悪い予報は良く当たる!母の見舞いをしているうちにも6階から見下ろす眼下の景色は白く染まっていく。盛り合わせ(と言っても、あの美しさはともかく、味は釣り師にはいただけませんねぇ。)を目の前に置き、雪見酒でも呑みたいものだ。一日1万も払うのだからそれくらいはと思うのだけれど、友人は看護婦さんたちに致死量のモルヒネを撃たれるだろうという。まさか、白衣の天使が!看護婦さんたちに失礼だ。
 見舞い帰りの道路は早くもシャーベット状で皆さん恐る恐るといった具合で渋滞していた。
 家に着くと「金太郎がそとに出たがっていましたよ。」という奥の話に、早速抱き上げて玄関の庇の下で降りしきる雪を眺めさせてあげた。体を起こして周りを見渡していた次の瞬間、ご近所の外飼いらしい全身こげ茶の虎猫がすっかり白くなった道路から目の前をサッサーと、床の間のある部屋の出窓方向へと走り抜けて行った。今夜は土庇の下の濡れ縁の下か、母の部屋の前のウッドデッキの下がねぐららしい。そんなわけで3か所ある出窓の下は猫のトイレになり、ねぐらの周りにはマーキングをされてわが家は糞尿の匂いが漂っている。
 ご近所には深夜、野良猫達にエサを与えているご婦人もいるらしい。猫も家で飼い、糞尿の始末は飼い主が行い、外に出すときはリードに繋いで飼ってほしいものだ。
 蛇足・・・・毎朝毎晩、テレビではオリンピックの成果が報道されている。スポーツは見るものか、自らするものだと思っていた。が、ダイジェストで楽しむジャンルもあったんですねえ。