本命に巡り合えない釣行が続いている。21日、悶々としながら船宿のHPを見ていると、メヌケ出船の記事。が、気づいた時にはすでにほろ酔い状態。午前1時までに酒が抜けるわけもなくメヌケは断念した。しかし、一度火がついた欲求は収めようがない。ならば午後船にと考え携帯を取り出した。前日まで模様のすこぶる良かった飯岡なら絶不調のドツボから抜け出せるのではないか!しかも集合時間は12時だ。朝にひと仕事できると踏んで、幸丸に予約を入れた。深さを確認すると30メーターだという。願ったりかなったりだ。3号か4号が使えそうだからだ。
 22日(月)、第51幸丸は油を給油して12時45分に河岸払いして一路ポイントへ。凪の海を心地よいエンジン音を響かせながら40分ほど走り、1時半近くにパラシュートアンカーを入れる。しかし、なかなかアンカーが広がってくれない。潮が全く流れていないようだ。ややあってアンカーが利きだし第1投を送り込む。すぐに中りがあり合わせると、1キロ前後のタイが上がってきた。抜き上げるとタモを持った若船長がにこにこして立っていた。「もうこれでいいや。」と話しかけると「花ダイです。」と冷たいお言葉が返ってきた。「ん!」と見ると確かに・・・・。漸くボーズから脱出できたと喜んで、今日はこれでもう十分だと思ったのに…。いやな予感がよぎる。ほとんど同時にかけた左隣の若者はよいサイズの紛れもないマダイだ。すぐその後には2キロをほんの少し欠ける立派な中タイを釣り上げた。4号のカブラから3号、次には2号まで落としたがタイの中りは訪れてくれない。「こんなに流れないのは久しぶりですよ。」と船長は言うが、お隣さんは次々に抜き上げている。カーブフォールを試したり、ボトムキープを試したり、5メートル上まで探ってみたりと手は尽くしたが…駄目である。 
 漸く中りが来たのは5時半になってからのラス前とオーラスの流しだった。右舷では私一人、ほとんど入れ食い状態でよいサイズのタイを釣り上げたが、これ全て花ダイだった。1枚釣れてくれぇ~と祈りながら送り込んだが花ダイに次ぐ花ダイ、またまた花ダイ。花ダイのオンパレードである。でもまあ、最後の2流しは一人入れ食いだったし、この次はきっと本命に巡り合えることだろう。と、ポジティブに考えることにした。