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 前回のブログに書いたように、奥の通院やら母の訪問看護の時刻の関係やらで諦めていたタイ釣行が昨日実現した。というのは、奥の診療が思いの外早く終わり、母の看護時刻までに帰宅したのだ。急いで道具をそろえ、飯岡港幸丸に向けて出立!
 11時半に着くと5番目だった。四隅は埋まっていたので、好きな右舷のミヨシ2番に名前を書いた。理想的には1番が良いのだろうけども、仕方がない。タイ釣りではトモよりミヨシのほうがいいと私は思う。大概はトモが潮上になる。だが、タイのように群れている魚種では、エネルギー効率の点からいって活性の高い小型のタイの餌食になりやすい。ダイビングをしている友人の話では、エサを撒くと小魚ばかりがわっと寄ってきてむさぼるように食べるそうだ。大型の魚は、その周りを悠然と泳いでいて、流れてきた食べ残し?をゆったりと、時には素早く食べているそうだ。つまり、トモ1番や2番の釣り人が落としたエビに小型がわっと群がる。大ダイはその光景を横目に見て悠然と泳いでいる。するとそこへミヨシのエビが下りてくる。てなわけで、ミヨシの釣り人の竿が弧を描くのである。ミヨシの良くない点はピッチングが大きくて船酔いしやすいことだろうか。
 午前便の皆さんはクーラー一杯の花ダイを釣ってきたようだ。如何にして花ダイの群れの中の大ダイを針にかけるか!うまい手はないものだろうか!群れのチョイ上か?その下か?
 第25幸丸は実川船長の操船で港を定刻に出発した。フグ釣りを教えてくれた船長だが、タイ釣りでも実川さんの時は2回、竿頭を取らせていただいた。40分ほどでポイントに到着!水深は30メータ弱。皆さんの竿が曲がり、良型の花ダイが上がり始める。午前便より大きいようだ。私にはホウボウ。これはキープ。そのうち花ダイも上がり始めた。が、大ぶりなもの以外はリリースした。明日、つまり今日の天候が悪そうなので、干物は無理と判断したのだ。やがて、真鯛もかかるが手のひらサイズばかりで、これもリリース。29メータの底から回収していると、15メータのところでよい中り!元気な引きにイナダかと思いきや上がってきたのは後検700gのマダイだった。左舷の人がたまたま見ていて「追い上げてきたんですかねぇ。」とおっしゃった。追い上げというよりも、花ダイの群れの上にいたのではないか?タイの視線は前方やや下に向けられている。捕食の時はやや下に向かって泳いでいるはずだからである。テンヤがふわりふわりと落ちてきて、着底してテンヤの動きが止まった瞬間に中りが集中することとも合致する。この時、探検丸の示す20メータから下は真っ赤であった。
 それからは、20メータでちょいちょいと誘って4号テンヤをふわりと落として待つ作戦にした。するとコッツという中り。合わせるが針掛かりしない。まだエビが残っているはずと落とすとまたもコッツという中り。が、これも針掛かりしない。誘った時にテンヤに抵抗感があるので、まだエビも残っているはずだともう一度落とすとやや大きな中り!しめたと竿をあおるとずっしりとした重量感のある手ごたえが返ってきた。次の瞬間海底に向かって突っ込み始めた。竿を立てて巻くが、リールがじりじりと鳴る。船長がそばに来て「タモいる?」と聞く。「うん、1キロは優にありそう、2キロかな?」とやりとりしている間にも少しずつ糸が出ていく。私はこんな時も、竿は立て気味に保ち竿の弾力をフルに使い魚をいなす。㐂栄丸で、「傘をさすように竿を立てて。」と教えられたからだ。そのうち魚の引きも弱まりハリスが見えてきた。しかしこの後も、浅場で喰った魚だからだろうか2度3度と突っ込み、タモに入るまで、抗い続けた。上がったのは実にきれいな、腹パンパンの後検2.3キロのマダイだった(今夜捌いてみると一部色づいた大きな精嚢を持ったオスだった。タイにもイケメンているんですね。)。味をしめ、群れが写ると群れの上際でテンヤを止め誘った。皆さんもお試しあれ!群れがいなくなってからは底を狙った。6時過ぎはリリースサイズだったが、真鯛ばかりだった。針掛かりしない中りの中には中ダイ、大ダイもいたはずである。前回のブログに書いた通り、飯岡もいい調子になってきましたよ。