大原㐂栄丸と連絡が取れた。が、風が強いというし、エンジンの修理とか。今日の乗船はあきらめて、出船の時は連絡をもらうことにした。そんなわけで、今日の午後は2号のハリスに4号のハリスを結んだり、GT28号の針に60号のハリスを結んだりして過ごした。前者は、大ダイにテンヤを飲み込まれた時、歯がハリスに当たった場合を想定しての処置で、村越氏のアイディアに従ったものだ。ますます大ダイとの出会いに心が高ぶってくる。
 後者は、明広丸でイシナギに出船した時の用意である。去年は一本釣り上げるたびに揺れる船上で針とハリスを結んでいたが、今年は楽をしようとの目論見である。レコードの82キロ以上を釣り上げたいとは思ってはいない。が、ハリスのわずかな傷で、ようやく食わせたイシナギをばらしたくはない。
 イシナギに限らず、ハリスには細心の注意を払っている。ハリスだけではない。いつだったか、ヤリイカ釣行の後、道糸がけばけばしくなったていたことを書いたと思うが、以来、道糸にも注意を払っている。11日のヤリイカ釣行では2回も、傷ついた道糸を切って捨て、結び直した。1回は先糸の直うえ、1回はお纏り纏りした時道糸にカンナが刺さったのだが、それだけで撚りがスポイルされてしまっていた。スルメはやらないし、4号で十分だと思ったのだが、お纏りした時は弱いのかもしれない。いやいや、指定の糸が品切れだったので、他の糸で妥協してしまったのだ。その糸自身が原因かも?道糸は途中で前後を巻きなおしたりはするけれども、結構長い間使うことになる。そんなことを考慮すると、最初から充分納得のいく糸を巻いておいた方がいい。以前、明広丸の船長に「糸を選べ」と忠告されたことを思い出した。
 黒潮が大原に日々接近して来ている。魚も低温に慣れてきたころだろう。水曜日あたりはどうだろうか?絶対行くぞ!