昨夜のクローズアップ現代はミツバチの大量死がテーマで、ネオニコチノイド系農薬のミツバチへの毒性についてレポートしていた。趣味の家庭菜園では、家族やご近所の方の口に入るものなので、農薬にはかなり注意を払っている。元の地主さんが専業農家で、しかも、研究熱心なのでいちいち助言を仰いでいる。そんなわけで農薬の種類については安心していた。私が気を付けることといったら、作物の様子に注意を払い発病の初期を見逃さないことと、使用する農薬の濃度を厳守することぐらいだ。その他には記録することぐらいで、正直お気楽に構えていた。
 家の庭には食するものはないので、チャドクガや藪蚊の駆除にはスミチオンを多用していた。倍率は1000倍。チャドクガの発生を見逃してしまい、大きくなってしまった時は750倍で使うことが多かった。2、3日前から咲き始めた白萩や椿がコガネムシの食害にあった時も750倍だった。常温生物には影響の少ない農薬で、植物に対して高い浸透性があり、薬効が長く持続するので重宝していたのだが・・・・。庭にはアサガオも植えてあり、毎朝雨戸をあけた時、たくさんの大輪の花で目を楽しませてくれる。勿論というか必ず何匹かのミツバチが飛び回ってスミチオンの混じった蜜を集めている。今朝は「巣に帰れるのだろうか?」とか「死にはしないだろうか?」と心配になってしまった。その時は即効性のある、が、薬効は3日程度のランネートを使おうかとも思った。しかしこのランネートは扱いの難しい農薬で且つ劇薬。実質、市街地での使用は不可である。困った!製薬会社はネオニコチノイド系農薬とミツバチの大量死との間に相関はない、安心して使ってほしいというけれど…。そうそう、福一のときも「大丈夫、すぐに健康被害はない」と言い続けて「ミスター大丈夫」の称号を贈られた学者もいたっけ。専門家や当該企業の主張に反論はできないけれど、少しでも不安が残るのなら安全な方を選びたい。
 今日は白菜とキャベツの苗を移植し、アファームの2000倍液を掛けた。これで収穫まで農薬はかけないで済むはずなのだが。台風が通り過ぎたら大根を200本蒔く予定だ。そのダイコン、昔は9月3日に種を蒔けばよい大根ができると言われていた。が、温暖化が進み、3日では暖か過ぎてアブラムシにたかられてバイラス病になってしまう。それを防ぐにはアブラムシの特効薬であるアルバリンを散布しないといけない。このアルバリンもネオニコチノイド系農薬である。白菜もキャベツも花が咲く前に収穫してしまうのでミツバチへの影響はないけれど、近くに生えているオオイヌノフグリなどの雑草やナバナなど春に花を咲かせる植物に薬がかかる可能性は否定できない。因みに私は気温が下がり始め、アブラムシの活動の弱まる9月中旬に種蒔きをすることにしている。