのためには研究と最新技術の収集に取り組まねばならない。

 先週末から背中の激痛に襲われ呻き絶叫しのたうってきた。ボルタレンの助けを借り、何とか動けるようになったので、釣りにも行きたい。でもまずは背中に優しいフグ辺りかな。強い合わせのテンヤ鯛やコマセの釣りはまだ・・・無理だろうな。 

 





長岡丸で5㌔250!?

20180517070119 すみません、残念ながら外道のスズキでした。
 
 最近、午前船がつらくなった。特に夏期は朝が早い。てなわけで午後船が多くなってきた。はい、紛れもなく歳です。
 
  昨日も30m弱だったので、5号カブラから始めると、すぐに中り。幸いに掛けることが出来たがフグ。2投目に500gのマダイ。3投目も同クラスのタイ。入れ食いか!次はチビカサゴが2回連続できたが、これはリリース。中りが遠のいた途中で遠投して引きずってくるとすぐそばでグッと竿が止められた。やり取りの末に上がってきたのは後検5250の立派なスズキ。日が傾いてからまた中りが集中してタイを追釣した。終わってみれば500gクラスが6枚にスズキ、花ダイ、マコガレイ、フグと多彩な釣果に恵まれた。
 潮回りの時、他のお客さんと情報交換をしたが、生きエビでないと釣れなかったようだ。タイラバには中りが無かったそうだし、竿頭の方は一日を通して5号の赤のテンヤだったそうだ。重いテンヤを使っている人は釣果に恵まれなかったようだし、遊動テンヤも今一だったように思う。私だが、エビが小さいのでシッポにチョン掛けしてよく躍らせてみた。型物こそ出なかったが数に恵まれ、今回も楽しい釣りになった。鯛2枚を残し、あとは妹宅に届けた。

 反対側のお客さんはフグを9匹も釣っていた。錘の色が薄いグリーンの遊動テンヤで、フグを引き付けたようだ。鉤もエビ小さくてフグの口に合ったようだ。私は1匹だった。錘の色は鉛色のまま透明な蛍光塗料を塗ったもので、フグ君のお気に召さなかったようだ。フグの時の参考にしよう。白子はもうチョットといったところか。
 




小さ顔のアジ?

小さ顔のアジ、丸々と太って体高があるために顔が小さく見えるのだ。これがバカウマ!トロアジ!まさにトロケる!一年の内で一番おいしい時期に違いない。10月には味がおちてくるので、精々通いたい。

 木曜日、半年ぶりに金谷の勘次郎丸に乗ってきた。GW明けの平日とあってお客さんは全部で4人という贅沢さ!水深32mで12時までたっぷりとアジ釣りを楽しんできた。

 出船してすぐ、リールのクラッチが下りず焦ったが無理やり下してからは何とか一日もってくれた。昨日に限ってスペアを持参しなかったので焦ってしまい、貸し竿を申し入れたほどのあわてぶりだった。
 最初トラぶった後は中アジ、時に大アジ混じり、そして沖上りまでサバに悩まされながらの楽しい釣行だった。
 
 釣果は中の大から大アジが47匹(小鯵は0匹)にサバ多数(大3匹のほかは港まで樽に入れっぱなし。これが良くなかった?)。頭は常連さんのHさんで、77匹だった。欲のない?私、小さいクーラーを持ち込んだためアジがあふれてしまった。予備に積んであった大きいクーラーに入れ替えて帰宅した。この日も途中でタナを見失い、上げてみたり下げてみたりとあたふたしてしまった。そこで、2m切ってから撒きながら4mで待つと再び中りが来た。迷ったら基本に戻ることだね、やっぱり。
 
 とても食べきれないので、お世話になっているご近所さんや近くに住む叔父宅へ届けた。とても美味しかったとお礼をいただいた。妹たちへも届けたいと思ったが、まずは近くの他人様へ。これが私のポリシー。来週にも再度勘次郎に乗り、旬の金アジを今度は兄弟へ届けたい。脂ののったトロトロの身にびっくりするに違いない。サバだが、大きなものは〆サバにして美味かった。小さ目なサバは干物にしてみたが、残念!これは期待外れだった。血抜き後にクーラーに入れなかったせいかもしれないが、これからはリリースしようと決めた。
 

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