房州の猟友会のフィールド射撃会に参加してきた。千葉からは私も入れて8人が参加した。成績の方だがトラップはいつも通り?5メーターダブルはまあまあ。というのも、クレーピジョンが時間差(0.1秒か0.2秒なのだが)で放出されるというシステムにどうも乗り切れず、二の矢の命中率が上がらない。10メーターはリズムよく当たったり、連続で外したり。トラップ競技への苦手意識のほか、5メーターに比べてにクレーの切れが実際以上に大きく感じられてそれがまたプレッシャーになってしまう。左右に大きく切れていくクレーを追ってチョイ先を撃つ。あるいは大きく上昇するクレーを追って、照星がクレーを追い越した瞬間に思い切りよく引き金を絞るとオレンジ色のクレーが四方に砕け散る。当たった時はこんな感じなのだが、外しだすと、どこを撃てばよいのかわからなくなってきてしまう。多くはクレーの後ろや下を撃っているとわかっているのだけれど。釣りほど熱心には練習してないのだから、当然と言えば当然である。
 トラップの後はスキート競技を2ラウンドした。スキートは好きなので、ワクワクするような期待感があった。が、暑い!とにかく暑い!どこのクレー射場も、弾が飛び出さないようにすり鉢の底にあるからなおさらである。その暑さにも負けず緊張感を維持しつつ撃ち続けた。が、この射場、マーク(向かって右側の低い放出塔)から出るクレーがバックストップの生い茂る草の前を上昇したあと上部の白い岩肌の前を飛んでいく。この草の前を飛んでいるときの飛行線が見えずらいことこの上ない。地元の方々はなれているのだろうけど、2ヶ月に1回しか来ない遠征組は「見えない!」「見えない!」とぼやくことしきりだった。シングルは放出の瞬間から追うので問題ないのだが、左右同時に放出されるダブルでは2番射座と3番射座の、あとから撃つマークを逃げられてしまった。背中を汗のしずくがツーッと伝う暑さの中、そのあとも何とか当ててきたのだが、最後の7番射座で緊張感が、切れた!1番よりやさしくめったに外したことのない7番射座で2枚とも外してしまったのだ。後ろに立つ会長で射撃指導員の「もったいない。」と言う慰めも遠くに聞こえるように響いた。競技の後は2時から近くのドライブインで参加者全員、和気あいあいと遅い昼食を食べた。その後6位のイノシシ肉と参加賞をいただき帰途に就いた。明日からは1週間延期した新島での一つテンヤ釣行である。真夏の海の上で緊張感が持続できるか・・・自信が無くなってしまった。少しでいいから風がほしい。