昨日の新幸丸の午前船は凄まじい釣果だった。10人中9人が大ダイ、中ダイ、良型をそれも複数枚手にしていた。35リッタークラスのクーラーでは帰りに配られる氷の入る隙間がないほどだ。築地の仲買さんの店頭か定置網の船上のよう!いやいや、それ以上だ!水曜日から、木、金、そして今日土曜日と連日の中ダイ、大ダイラッシュ!若船長に「タモ取りが忙しかったろう?」というと、「いやぁ~ほんと、忙しかったですよぉ!」との返事が返ってきた。取材に入っていた釣りビジョンのスタッフもこぼれんばかりの笑顔でカメラを回していた。そのカメラの前で、魚をかざす両手があまりの重さで震えている若者も!う~む、我々午後船グループに魚が残っているだろうかしら?我々の釣果?このネガティブな予想が良くなかった!
 昨日の午後船は小鯛のラッシュ!私が12枚。艫の頭は30枚近い釣果だった。河岸払いの時若船長が「軽いテンヤが良かったみたいですよ。」と教えてくれたのでまず4号。そして3号で釣った結果だ。落として着底と同時に竿先が小さくモゾモゾと振れる。すかさず魚を載せるようにしてしゃくると小気味よい引きが来る。入れ食いの時間もあった。が、小鯛ばかり!若船長と「これが本来の秋ダイだよね。でも1枚欲しいなぁ。」と話しかけると「そうですよね。でも午前が異常ですよねぇ。」と返ってきた。「小鯛の群れの上に大きいのが泳いでいるはずだよね。」「軽いテンヤで上を探ってみるといいですよ。」「うん、さっきから底を切って探っているんだけどなぁ。」・・・・・・しかし・・・小鯛ばかり!いや、大ダイ中ダイの中りを掛け損なっているのだろう。暗くなった6時まで粘ったがついに小鯛ばかりで終わってしまった。富士山に沈む大きな太陽も、海の上に上がった十六夜の月もこの上なくきれいだった。これも釣り師の幸福の一つに違いない。小鯛は開きにするか、から揚げで食べようと思う。