20150901150712

 Drストップが解けて昨日はほぼ2か月ぶりに沖に出ることが出来た。しかし、6人中4人は大ダイ中ダイの歓迎を受けたというのに、艫の二人はせいぜい1㌔止まり。私は500g、700g、800g、900gに大イナダという貧果!夕べは疲れからかぐっすりと眠ることが出来たが、一夜明けた今日になって悔しくて悔しくて!リベンジを誓うも筋肉痛の追い打ちが…。


 4時半の集合時刻に間に合った5人で釣り座のくじを引くと1番くじ。前後左右にテンヤを投げられる右舷艫1番を選んだ。今にして思うとこの抽選で運を使い果たしてしまったようだ。

 6人そろったので445分に女将さんと大々船長の見送りを受けながら河岸払い。新幸丸は岩船方向に走り、515分に第一投を40mの海底に送り込んだ。テンヤは5号の蛍光グリーン。満潮からの下げ潮でとろ~りと流れているようで、大漁の予感が。しばらくしてコツという中りに合わせると小気味よい引きを・・・ん?上がってきたのは・・・やはり手のひら大の花ダイ。ともあれ船中1番かも。

 その後がよろしくない。カッタクルような引きに合わせると800gぐらいの良型真鯛が来た。次も着底した途端に道糸が走りあわてて竿を立てるとキロ弱が若船長のタモに納まった。しかし、ミヨシ側では次々と大ダイ、中ダイが上がり始めたというのに艫の二人(私とYさん)にはキロクラスが来ない。3時方向にキャストしたテンヤが6時方向まで流れてきた途端にドラグを鳴らして一気に走り始めた。道糸が大分(感じとしては丸々1色ぐらい?)引き出されたところでようやく止まり、「やっと来たよ。」と告げながら巻きに入った。何度か一進一退を繰り返した後、テンションが突然0に!回収してみるとテンヤの結び目がほどけたらしくクルクルパーマになっていた。あ~こんなことって…。若船長から「青物ですよ。」と慰められたが何とも恥ずかしい不始末だった。勿論初体験だ。その後もミヨシ側では中ダイが上がり続けている。気分はすっかりブルーだけれど、沖上りが告げられるまでキャストを続けていた宮本プロの姿を思い出しながら竿をふるっていると11時の沖上り、カツカツカツという中りに乗せるようにしゃくると鉤掛かりして500gクラスを取り込んだ。取り込みを確認したところで船長の「しまいましょう、上がりましょう。仕舞ってください」のアナウンスが流れ、復帰第1戦が終わった。振り返るに、3匹は向こう合わせだった。中りに合わせることが出来たのは最初の花ダイと最後の500gだけだった。900gと800gはお向かいさんにお届けした。