釣りクラブの精鋭?4人の明広丸ヒラメ狙い。釣果は船中14人で3枚が1人、1枚が4人で0枚が9人!私も坊主組という貧果に終わった。私達4人の中でただ独り2キロ超のヒラメを釣ったのはO先輩。私は2.8キロのイナダ。前会長はイナダと大きなサメ2本。現会長はハリス切れが2本。内1本はヒラマサか大ダイらしき中りのようだった(船長談)があとはサメ?私以外の3人は貸し竿での初挑戦の釣果だが、やり取りもあり、それなりだったようだ。
 前日、御宿に電車で着いた先輩3人をむかえて港に直行するとタルの数が14!明日は満席らしい。1号を巻いたリールから2号の糸を巻いたリールに乗せ換える。釣るならミヨシだが、というのはいつもの明広丸は浅場の(5~10m)を流すからなのだが、岸寄りはかなり濁っていたので明日は沖に出ると読んだ。沖ではまだ波が残るので、ミヨシはバッタンバッタンするかもと説明し、両舷のトモにクーラーを置いた。沖で両舷流しなら気楽なトモがいい。でも連日の時化続きだから、底荒れもかなりなもの?悪い条件ばかりだ。
 宿で初挑戦、貸し竿の3人にエサのつけ方、中り、合わせを説明し(畳の上の水練だね)近くで夕飯を食べて8時には就寝した。が、10時には隣りの前会長のいびきに起こされ11時55分まで起きていた。次に目が覚めたのは1時20分。その後は寝付かれずに起床時刻の4時までまんじりともせずに起きていた。大波に加えて寝不足、酔うのではないかとネガティブな気持ちが…。
  定刻に岸を離れたが、すぐにまた接岸した。忘れ物を取りに行っている釣り師がいるとかで、10分遅れで港を後にした。港の中でも揺れていたが、外は案の定大波大波またまた大波、大波に次ぐ大波・・・たま~に小波。明広丸はソナーを使って右へ左へと進路を変えながらイワシの群れを探す。30mで第一投を送り込むがすぐに走り出す。イワシの群れが小さいのだろう。明るくなってくると結構な波。タナもキープしずらい。このころには予定通り?吐き気がこみ上げてくる。しばらくすると左舷艫の現会長が何やらかけてファイトしている。船長がタモを構えているが一気に走られてハリスを切られた。大ダイかヒラマサか?直に前会長のファイトが始まるが船長はミヨシでタモを持っている。自分の竿を5、6回巻いてキーパーにかけ、タモ取りに向かう。魚が回りだしていい型のイナダがタモに収まった。前会長、ニンマリしていた。今日はヒラメですよと添えて自席に戻る。荒れているので、今日は青物だろうねと思っていると底に着く前からグングンぐんと底に引き込む中りが来た。合わせるとその時点で回り始めた。でも前会長より大きいようだ。ドラグを使い、引くときは竿を立ててしのぎ海面に浮かせると大きなイナダが海面に姿を現した。船長を呼びタモ取りしてもらった。釣れたというのに吐き気は収まらない。堪え切れず少量もどすがそれでもおさまらない。幸い艫だったので真後ろをむいて直立の姿勢で吐きだす。誰にも気づかれなかった・・・と思うが…。
 その後50mまでいき隣りのO先輩が黒メバルに続いて良型ヒラメとマトウを上げた。ヒラメをそのままクーラーに入れようとして「大石さんに〆方を教えてもらいな。」と船長の指導が入った。エラを切り、背骨を首と尾で切断してタルに入れて血を抜いた。足元に転がしたままのイナダを見た船長が「大石さん、サンパクは氷に入れないの?」と言うので「氷を取りに行くのが面倒でさあ。」と答えると「言えばいいのに。」と船長。「この気温なら日陰に入れ、水をかけていれば大丈夫さ。」と私。「今夜、明日あたりに食べるならその方がいいかもね。」と船長。実のところは船酔で船首のクーラーまで取りに行く気になれなかっただけなのだがそれは白状しなかった。
 明広丸では前の船の時に、船長と二人でヤリイカに行った時も吐したことがある。だがうちの奥は「0は船酔者」の記述を見ると「ハハハ」と笑う。以来、酔っても吐いても横になったり竿を置くことはしない。コマセをまき散らしながらも竿をふるう。昨日も沖上りまでに5回ぐらいもどしたが仕掛けを作り、竿を振った。奥よ、この努力を誉めてください。