昨日、22日の話である。朝、藤井大兄のブログを開いたら、新幸丸の午後船に乗るという記述!それならと電話を入れて大原行きとなった次第。が、ヤリイカに行ったままだったため、タイの準備の忙しいこと忙しいこと。そんな時は決まって忘れ物をしてしまう。案の定、リールは予備のリールを詰めてしまうわ、手袋もタオルも忘れるわで走り出してから心配でならない。赤信号で止まった時燃料ゲージを見たら空に近い。20日の幸丸、21日の射撃場通いのあと補給しておかなかったのだ。高速手前のGSで補給して飛ばした。ガソリンがじりじりと値上がりしている。きっと船の油代も上昇していることだろう。
 大原着11時35分。リアハッチを空けて合羽を出していると女将さんが荷物を取りに来てくれた。私が最後らしい。急いで船に乗ると、なんと藤井大兄の隣にクーラーが置かれていた。これだけで緊張してしまった。
 海は凪ぎ。セーターだけでも寒くない。いや暖かいほどである(大オニを持つ藤井大兄の後ろのセーター姿が私です)。しかし船は動かない。潮も動かない。4号カブラで始めたが、60メートル立ちで70メートル出して底を取った。が、お祭りしてしまう。船長から重くするようアドバイスを得て、6号にチェンジして送り込むが、中りは遠い。微かな中りに合わせるとお祭りしながらチビ鬼カサゴが上がってきた。リリースしたがこれがお兄さん、お姉さん、両親、叔父さん叔母さんを呼んだのかこのあとは良型鬼カサゴのオンパレードとなった。まず藤井大兄が釣りあげ、右舷ミヨシの方は3匹も釣りあげていた。私も1匹やや小ぶりな鬼カサゴを釣り上げた。ほぼ全員が釣り上げたようだった。これはこれでうれしいのだが、タイが顔を出してくれない。タイ特有のあの引き込みが味わいたくて来たのにである。
 日がかなり傾いたころようやく掛けるが2,3回巻いたところでばらしてしまった。思わずため息が漏れたがすぐ竿先を落とすとまたかかった。隣の藤井大兄が「タイだね。」と保証してくださったが、海底に向かっての引き込みが弱い。半信半疑だったが現れたのは紛れもないタイで、ようやく坊主を脱出できた。と、すぐ、左隣の方がタイを釣り上げ、夕まずめの入れ食いタイムかと期待したがあとが続かない。沖からかなり岸へとポイントを替えたが日没、ジ・エンドとなった。でも、左舷では中ダイが2枚出ているのだから、合わせそこなったりやり過ごしたりした中りの中には中ダイ、大ダイの中りもあったはずである、と考えるようにしている。
 カブラは6号と一時8号を使ったが、持参した竿には6号でも重すぎた。以前にも書いたけれど、5号までで止めておかないと合わせも決まらない。当分は60メーター、70メーターを狙うらしいので次回は硬めの竿を持って行くつもりだ。新幸丸オリジナルの竿がもうじき出るらしいので、1本予約を入れて帰路についた。それにしても深場のタイは難しい!いや、難しいから面白いし価値があるのだ!