21日の金曜日は鈴栄丸へ。いつもとはポイントを変えてのメヌケ狙い。潮が緩いらしいというので期待は高まります。2時半前に河岸払いして薙ぎの海を2時間。
 4時半過ぎに第1投を送り込むと確かに潮は緩い。緩すぎるぐらい。薙ぎで船の上下動が全くなく着底後の棚キープに苦労?するくらい。例によって大原沖の海底は根が荒く、常に取り直さないと根掛かり必須だから。
 期待した釣行だが、5投を終わっても獲物は黒いアナゴ風な深海魚だけ。こんなはずではと6投目を入れ底を取り直していると・・・来ましたよ、待望の中りが。「大石さん、来たみたいだね」と船長の声が頭上から響く。ミヨシから艫までの竿先を把握する船長の技はいつも不思議⁈職人技だね。一度あった中りは中くらいのベストな中り。メダイほど大きくもないしキンメほど長く荒くもない。一度中りを伝えた竿先は静かだ。そこで底を取り直すとまた中りが。もう間違いない、メヌケだ。2匹はついていそうだ。が、ここで大失敗を犯してしまった。ちょうどおにぎりを食べていたので片手で送り込み糸を出しすぎてしまったのだ。慌てて巻き取るががっちりと根掛かりした模様。若船長が糸を巻き切ろうとするが船が流れず手間がかかった。やっと切れて巻き取るが魚の気配はない。仕掛けの上のほうから切れたらしい。案の上、巻き上げると、一番上の鈎が1本だけ残っていた。船長も「いつもはすぐ巻き上げるのにねぇ」と残念がってくれた。残念無念。7投目も根掛かり覚悟で底を攻め、たびたび根掛かりしたがそのたびに外していたがとうとうはがせずに、今回は錘だけをロスとしてジ・エンドとなった。隣のTさんは単発ながらこの日も2匹を釣り上げた。Tさん、必ず本命を手にしていくから凄い。若船長の釣ったメヌケを頂いたが、早く自力で釣り上げたい。次は28日かな?30日に孫が来るので赤い魚を持たせてあげたい。