今日、12日、2月22日以来のテンヤ真鯛釣行をした。今日の新幸丸は釣り情報の取材が入っていて、右舷はくじ引きで釣り座を決めた。私は運よく、1番を引き、右舷ミヨシ1番に入った。よし、釣るぞと意気込んだのはよかったのだが・・・・。艫には宮本プロ。空模様だが「天気予報のうそつき!」とののしりたくなるような寒い釣行だった。水深は70メートル前後。潮もそこそこで、6番で頑張ってはみたがお祭りで迷惑をかけ、自信が持てなくなった。仕方なく8号をセットしたら、明確に底もとれるようになった。しかし、中りは遠い(エビの使用も1袋だった)。こんな時こそ少ない中りを確実に鉤掛かりさせなくてはいけない。とはわかってはいるのだが、不意にくる中りにはそうそう合わせを入れられない。
 竿の方は5号まで用の柔らかい竿と、6号以上用の硬い竿の2本を用意して船に乗り込んだ。結果は硬い方の竿は使い物にならないということが分かった。中りに鈍感なのだ。と言うわけで軽いテンヤ用の竿を多用することとなった。水深が深くなりテンヤが重くなると、釣趣は著しく変わってくる。浅場を、軽いテンヤで釣るのとは明確な違いを実感した。深場のそれは中りをとらえても、合わせて鉤掛かりさせるというよりも、鉤に載せるというような感じなのである。極端な言い方をさせてもらえば、別の釣り物と言えるほどの違いである。好み的には浅場を軽いテンヤで攻める釣りが面白いと思った。釣果はタイ2枚(一応頭)に、イナダ1本。チビ鬼カサゴ1匹(これはリリース)。新幸丸のオリジナルロッドの完成が待たれる。
 港に帰ってから鈴栄丸に足を運び、先月12日のお礼と鈴栄丸の釣果ブログ掲載の写P2120714真の転載許可をお願いしてきた。勿論、快く了承してくださった。海の男は心が広い!リールも帰ってきたので、次回のメヌケにはぜひ参加したいと思っている。