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 14日は金太郎を連れて花貫渓谷の紅葉を愛でてきた。6時前出発の予定が7時になってしまった。が、常磐道で一か所災害復旧のために渋滞したほかは道は空いていて快適なドライブだった。北上するに従い道路わきの木々も赤や黄色が目立ち始めた。高速を降りて一般道に入ると「放射能から子どもを守れ」という看板が目に付く。ここは被災地なのだという現実があった。いや、東京湾の青物はかなり高い数値が記録されていたし、太平洋を漂流している瓦礫がアメリカやカナダの海岸に漂着すると、また、新たな放射能問題が起きそうである。1地域だけの放射能被害ではすまないのだ。日本は外国の放射能被害についても補償義務を負うことになりそうだ(加盟・批准しておくべきだった)。
 発電所そばの、空気までもが赤く染まったような見事な紅葉を通過すると間もなくして花貫渓谷駐車場に到着した。しかし、駐車場はすでに満車!仕方なく大北渓谷の方に回ったがここも災害復旧のために交通止め。で、再度花貫渓谷駐車場へ引き返した。幸いピークは過ぎていたようで今度は駐車することができた。
 けんちん蕎麦を食べて腹ごしらえをし、吊り橋の汐見滝橋までの花貫川沿いの800メートルを奥と金太郎とで紅葉を愛でながら歩いた。金太郎に合わせるのでかなりゆっくりペースだ。でも下ってくる人や追い越していく人たちから金太郎に声を掛けられたり撫でられたりしたので退屈はしない。確かに、犬は何頭も見たが、猫は金太郎一人だった。吊り橋の辺りは紅葉が真っ盛りで、絵葉書のようだ。奥と金太郎が吊り橋を渡り対岸に向かって行くところと帰って来る様子をビデオに収めた。ここでも金太郎はモテモテで何人もの人に頭をなでられていた。が、「子どものいない老夫婦なのね、猫を連れて来るなんて。」という陰口が聞こえてきそうだった。吊り橋の先200メートルほど行ったところで空模様がおかしくなってきた。もういいだろうということで駐車場へ戻ることにしたが下り始めて間もなく稲妻が走り雷鳴がとどろいた。金太郎は一瞬びっくりした様子だったが、往路にもまして良く歩く。大粒の雨が落ち始めたところで駐車場にたどり着いた。到着した途端、バケツをひっくり返したような雨になった。予定では大子方面に向かい日帰り入浴をと考えていたのだが、時間的に無理なので、稲敷インターから常磐道に乗り、帰宅することにした。幸い、雨は直に止んだ。途中で「すごい!虹が出てる!こんなに色のはっきりした虹を見るのは初めて!」と奥が叫んだので窓の外を見ると、なるほど見事な虹が出ている。しかも2本!おまけに虹と地面の接点まで見える。日本では赤橙黄緑青藍紫の七色に表現するが、外国では3色ないしは4色に分ける国が多いらしい。常磐道の上り線は何か所もで災害復旧工事のために1車線規制が実施されていた。高速でさえこんな有様なのだから被災地の実態は推して知るべしだろう。
 紅葉狩りは今回で終わりではない!帰ってから折込の広報を見たら、千葉市の紅葉特集で泉自然公園が掲載されていた。そう、翌日は再び金太郎を連れて泉自然公園に紅葉狩りに行ったのである。いずみ橋の下のモミジは花貫渓谷に勝るとも劣らぬほどの見事な紅葉だった。モミジ谷はまだ緑だったので、もうしばらく時間がかかるだろう。千葉県の紅葉と言えば養老渓谷が知られているが、こちらも月末になるだろう。一昨年は29日に金太郎と奥とで行ったが、粟又の滝周辺では大型車は交差できない狭い道なのでかなり混んでいた。時間をずらしていかないと不愉快な思いをすると思う。