荒れた後で釣れるはずがない!と、普通は考え釣行は延期する、フグの場合は。
が、摩訶不思議!青天の霹靂か?長岡丸のHPには30いくつかで早上がり。ん、何だ?早上がり~?ほかの船宿では定数だとか。ならば行かねばなるまい!小生、老い先の短い修行の身ゆえほかのことに構ってはいられぬ(「あと何年釣りに来れるだろう?」と聞く私の顔をまじまじと眺めながら「う~ん、あと5年!」と大原の某船長から昨年、宣告をされている)。早速土曜日の予約を入れた。
港に着くとかなり席札が欠けていたが幸い右舷ミヨシが空いていた。その日の潮にもよるのだけれど、フグとヒラメはミヨシから釣れることが圧倒的に多い。明るくなるころにはすべての釣り座が埋まり・・・ついに満船になった。M船長に「30いくつかで早上がりって、何?」と聞いてみた。するとお客さんは2人で「ああ、釣れた釣れた。もういい。眠い、眠い。」とすぐに寝てしまい、竿を出しているのは船長独りだったそうな。なるほどね、そういうわけかと納得した次第。お二人は夜勤明けだったようだ。
昨日は根性を入れて頑張った。取り込みでのバラシは2回だけだったが、ダメですねぇ、掛け損ないが結構あった。陸に上がってきたら「いくつ?」と聞く女将さんに(長岡丸は氷をもらう際に報告する)「44。だめだだめだ、結構通っているのにちっとも上手くならねぇや。」と嘆くと「そんなことないわよ。」と慰められた。お昼を食べながらも一頻りぼやいてしまった。「帰り、気を付けてね。」「眠らないでね。」と女将さんや大船長に見送られながら帰路についた。
HPで釣果を確認すると、頭46。2番竿45匹で、次、44匹が私ともうお一人。いつもの釣果発表はスソと頭だけ。2番竿、ましてや3番竿まで載ることはない。励まされますねぇ。それにしても中りはよ~くわかる仕掛けなんだけどなぁ~、掛けられなかったんだよなぁ~。悔しいなぁ~~~~~。よぉ~し、次回は仕掛けを作り直して頑張るぞ!
- カテゴリ: