食いが落ちた時の釣り方が課題!だなどと前回のブログで書いたが、まさにその通りの展開になってしまった。5時50分、10人の釣り人と中乗りさんを載せて波一つないベタ凪の海を大洗沖へと長岡丸は走った。その間に背中が痛くなり始め、ボルタレンを飲もうか我慢しようかと悩むが、ぎりぎりまで我慢することにして、体を伸ばしたり捻じったりして筋肉をほぐす。
 約50分でポイント着。「はい、どうぞ。ベタ底です。」という船長の言葉に「ベタ底か!よしよし前回の幸栄丸の中乗りさんの釣りかたで行こう。」と決めた。蛍光グリーンを選んだのはなんとなく海が暗かったから。席は右舷ミヨシ1番にわたし。2番に常連さん。3番に中乗りさん。色の選択が良かったのか、直に中りが来て鹿島サイズのフグが上がる。が、この後がスローペースで7時半にようやくツ抜けとなる。もうちょっと喰って欲しいのになとぶつぶつ言っていると中りが頻繁になってきて順調に釣れ始めた。常連さんも中乗りさんもグリーンに変え、中りが増えたようだ。
 数は伸びてきていたのだがそのうち中りが少なくなってくる。海を見ると幸栄丸が隣、やや沖に見える。ミヨシに陣取って特徴ある竿使いは件の中乗りさんだ。やはり、ほぼ空振り無しでフグを抜き上げている。お祭りでも解いているのかたまに姿が見えなくなる。その様子を見ながら常連さんと中乗りさん、それに私のボヤキが始まった。中りもない右舷に比べ、左舷の方はポツリポツリ上がっている。右舷も艫は上がっているようだ。重りを見ると赤なので赤に替え追釣する。それも2、3匹釣ると中りが止まってしまう。どうも右舷のミヨシ寄りは中りが少ないとは3人のボヤキ。中りが少ない中でのさそいが今一つ二つしっくりしない。数少ない中りはほぼ掛けているのだが…。やがて重りを底に着けたまま竿先に集中する方法で追釣し、12時ちょっと前、40匹で沖上りとなった。この日、頭は60匹。左舷ミヨシよりの釣り師だったようだ。長岡丸では船上でフグを捌くので、氷を忘れないようにしたい。
 やはり中りの少ない中での誘いに課題が残った。次回は道糸1号で挑戦してみようと思う。釣ったフグだが刺身用のほかは開きにして一夜干しを作った。白子は2分ゆでて10分そのまま冷まし、氷水に入れて粗熱を取り、ポン酢に漬けた。暮れに採り冷凍しておいたゆずの皮を削って浮かせたので、ほんのりゆずの香りがする。2分間の茹で時間、グラグラと沸騰させてしまったせいか、白子が割れてしまった。ポン酢も少し薄めたほうがよさそうだ。まあ、味付けは好みで。土曜日に長男が取りに来るので、一夜干しと一緒に持たせるつもりだ。