信じられますか?ツ抜けですよ!ツ抜け!
 お持ち帰り12本(長岡丸の竿頭だったみたい!)、ナチュラルリリース8本(悔しい!)、合わせそこない10!合わせそこないと言っても、テンヤ真鯛のような中りではなく、竿先をググーッと絞り込む中りなのでこれまた悔しい!
 5時に出船して長岡丸は北上。サッカー場を通り越し、白い灯台?の先で第一投を7.5メーターの海底に送り込むが中りは来ない。移動を繰り返し、さらに北上した。中りが来ないまま間もなく7時になろうとしたときに初中りが来た。が、2回転?ハンドルを回したところでばれてしまった。すぐにベイルを起こして送り込むが追い食いはなかった。この顛末をしっかりと船長に見られてしまった。後で船長に「釣り師がばらした時はどこの船長もよーく見てるんだよね。」というと、「またそんな様子ってよーく見えるんですよね、なぜか。」と返ってきた。掛け損なったあとすぐに送り込んで再び掛けることが何度かあったけれど、それもことごとく見られていた。その間にも、左舷艫の方は2本を上げていた。ウィンド釣法は私だけ。あとの6人は一つテンヤを使ったテンヤマゴチだった。次第に中りは多くなり、あちらこちらで竿が曲がり、船長は多忙を極めた一日だった。釣り師同士でタモ取りをしたこともあった。隣りの、テンヤマゴチ初体験の方も5本を上げていた。沖上りの11時半をむかえてみれば先に書いた釣果だった。使ったマナティはMT06ハゼと、MT09ピンクパック、他社のオレンジ、MT01パールホワイトだったが、中りは前2種に集中した。
 きょうは遠投したさきで中りが出るケースが多かった。だからシャッシャッとしゃくった時、中り?ン?テンヤが止められているかな?もしかして中り?と半信半疑で竿をあおって掛けるケースが間々あった。そんな時はかかりが甘くなり、スプールを左手で抑えて追い合わせを入れるのだが、追い合わせを入れた途端にばれることも多かった。そんな時は煽って追い合わせを入れるのではなく、巻き合わせの要領で追い合わせをいれるほうがベターなように感じたが実際のところはどうなのだろうか?マゴチという魚、下あごの方が先に出ている受け口の魚、食わせ方も合わせもちょっと違うな気がしている。
  テンヤマゴチというけれど、特にワインド釣法には合わせの利くルアー竿の方が良いのでは?と船長と話した。