釣り三昧の仕上げである。
 土曜日は新幸丸の午後船に乗って秋鯛を楽しんできた。11時半過ぎに港に着くとすでに席は埋まっていて空いていた右舷ミヨシ2番に入った。右舷ミヨシ4番にいらした藤井大兄と両隣と左舷の釣り師に挨拶をしてセッテングする。が、西からは前線の接近を告げるような低く黒い雨雲がみるみる接近してきた。そんな中を出船して新幸丸は岩船方向へ走った。
 水深14メーターで2号カブラを送り込む。と、中り。合わせるといい感じで断続的に底に向かって引き込むタイの引きが来た。竿を立てて巻くと時折ドラグが鳴る。浅場のタイは意気が良い。まずは坊主解消と、そばに来た若船長にタモをお願いする。タモに収まったのは500gは優に超える桃色が美しいマダイだった。もしかしたら船中1枚目だったかも?2匹目は新一船長のタモに収まった。7~800gのこれも綺麗なマダイだった。3匹目は300gの小鯛だったが「遅く来て3枚も釣っちゃって。」などと冷やかされた。
 フグが良く釣れた。それも良型揃いだった。右隣の釣り師も左の釣り師も次々と釣り上げる。私には昨日のフグがどっさりあるのでお隣さんにもらっていただいた。半分はコモンフグのようだった。解禁の10月が楽しみだ。
 途中、藤井大兄が声をかけてくださった。飯岡の追っかけタイや、竿のことなど話した。緊張してしまい、気が付いたら無暗としゃくり続けてしまっていた。
 釣果はタイ3枚だったが、藤井大兄とお話もできた。心配された前線通過もちょっと雨が降った程度で済み、釣り続けることができた。満ち足りた心持ちで帰宅した。が、奥は実家へ介護に戻っているし、母はショートステイで月曜まで留守。玄関の外にクーラーや竿を運んでいると、2階に閉じ込められている金太郎の呼ぶ声が聞こえてきた。はい、はい、ご飯ね。