イカは1年魚である。産卵を終えると一生を終えることになる。そんなわけでこの時期のメスイカは卵を抱いている。大きいのがオスで、小ぶりなのが雌である。その雌の食べ方だが、足を抜いて卵を胴の中に残したまま甘辛くさっと煮て食べるのが旨い。生で食べられるほど生きが良いのだから、サッと煮れば十分である。同じように茹でて生姜醤油や山葵醤油で食べるのもいい。大きなオスも身が厚く、食べごたえがあるが、卵を抱いたメスが好きだ。釣っていてもメスが上がってくると知らず頬が緩んでしまう。天気の良い日を選んでもう1回釣行し、メスはクーラーに入れて持ち帰り、オスは沖干しにしたいと目論んでいる。そのうちに、大原の海も好転することだろう。