東風が北に振れ、気圧も半日で15ヘクトパスカルも下がって台風の接近を示唆している。夕方4時ころからは台風の雨雲がかかったらしく雨も激しくなってきた。20年?ぐらい前からだろうか関東に接近、あるいは上陸する台風が増えたような気がする。職員を早く退勤させたり、「明朝は最大限の努力を払って出勤を!」などのセリフを口にしたのもここ20年前からのことのように思われるのだ。今や台風銀座は関東?
 専業農家を営む猟友から、枝豆を収穫したので取りに来いと連絡が入ったのは朝7時のこと。雨の降り出す前にやっつけないといけない作業があると急いでいるようなので朝飯を後回しにして参上した。すると軽トラに山と積まれた枝豆が待っていた。ざるに1杯ももらえれば老人3人のわが家では十分なのに、全部持って行けとのご宣託!茹でたら冷凍すればいい、後を引くからすぐ食べてしまう、孫も食べるので消毒は1回もかけていない云々と心を揺さぶる魅力的なセリフが続き、結局コンテナにたっぷり半分にもなる枝豆をいただいた。さらに続きもあって、すぐそばの畑に行き、オオマサリと半立ちをたっぷりと頂いた。帰ってから枝豆と落花生を茹でに茹でて?いる。枝豆は4分だが落花生は1時間かかる。冷めたら小分けして3つの冷蔵庫に冷凍している。ごうごうとうなり始めた強風と激しい雨音を聞きながら今も茹で続けているのである。
 畑の苗には防虫ネットやベタ掛けシートを掛けたが26号の強風に耐えられるだろうか?ビニールハウスは?心配は尽きない。明日の朝が恐ろしい!
 実は今日は大原から出船し太平洋上で釣り糸を垂れているはずだった、荒れる前の荒食いを狙って!が、昨日の夕方「朝6時には4メーターの波の予報ですし、足も早まるようなので明日は我慢してくださいよぉ。」と出船取りやめの電話が入ってしまった。早朝から綱取りをしないといけないとも付け加えられた。はいはい、海の上で一番偉い人は船長です。荒れた後の荒食いに期待しましょう。