ハナダイばかりが入れ食い!小ぶりな型はリリース。
 2月の乗船客は幸丸会員になれるというので急遽釣行してきた。朝は寒そうなので午後船に乗った。帰ってきた午前船はシブかったらしいが、花ダイはよい人で30ぐらいだったらしい。ハナダイはねぇ・・・・。
 1時間近く走り、27m立ちで一投を送り込む。探検丸には20mから下は何やら魚の影が簾のように映っている。これ皆ハナダイ!周りでも竿が絞られ良い型が取り込まれた。魚影が消えると群れを探し、見つけると釣り再開となった。追っかけハナダイだね、こりゃぁ。一昨年の夏もそうだった。12、3mに浮かび上がった真鯛の群れを飯岡中の遊漁船が追っかけて釣らせたことがあった。船は群れを追って前進しているのでテンヤは8とか10号とかでないとお纏り必死であった。隣りの船ともお纏りするほど各船がしのぎを削った。この時、群れの下を探って5.7㌔を釣り上げたのだった。
 落としていくと着底前にスッと引かれて鉤掛かりした。これなら底まで落とす必要はないと判断して探検丸に写った群れの上、18mで待つ。すると・・・かかった。15mで待つと・・・これも掛かった。しかも型が良い。ならばと13mで待つ。これも良型が上がってきた。というわけで、後半は13mで釣り続けた。
 それにしても20枚以上釣ったというのに真鯛は1匹も上がってこない。なんということだろう。そんなことを考えていると大きく潮回りをした。ウム、お土産十分ということでこれからマダイ釣りなのだなと判断した。しかし中りは遠のき、エビもかじられない。たまに来る中りは合わせそこない、マダイは0という結果で5時45分、沖上りとなった。ハナダイは27か28匹。
 私としては、お土産はなくて良いから終始マダイ狙いで竿を振るいたかった。しかし、何かしらお土産を確保させようというところが幸丸のテンヤタイのポリシーなのだろう。