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 昨日はお向いさんに勧められた多古町の松山庭園美術館へ行き、庭の紅葉と永谷二三子氏の猫の木芸画、オーナーの此木三紅大氏の作品や収集品を見て回った。奥様?からお茶を入れていただき、初夏の猫の作品を集めた作品展のお誘いも受け、再訪を約束して美術館を後にした。
 昼をとっくに過ぎていたが、飯高壇林に車を回し、重文の総門、鐘楼、鼓楼、お万の方が寄進したという講堂を見てきたが、しゃんとしたムクの鐘楼は品に満ちていて特にすばらしかった。寺全体はうっそうとしたスギ林の中にあり、参道は石畳などで整備はされておらずむき出しの土で、いやが上にも清浄な雰囲気を醸し出していた。若いころは寺巡りなんてと思っていたが、偶にはいいなと思うのは年ですかねぇ。蛇足だけれど、険しい山奥や人里離れた鄙の里に建つ立派な寺社に巡り合うたびに宗教の偉大さに驚かされる。
 久しぶりに歩いたためかまだ治らない腰が・・・・。今回はしつこい!
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