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 母がショートスティに行っている間に真鶴を回って網代に泊まり、芦ノ湖を回って金太郎を里帰りさせてきた。

 真鶴では岬までいったが地面が濡れていたので金太郎は抱かれている方が多かった。その後昼食をとった。奥はアジのたたき、私はキンメの塩焼き。奥は「あなたの釣ってくる魚のほうがずっとおいしい。それでこの値段はおかしい!」と言ってくれたが当り前だろうう。網にかかったアジと、釣りアジとを比べることじたい無謀というもの。
 宿はいつもペットホテルのある宿を探すのだが行ってみないとホテルの様子は判らない。清潔なところもあるが、病気をもらいそうなところも・・・・。皮膚病でもうつされた時には長い間苦しむことになる。一番安心できるところは部屋に入れるところなのだがそれがなかなかない。ペンションなら間々あるのだが、年寄り夫婦にペンションはちょっとねぇ。今回は網代に金太郎も泊まれる宿を見つけた。しかも年金生活者にはうれしいリーズナブル!広い部屋の隅にブルーシートを敷いて、トイレや食器、お気に入りのキャリーケージをセットした。部屋の中をあちらこちら匂いを嗅ぎながらパトロールしていたが、やがてケージの中に納まった。私はまずビールを飲み、その後部屋付きの露天風呂で足を伸ばした。目の前の網代港の釣り船と碧い相模湾、暗くなってからは入り江越しに熱海の夜景を眺めながら都合4回もゆったりと入ることができた。
 これでもかというほど出た料理はシニアコースも用意してほしいと話し合ったほど!でも刺身とアワビ、イセエビは特に美味しかった。が、これをほめては料理長がへそを曲げそうなので夫婦の会話にとどめた。

 12時頃、寝苦しくなって目が覚めたので露天風呂に入りしばし熱海の夜景を眺めた。部屋に戻ると隣からなにやら人間の声とは思えぬ異様な叫び声?ヨガリ声?が聞こえてきた。壁が薄いのか声が大きいのか!寄ってきた金太郎の頭を撫でているうちひときわ高い雄叫びの後静かに・・・・なった。若い人はいいねえ、羨ましい。奥?はいっ、隣りで爆睡しておりました、一度だってもハンドルを握らなかったくせに。

 翌日は城ケ崎の吊り橋を渡り、その後大室山に登った。気温が高いせいか金太郎は10メーターも歩くと頑として動こうとしない。抱き上げると肩にしがみついてきた。30分以上もかけて山頂を一周し、次男宅に向かった。