暗中模索、五里霧中、七転八倒の釣り日誌

多趣味な世捨て人が、釣りを中心に幅広く、無責任な独断を掲載。

2019年08月

9時早上がり?

wpid-15671386841622439897459149376459 昨日の30日は鹿島港長岡丸へ。フグに再挑戦。

 佐原?のパーキングエリアを過ぎるとすぐに平野が一望できると同時に鹿島の煙突群が視界に入り、たなびく煙の様子から今日一日の海の上が見えてくる。ウインディでは5時には凪て、12時には風が増すという予報なのだが、2時段階の煙は真横に流れていて上空の風は速そうだった。

 5時5分前に河岸払いして南下。30分ほど走って実釣開始となった。24mの階に送り込むと直に中りがあり、掛けた。が、5mほど巻き上げた辺りでばらしてしまった。遊動幅を10㎝にしたのでバラシは無いはずと思いながらすぐに落としてステイ。竿先に注目するとかすかに2度3度動いたのでスッと聞き合わせると掛かった。これは無事に取り込むことが出来た。昨日は特大サイズばかりで竿先が折れるのではないかと不安になるほど。中型は5匹もなかった。抜き上げるときは水面を引っ張るようにして一気に抜き上げて甲板に軟着陸させた。

 海上は凪だったのだが8時頃から大粒の雨が落ちだし、M船長も「本降りになるよ」と宣言した。魚は順調に掛かり、バレもなく7時にはツ抜けして数を伸ばしていたが雨と歩調を合わせるように中りが減ってきていた。「今日も朝の内だけかな」と一層竿先に注目していると雨は勢いを増し、風が唸りを上げるようになってきた。「こりゃぁ9時早上がりかなぁ」と覚悟を決めたが船長にその気配はない。一匹でも多く釣ろうと中りに集中しているうちに雨も風も落ちてきた。が、沖上りまで強雨は押し寄せる波のように繰り返し襲ってきた。そんな中でバッククラッシュ!0.8号の糸を解くのは手のかかる作業だったが、何とか解いたはずなのに落ちてくれない。時間がかかった果てに糸がラインワンダーの中に入り込んでいるのを見つけた。こんなことが起きるかねぇとぼやきながら外そうとするがこれが何としても取れない。諦めて予備のミリオネアに乗せ換えた。もっと早く気が付けばロスタイムも締められて釣果を伸ばせただろうに。細い糸で激しい雨の中の出来事。爺の眼には厳しいものがありました。釣果は25匹。3つの樽に分散して入っていただいた。クーラーはいっぱいだった

速潮に乗ったフグ!

t_8364_0_190827114020 不動丸の模様が良かったので、その翌日の27日、久しぶりにフグを楽しんできた。が、潮が速かった。黒潮からは遠く離れているのだから、黒潮のせいとは言えないと思うのだが・・・・。

 前日は頭で40匹超えだというので込み合っているかと思えばなんとなんと予約はたった3人だとか。飛び込みの客を入れても4人。大名釣りだね。30分ほど南下して5時半過ぎに実釣開始となった。第一投目から先陣を切って中くらいのフグを釣り上げ、『今日も釣れそうだな』とほくそ笑んだ。しかし、朝の内だけ。。。というパターンが間々多いのも現実。釣れるときに釣っておかないとと念じつつ24mの海底に仕掛けを落とす。船長が嘆いているが潮が速い。潮に乗った時の魚は重い。フグとは思えないほどの重さだ。2匹目は特大サイズだったが重いこと重いこと。入れ掛かりのように釣れた時もあり、ツ抜けに時間はかからなかった。が、そのあとがよろしくない。中りが少なくなってしまった。

 後半は朝ほどではないが楽しませてくれた。後半はスピニングにお出ましを願い、遠投して広く中りを探った。結構中りがあり、掛かるのだが速潮のせいで重い!長い距離を巻き取っているうちにバレが多発し釣果を伸ばせなかった。全部取り込んでいれば30匹は楽に超えられたのではないか。まだまだ修行が…いや体力が足りなかった。次回は遊動幅を広くとった仕掛けも用意しようと思う。絵は船長も認める特大フグです。不動丸のHPからお借りしました。

速潮収まらず!

 明広丸では底が取れなかったようだし、黒潮は大原・勝浦沖スレスレをかすっている。これじゃあ沖は無理だわな。まいったね。海の上にでたけりゃあ北の方か東京湾に行くしかないのかな。でも、ビシや重りをシャクルような釣りは背中が心配で・・・・。ギリギリフグならと思ったけれど、鹿島は頭で10匹ぐらい。半日粘って10匹ではちょっとねぇ。20匹なら飽きないのだが・・・。結局スイッチ一つ、指1本で釣れる釣りしかない。背中がだいぶ良くなってきたかと思えば速潮とは、上手くいかないもんだね。

刈り込みも80%終了!

 日が傾き暑さもピークを過ぎたころから作業に取り組んでいたが、あとわずかになった。というと一反歩もありそうなお屋敷のようだがそんなことはない、80坪ぐらい?有るのかなぁ。素人職人のすることだから一日に2~3mしか進まない。5時近くなってから始め、背中をかばいつつ刈り込むのだがそれでも下着までビッタビッタになって両生類状態だ。血はドロドロだろうね、きっと。脳梗塞のキャリアとしてはマジ恐怖なんだよね。それなら止めよう、ってなわけにもいかないだな、これが。来年は職人さんに頼むしかないかも。

 植栽が終われば体調を整えてゆったりと釣りだね。


 

ジャンボフグの繊細?微小な中り!

 「小さくて至難だった」とは鹿島港は不動丸のブログにしばしば登場する文言だが・・・・。

 確かに小さくて竿先がフワフワッとしたりコツンといった中りは多い。でも知らぬ間にエサを取られてスッテンテンなんてことはない。一日に2、3度は2回目の中りで掛けたり時に3回めの中りで掛けることもあるけれど。さて小さい中りの理由だが、

 1、深さが30mと深いため糸がふけて中りが伝わりにくい。
 2、エサのかじり方が絶妙で、もともと中りが小さい。
 3、仕掛けの水の抵抗が大きい。
 4、。。。。。。
 
 ちょっと考えてみての理由なんだけれど、1に対しては水切れの良い細い糸を使うことでカバーできそうだ。因みに私は0.8号を使っている。リーダーも2.5号。3に対してはお纏りしない限り軽い錘を使用。10号から25号までを持参して潮の速さや釣り師の込み具合で使い分けている。25号は必要ないと思うのだが…。アオヤギも2個をこじんまりと付けている。カットウはサクサスのLかM。LLはいけません。問題の2だがこれには竿選びで対応している。以前何回も書いたけれど、今使っている竿は極鋭の165。いろいろな竿を使ってみて散財をしてしまったけれど、中りを良く出してくれ、竿先がスッとお辞儀して掛かり、掛けた後はジャンボフグの重みに対しても竿がしっかりと受け止めてくれて巻き上げも滑らかだ。私にはこの竿が一番だ。リールはカルカッタの一番小さいやつというより軽いもの。

 知ったようなことを書いたけれど、これは自分のため。最近は何の課題意識も無く漫然と糸を垂れていることが増えた。釣果に固執しなくなったのではなく、緊張感もなくただ釣り糸を垂れていることが増えたように思うからである。これも歳のせいかもしれない。グーと鳴くフグやホウボウに出会うと泣いているように感じてリリースしたくなる(良型以上は決してしないけれどね)。これも歳のせい?来世はフグで生きたまま首を切り落とされるかもねとは長岡丸のI船長との会話である。畑仕事や植木の刈り込みなどで毎日体重が2㌔近くも減るほど汗をかいている。このまま沖に出ると脳梗塞の再発やら熱中症やらで本当にお迎えが来そうである。

 

ラッシュ、再び!?

 鈴栄丸のブログも更新が無く、相変わらず速い潮らしい。というので鈴栄丸よりは灘をポイントとする明広丸に乗ったのは30日の火曜日。これが正解?だったようで、看板のメダイのラッシュに外道の良型キンメが7匹にクロムツが良型4匹という釣果に恵まれることが出来た。

 キンメが釣れたのは最初の2投。底が取れないが下で竿を出している船長から「何メートル?」と確認が入った。「317m」と答えると「止めて、止めて」と指示が出た。「まだ底、打ってないよ」「潮が速いからどこまでも出ちゃうよ」とやり取りの後停めると直にガクガクといったキンメらしい中りが来た。しばらく待って竿の曲りが大きくなったところで巻き取ると7本針に4匹の良型キンメが上がってきた。次の投入でも3匹を取り込んだ。それにしても・・・・船長、なぜキンメの棚に届いているとわかったのだろうか?

 この後大きくポイント移動して浅い240mへ入った。そこでは潮は緩くなっていて海面まで抗い続けるメダイのラッシュが始まった。第一投こそ単発だったがそのあとは一荷にトリプルの連続で数も解らないほど。でも獲物がメダイなので途中で船長にもらってくれるか確認して釣り続けるほどだった。沖上り近くでは流し続けて何回も投入できた。メダイの中に良型クロムツが混じって上がってきた。楽しかったぁ!船長さん、ありがとうございました。
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