昨夜、新幸丸のHPを見たら、今日の5日、午後船が出ることが載っていた。早速予約の電話を入れた。
 大きめのクーラーを載せて家を出、11時に大原着。ゆっくりと支度をしていると新幸丸が帰ってきた。午前船はライトヒラメだったそうで、皆さん何枚か釣り上げたらしい。宮本プロも良い型のヒラメを釣り上げていた。船長に今日のタイの水深を尋ねると、「45メーター前後だから5号でいいでしょう。」とアドバイスをもらった。ところがこれは困った!4号のカブラしかない!ままよと船に乗った。
 12時河岸払い。凪の海を40分走って太東沖の40メーターラインへ。すぐさま4号カブラを落とすとすぐに中り!軽く合わせると小さいだろうがタイの引きが伝わって来た。矢張り小さな小さなマダイが顔を出した。これはお帰り願った。2投目も着底と同時に中り!これはいい型のようだったがタイの絞り込むような引きが来ない。「タモいりますか?」と若船長が聞いてくるが抜けるだろうと思い断った。上がってきたのは・・・赤いには赤いが、やはりタイではなくチカメキントキだった。うねりに合わせて抜き上げた。甘辛い煮魚にするとうまそうだ。
 3投目もクンクンという小さな中りに恵まれた。合わせるとこれも重い。が、重いだけで引き込みがない。案の定JRA、ウマズラだった。
 ここまでは空振り失く釣り上げたのだが、なんとなく嫌な予感が・・・・。この日、4時45分の沖上りまで、入れ食いの流しもあったのだが、とにかく小さい!花ダイだったら充分にお持ち帰りサイズなのだろうが真鯛ではねぇ。14枚?ぐらい釣ったはずなのだが、お持ち帰りは5枚だった。あとはチカメキントキとウマズラ3匹。ウマズラの肝をたたいて鍋のスープにするとコクのある素晴らしい汁ができるので明日の夕飯が楽しみだ。皆さんもお試しあれ。タイもだんだんと深みに落ちてきているようだ。少し重いテンヤやカブラも用意しておこう。