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 昨日の新幸丸。集合時間が遅くなり、445分。うれしいねぇ、たとえ30分でも。集合時刻に桟橋で釣り座抽選だし、駐車場に困ることもない。最終的には出港時刻に間に合えばよいのだからお気楽だ。

 朝は強いというわけでは決してないのだが、楽しくて早く起きてしまい、いや、正確には寝ていられないというのが正しくて、1時間半乃至は2時間ごとに目が覚めてしまうのだから、遠足前の小学生状態というのが正しい。勢い、帰りのドライブは睡魔との戦いになってしまう。自動運転が待たれるね、釣りじじいには。

 昨日の抽選は2番で、1番を引いた川口プロチーム3人が右舷艫に入ったので私は左舷艫に釣り座を構えた。
 5時をチョイ過ぎたところで河岸払い。50分走って太東沖で実釣となった。空は少~しだが明るみを増していて、何とか糸の色が判別できる。『こりゃあ良いかもね』と思ったね、老眼じじいは。が、1回目は中りなしで潮回り。2回目。右舷で上がり始めたが、5600といったところか。でも、タモですくってもらっている。孫鉤にでも掛かっていたのかな。そんなことを考えながら着底した5号テンヤをしゃくるとガガガ~というかザザザ~というかザラザラしたような?中りが!『変な中りだな』と思いながら竿を立てると大きく引き込まれた。強めに締めたドラグが度々引き出されるが、それほど大きくもなさそうだ。余裕で海面まで引き上げると予想外に大きい。「船長、タモリクエスト。」とタモ取りをお願いした。上った紅葉ダイは2㌔をチョイ超えていた。久しぶりの中ダイだった。
 その直後は回収しようとして34回巻いたところでヒット。700g前後のタイで、これは抜き上げた。中ダイは底だったがこのタイは少し浮いていたようだ。こりゃあ~と大釣りが期待されそうな雰囲気だった。その後も700gを追釣。25㎝ギリギリでリリース2枚。ガンゾウ2枚。JRA1匹。巻き上げ途中でのバラシ2回。と楽しい釣行になった。(絵は新幸丸からお借りしました)
 
 凄まじかったのは川口プロの隣で釣っていたお友達。手にしたのは56百グラムのタイを立て続けに釣り上げていた。が、大物を何回かかけていた。掛けていたというのは最後の2㌔以外取り込むことが出来なかったからだ。「よ~く掛けますねぇ、手にするかどうかは別にして。」とは大地若船長のお言葉。アイテムは今を時めくカーリーをセットしたタイラバ。80g辺りでしょうかねぇ。それで底付近で掛けまくっていた。昨日の最強アイテムは間違いなくタイラバだった。隣りのプロをはるかにしのいでいたのだから。1セット、忍ばせておくのも有りかなとは思う。でもね、やはり・・・タイはエビで釣りたい、私は。それも道糸は0.8号、リーダーは2.5号までで。

 私の使ったカブラは新幸丸の5号蛍光グリーン。これも多くは底付近で当たっていた。20mから30m前後に5号は・・・と思うが、私の隣の方は8号。最近は重めのテンヤに好釣果が出ているが、早く底に落とした方がいいらしい。出来る限り軽いテンヤをふわりふわりと落として・・・というのはもう昔の釣法らしい。

 家に帰ったら、お向いさんから1mもありそうな立派なハチビキが届いていた。日曜に八丈で釣り上げたらしい。中ダイを届けようかとよっぽど思ったが、造らねばならない魚があるに違いないと思いなおして、今回は有り難くいただくだけにした。ハチビキ?さすがに1mともなると脂がのっていて美味しゅうございました。