㐂栄丸が10月から操業を再開していた。13日の夜、他の船宿のブログを見ていて偶然見つけたのだ。早速翌朝電話を自宅と携帯と両方に入れたがつながらない。やはり…と思っていると間もなく船長から電話が入った。「やってんの?」「やってますよ、今日来ない?」「行く行く!何時?」「11時!」「11時かあ!」「待ってますよ!」「わかった急いで支度するから」てなわけで大原へ車を走らせた。
 11時ジャストに港着!一番最後だったが右舷艫に釣り座を確保してくれていた。走る船の上でコンビニ弁当を掻き込むと直にスローダウンしてポイントについた。水深10メーターである。濁りよし!潮はトロ~り?風は強い。3号テンヤを投入するときれいにエサがとられた。「よしよし、食い気があるようだ。」と一人合点して投入を繰り返す。そのわきで船長は次々と500gクラスを釣り上げる。相変わらずうまいものだ。テンヤは2号?かな。でも2号はちょっと自信が…なぁと思っているとコツッと小さなあたりが来た。すかさず合わせるとタイの真下に引き込む引きが来た。最初ドラグがわずかに鳴ったがあとはそんなこともなく、が、最初の一枚、魚の引きに合わせて丁寧に巻き上げ500gを取り込んだ。私は、竿は60度ぐらいをキープしてやり取りする。この方法が一番バレが少ないように思う。以前、ポンピングでテンションを緩めた途端にばらしたことが続き、以来、ポンピングせず、竿は立てたままやり取りする。魚が走った時など、思わず竿を倒したくなるのだが、ドラグを信頼して、竿は立てたままこらえる。
 この日、一度だけ根掛かりかと思うような中りがあったがほんの1.2秒喜びを感じただけでフックアウトさせてしまった。この時も船長にしっかりと見つかってしまった。実によく見ている。その後、合わせそこなったテンヤを回収しているとき強烈な中りで、案の定イナダがかかった。「竿を倒して竿先までイナダを巻いて・・・・・ハイ!抜いて。」と船長に指示されながら45センチを抜きあげた。このイナダ、意外と脂がのっていて旨かった。ワラサクラスなら一層旨かっただろう。結局タイは500グラムを頭に12枚。と、船長からのご祝儀多数。大原通いが始まりそうである。
 㐂栄丸再開にひと月も気づかなかったことへの反省!それは、情報を二つのHPだけに頼っていたことに尽きる。もっと多くの情報を検索していれば、すぐに知りえたはずである。また、㐂栄丸休業後、一つテンヤへの意欲を簡単に失ってしまったことも、その後の情報収集を怠惰にさせていた。これはわたしの精神的弱さが根っこにあったからである。