ブログにも書いた凄まじいほどの背中の痛みはかなり和らいだけれど、来週は心臓血管外科の検査が予定されている。そんな折、先輩から飯岡のタイ釣行のお誘い!MRIやCTでは前回の画像と比べても変化はなく、整形的には異常がなかったとはいえいまだ腰の痛みが残っている。だが、先輩からの誘いでは断れない。先月24日の新幸丸タイ釣行以来1月ぶりに飯岡港幸丸でテンヤマダイを楽しんできた。
 4時半に河岸払い。凪の海を心地よいエンジン音を響かせながらポイントへ向かって走る。5時15分、第一投を34メートルの海底へ送り込む。テンヤは5号の蛍光グリーン。風もないのでパラシュートアンカーを張らず、佐藤船長は巧みな操船で糸を立たせる。潮もさほど行って無いようで明確に底が取れる。3号に落とそうかとも思ったが隣の方が8号タングステンだというのでためらっていると一投目から中り!すかさず合わせを入れると・・・掛かった!竿を立てて巻き上げると大した抵抗もなく上がってきたが、次の瞬間突然重くなった。良型なのかな?それにしては引きが定まらないと思っているうちに海面に浮かびあがってきたのは、300グラムくらいのマダイとワカシだ。一瞬隣の方とお祭りしたのかと思ったがそうではなく、孫鉤にマダイ、親針にワカシという一荷だった。こんなことは初めてだ!初体験の縁起物と考えてワカシも血抜きして水氷のクーラーに収めた。オリーブオイルと新タマネギ、生姜を入れたタタキにすれば美味しくいただけそうだ。
 しかし、その後が良くない。釣れて来るマダイはせいぜい300グラム程度。キープとリリースが同じぐらいの割合で、中々型が良くならない。テンヤを3号に換えた後は中りも増え、着底直後の竿先の微かな違和感に合わせを入れると面白いように掛かってくるのだが、ほとんどはハナダイだった。何回か入れ食いタイムもあったが、そんな時もハナダイの割合が圧倒的に高かった。ハナダイも良型以外はリリースし、11時の沖上りをむかえてみればマダイ11、良型ハナダイ10枚、ワカシ1の釣果だった。途中佐藤船長から「28メートルくらいまで反応があります。」というアナウンスがあったのだが、底にこだわってしまったのが型を伸ばせなかった理由かもしれない。しかし、潮が行って無い割には終日中りも多く、楽しい釣行になった。