先週4日(金)は港で1時間越えの待機をしたが、風が落ちずに解散となってしまった。帰り支度をしている脇をヒラメ船が三々五々出船していった。
 昨日8日は満を持しての出船となったが、宮本プロとご一緒した。お互い譲り合いながら右舷艫に宮本プロ、艫2番に私が入り、4時半を若干過ぎてから太東沖に向けて河岸払いとなった。
 昨日はタイのご機嫌も良く、1.3キロ(午前船では最高かな?)を筆頭に型の良いタイも交えてに12枚のタイを釣ることができた。欲を言えば2~3キロが1枚欲しかったし、1キロ越えの引きを4、5回味わいたかったがこれは贅沢というもの。そこは次回のお楽しみということになった。
 船長は20メーターから35メーターを流したが、潮が速いので、まめに打ち返すようアドバイスがあった。これは大ダイが期待できそうだ。テンヤも5号推奨ということだった。最初4号テンヤを投入してみたが底が取れないうちにミヨシの方へ流れて行ってしまう。お祭り回避のためしばらくは6号カブラを使った(5号を切らしていた)。隣りの宮本プロはもちろんビンビンテンヤでキロ弱の良型ばかりを次から次へと生産している。どうやって良型ばかりを選ぶことができるのだろう?偶然ですよとはプロの言!途中、フォールで喰わせたが呑みこまれて歯が当たったのだろうか大ダイらしき中りをハリス切れで惜しくも逃しておられた。それにしてもプロはよく打ち返し、シャッとしゃくりナチュラルフォールで釣果を上げている。真似をして打ち返すようにしたら私にも魚が回り始めた。潮が幾分か弱くなってからは4号テンヤで釣果を上げた。3号でも立ちそうだったが、残念、3号を切らしていた。
 沖上りを告げる無線が入り始め、そろそろ片付けるかなと思ったが隣りのプロは黙々とエサを付け替え打ち込んでいる。この時点ではお互い12枚で並んでいたのだが、プロは最後に500gぐらいのタイを釣り上げた。タイムアップを告げるアナウンスまで竿を振り続けるプロの姿を見せていただいたが、魚や釣らせようとする船長への真摯な姿勢を感じた。港に帰る船上での話の中で、平成3年1月から7年3月までプロのお宅の前を通勤していたことが分かリ、一層近親感が湧いた。お互い、入れ食いタイムもあり、空は高く澄み渡り風は心地よく楽しい釣行になった。次回からは宮本プロのように打ち返しを増やし、沖上りのアナウンスまで緊張感を持続させて釣り続けるゾ!