20120804131032
 27日と3日、大原からタイ釣りに出た。聞けば5メータから12メータとか!「テンヤの号数は?」との問いに「2号か3号ですね。」という返事だった。深いところには行かないとも付け加えられた。保険の意味で4号と5号をこっそり?忍ばせた。リーダーも4メーターと心持ち短くした。何度かテンヤを付け替えると3メーター50くらいになるだろう。
 27日は午後船に乗った。太東沖で300から800グラムを17枚。ほかにリリースを3枚。外道は大きなカサゴとアイナメ。一日を2号テンヤで通したが、3個も根掛かりでロストしてしまった。10メーターの水深で、15メータしか出さないのだから出し過ぎによる根掛かりということはないだろう。が、なぜ?昨日乗った時に船長に尋ねてみたら、「根の荒いところを流すので仕方ないですよ。もっと重いテンヤを使えば根掛かりはもっと増えますよ。」と教えてくれた。前回は連続で釣れたりして数を伸ばすことができたが、2号という軽さが、中りを明確に伝えてくれたことが大きい。コツッという明確な中りだけでなく、もぞもぞとエビをかじっているような中りも竿先に伝えてくれる。重いテンヤではそうはいかない。ゆっくり沈む(感覚的には3号の倍近い時間がかかる)のでタイも落ち着いて口にするのかもしれない。適切ではないかもしれないが居食い?状態か。10メーター前後と浅いうえに竿も255有るので合わせもスィーと聞き合わせるようなあわせが良く針掛かりさせた。
 昨日3日は午前船だけだというので、1時半には起きだして、2時前に車を走らせた。泊まればいいのにと奥には言われたが、新幸丸では現在素泊まりをしていない。満月を南西の空に、金星?火星?を南東の空に眺めながら車を走らせて3時過ぎには港に着いた。4時ちょっと前に河岸払い。中速で大原沖を目指す。20分弱でポイント着。ライトがともされ、楽しい一日が始まった。きれいな朝日が昇り始めたころ、明確な中りに合わせると重量感が伝わってきた。タモを持ってきてくれた船長に「ちょっといいかも。」と言いながら巻き取ると1キロオーバーと思われる綺麗な鯛が上がってきた。そのあと大して間を空けずに、また合わせた途端に竿がグッと抑え込まれた。これは1キロ半はあるなと思っているとそばに来た船長が「さっきよりいい型みたいだね。」と話しかけてくる。「うん、キロ半かな?もう少しあるかな。」と答えているとドラグが鳴って糸が引き出される。やがって上がってきた魚に「おぉ、いい型だ、2キロ以上あるよ。」と言いながらタモ入れをしてくれた。すぐにデジタル秤で計測してくれると、2キロ800ジャスト!ギリギリ大原基準の大鯛だった。船長が〆てえらを切ってくれた。その血抜きだが出刃で切ろうとすると、「鋏のほうがいいよ、出刃だとばらばらになっちゃうから。」と、エラまで切っていただいた。度々リーダーを点検し、少しでも指に当たれば切ってテンヤを結び直した。この大ダイも結び直した直後の釣果だった。リリース7枚(干物を作る予定がなかったので小ぶりな鯛はお帰り願った)、お持ち帰り9枚(425gから1055g。それに2キロ800。)にショウサイフグ1(白子があった)が昨日の釣果だった。この日は2号テンヤを新幸丸で購入して使った。そうそう、「新幸丸2キロクラブ」のシールもいただいた。次は3キロを目指すぞ!
 横流しの時、遠くにキャストしても直に船底に潜り込んでしまうため、3号タングステンを使った。早く落下させようという魂胆だったのだが、釣果には結びつかなかったような気がする。
 小柄で朗らかな女将さんに、朝、まだ暗い中で「大石さん、おはようございます。」とあいさつされたが、2回目で顔と名前を憶えてくださっていたのには恐縮した。帰港した時も「大石さん、おめでとうございます。」とか「大石さん手を洗って。」と声をかけてくれる。釣船業に徹した船宿である。テレビに出演するのは船長と若船長ばかりだが、新幸丸も3代の船長と女将さんによって支えられていた。