3日の後8日にも金谷港勘次郎丸に通っていたのだが、8日も釣果は芳しくなくて23匹。頭は常連さんのNさんの87匹でスソは18匹だった。
 陸に上がった後、Nさんにアジ釣りのコツを伺ったところ、「皆さんしゃくった後ビシを落としてしまっている。私はリール1回転分ずつビシを上げています。約60㎝ずつビシを上げ、2mの仕掛けをコマセの中に漂わせるようにしています。」と教えてくださった。Nさんのシャクリは思いっきり大きくしゃくっているように見えたのだが、実は竿はかなりやわらかいムーチングタイプだった。だから水の中でのビシの上昇はリール1回転分の60cmぐらいなのだろう。その大きくゆっくり見えるシャクリを34回繰り返して魚の中りを待つのだが、実際にはしゃっくっているうちに掛けてしまうというのだ。確かにしゃくっているときに掛ければ上顎に鉤掛かりするに違いない。実際Nさんはタモを使わない釣りだった。そして数多く掛ければ大アジも多数混じってくるだろう。 8日に教えていただいたコマセワークを確かめたくて翌日にも釣行したかったが、また背中が痛くて昨日まで自宅でくすぶっていたのだ。ようやく動けるようになった昨日、リハビリにと勘次郎丸に乗ったのだった。

 最初の50mでの釣りではワンピッチジャークよろしくコマセを降り出して次々に掛けましたよ。空振りはほとんどないような調子で。只、小ぶりなのがちょっと残念でしたがね。35匹を釣り上げたところで大きくポイント移動して水深は100mの深場。そうかそうかお土産を確保させておいてこれからは良型狙いなのねと合点した。
 「ハイ、どうぞ。6m切ってね。」と指示が飛び良型狙いがスタートした。ここでは深さを考慮して柔らか竿、ライトゲームを海面から頭上まで大きく振り上げてコマセを撒いた。煙幕と仕掛けがうまく同調しているようで大きな良型アジがライトゲームを絞りながら上がってきた。大きな曲りも強い引きも釣り師を魅了する。が、34匹釣ったところで失速!そこから迷走が始まってしまった。3mを狙ってみたり15m上で待ったりと、船長の指示を無視した勝手ぶりで1時の沖上りを迎えてしまった。背中で釣っていた常連さんは81匹。深場に移ってからは空振り無しだったという。棚は船長の指示通り67mだったそうな。迷ったら基本に戻ることですなと納得したアジ釣りだった。陸に上がってから「しばらく来ないうちに鯵さんが賢くなっちゃって。」と自らの下手さ加減を棚に上げて船長に愚痴ると「鯵も学習しているからねぇ。」と言われてしまった。次は納得の釣りをするぞ!