やっと乗れた!新幸丸にである。昨日、金曜日の午後船に乗ることができた。帰ってきた午前船には藤井大兄と宮本プロが、右舷のミヨシと艫に乗っていらっしゃった。藤井大兄に釣果を伺うと大鯛と思しき魚を2度掛けるも反対側の釣り師とのお祭りに見舞われ、ラインブレイクで逃してしまったとのこと。ではわたくしが…と意気込んで藤井大兄のあと、右舷ミヨシ1番に入った。が、沖出しするほどに風が強まり、波も高くなってくる。50メーターでたまに来る良い中りに合わせがついていかない。エビはぷっつりと食いちぎられている。その後も何度か流すが中りは遠い。その間にもウサギが飛び、周期の短い波が船を襲う。潮はかなり早い。50メーターで、10号のカブラを投入するが2度もしゃくれば着底しないほどだ。そのうち気分が…なんやら…・。ウー完全に船酔いの症状である。何度か飲み込んで頑張ったがとうとう我慢できなくなってコマセをまき散らすが、気分は好転しない。若船長は沖をあきらめて灘に入ったが、それでも風は強く船は舞う。キャビンにはいって横になりたいが、「0は船酔い者」と書かれたHPを見るとけらけらと笑う奥の顔が浮かんできてキャビンにも入れない。コマセを吐き散らしながら頑張ったがウマズラ1匹に終わった。
 船で吐いたのは何年振りだろうか?数年前、明広丸のヤリイカ釣行でもどしたのが直近になるのではないだろうか。あの時もゲロゲロもどしながらしゃくっていたっけ。午後船だというので前の晩、やや飲み過ぎたか?船酔いするほどの波風ではなかったはずなのだが。言い訳は尽きない。若女将からアジの開きを釣り上げて帰路についた。途中でチャーシューメンを食べて家に着いたのは9時だった。
 今日、土曜は中鯛、大鯛の乱舞だったらしい。クソ~!来週、リベンジだ!浅い時にはメリットの少ないタングステンだが、深くなリ、昨日のような早潮の時にはかなり有効なようだ。タングステンの8号、10号を用意しようと思う。それから、今の新幸丸は深場を狙っている。道糸は少なくとも150メーターは必要だろう。200メーター巻いてないと安心できない!皆さん、道糸の残量の確認を必ず行ってから釣行を!これ、若女将の忠告でもある。